年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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JR山手線東京駅:「ねぎし」    米国産牛肉の輸入緩和で市場拡大しそうな牛タンビジネス

2013-05-12 22:22:50 | 関東
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急に牛タンが食べたくなって…
焼肉屋でいただくソレではなくて、分厚いモノを炭火で焼き上げた仙台式のアレ
ギュッと噛みしめることで旨みが滲み出るタンと麦とろとのコンビネーション 出来れば、青唐辛子の南蛮味噌も添えて…



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東京駅周辺には仙台に本店を持ついくつかの牛タン屋さんがあるのですが、そのほとんどが体験済みでありまして…
八重洲にある「荒」ってお店へ伺おうかと思ったのですが、残念ながら日曜日はお休みであるとのこと
ならば… と、久しぶりに伺うことにしたのは、八重洲地下街にある「ねぎし」ってお店
今ほど仙台牛タンが盛んではない頃、東京で牛タンと言うとこちらの支店を訪ねることが大半だったのでありますが、最近ではちょっとご無沙汰でありまして…



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メニューに書かれた赤タンや白タンの文字
最初はその言葉の意味が分からなかったのですが、赤タンとは赤身中心であるタン先を使ったモノであり、白タンとはサシが入ったタン元が使われているのだとか
歯応えがうれしいタン先も良いのですが、今日は分厚いタンが目当てでありましたので、やわらかい食感が美味しいタン元を厚切りでいただくことにいたします
薄い塩味で調味されていることでタン本来の旨みが引き出され、滲み出る肉汁からは美味しさが溢れ出てきますし、炭火で焼かれていることから表面には芳ばしい香りをいただくことができるモノであります

が、仙台からやってきた行列店と比べてみますと、ミネラルを感じる塩味であったり、とろろの旨みで合ったりという面で、そちらの方に軍配が上がるように思えてしまいます
行列しているから… 仙台のお店だから… と言った先入観は拭えないところでしょうが、そういった臨場感も含めて「美味しさ」であったりしますので…


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駅構内の牛タン屋さんと言えば狭い店内にギッシリと客席を設けたところが多いのですが、こちらのお店はゆったりとしたレイアウトでありまして…
ヘルシーさを感じる牛タンと言う素材の魅力とだけでなく、お隣のお客さまとのほど良い間隔が得られることも手伝っているのでありましょう 
お客さまの大半は女性でありましたし、女性のおひとりさまも目立ちます
このように女性が入りやすい、食べやすいってことを追求していきますと、益々牛タン屋と言うビジネスは面白いものになりそうですね



【ねぎし】
東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下2番通り
03-3281-2188

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