所用のために日本橋
ジリジリと肌を焼くような陽射しの中を歩くのは辛いけども、心地良い風が流れているために日陰に入るとひと息つけることが救いであります
いつもだと1時間待ちは当たり前と言うくらいに行列が出来ている『つじ半』でありますが、今日はどうしたことか10人も並んでおらず…
今日はココでランチをするなんて思いは無かったのでありますが、こんなタイミングは滅多にないとその後尾に並ぶことにいたします
入り口の構えもそうですが、1000円ほどの丼を売るお店としては設えが上品でありまして…
このカウンターに座っているだけでも、上等なものがいただけるような気がしてくるのであります
ってことで、これもこちらが人気となっている一つの要因なのではないでしょうか
席に着くと既に用意されているのがお刺身と黄身醤油
オープン当初は鯛のお刺身だったと記憶しているのだけど、今日はハマチでしょうかね?
たっぷりのゴマダレが掛けられたお刺身はそのままいただいてもおいしいのですが、これは後のお楽しみと言うことで手を付けず残しておくことにいたします
そして海鮮丼が登場
松竹梅とランク付けされていまして、最もリーズナブルな「梅」でも生マグロなど9種のネタが使われていまして…
たっぷりの剥き身に塗されるように小さくカットされた赤身やボタンエビにイクラやつぶ貝などなど
そこにキュウリにシャキッとした食感が加わることで一層おいしくいただくことが出来ますね
「竹」「松」とランクアップしますと、カニやウニなどがプラスされるのですが、この「梅」でも十分に満足できる一品ですよ
そんな丼の〆は鯛出汁を注いでいただけるお茶漬けでありまして…
鯛の骨で取ったと言う出汁はとっても風味豊かなモノでして、先に残して置いたお刺身をそれに乗せていただくことで、また新たな一品を楽しむことが出来ます
出来ればわさびも残しておきますと、甘みがある鯛出汁にツーンとした香りが加わって一層おいしくいただけますね
ご飯は完食していても新たに装ってくださいますからご安心を…
雰囲気良し、コスパ高し
もちろん商品も納得なのですが、日常的にこのエリアを利用しているワタシにとっては、1時間以上も並ぶことを考えると気が引けてしまうことも事実
今日のようなタイミングに巡り合った時には迷わず列に着くべきですね
15分ほどの待ち時間で、贅沢な気分になれました
【日本橋 海鮮丼つじ半】
東京都中央区日本橋3-1-15 久栄ビル1F
03-6262-0823