年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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佐土原:「めおと寿司」 親子2代で頑張る寿司屋のサバ寿司

2008-10-10 23:54:56 | 九州・沖縄
宮崎市の北部にある佐土原って町に美味しい寿司屋があると、連れて来てもらった
佐土原と言えば、鰻の名産地でもあり、エビちゃん(蛯原友里)の出身地ということで、チョット有名なところである

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民家風の佇まいがステキなお店は、開業してから30年ほどだとのこと
親子2世代の夫婦が営む家庭的なお店で、大将自らが目利きして仕入れる門川漁港直送の魚や、近隣の海で一本釣りされた魚が自慢のようである

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ステキな器に盛られたお寿司は、まるでキャンパスに描かれているように彩りよく美しい
そして、ひも付きの赤貝 自店で煮た穴子 宮崎自慢の宮崎牛 など、どれを取っても満足できる美味しさであった

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宮崎のお寿司屋さんだったら、何処にでもあるのが“サラダ巻き”
これも宮崎名物の1つでしょうね
カニ身とレタスを細巻にしたシンプルなものだけど、マヨネーズとシャリの甘みのバランスが良くて、これまた美味しくいただけました

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コレがこのお店の名物でもあるようで、店頭のノボリ旗でお勧めしているモノ
〆サバか生サバを選ぶことが出来るそうなので、折角九州に来ているのだからと、生を注文してみた

「サバの生き腐れ」と呼ばれるほど鮮度の低下が早い魚であるため、生食する風習は少ないのだけど、九州では刺身でいただくことも多いのである
それほど、鮮度に自信があるサバなので、全く臭みが無くて、身が締まっていて、昆布の旨味がサバに染みていて・・・
なるほど、自慢の一品に相応しく、素晴らしい美味しさでありました

「秋サバは嫁に食わすな」とも言われるように、これから旬を向かえ美味しくなる魚であるが、九州で獲れるサバの旬は寒サバと言われるように冬が旬なのである

冬に、もう一度お邪魔して、脂が乗ったサバのお寿司を食べてみたい・・・
そんな気持ちが膨らんできた




【めおと寿司】
宮崎県宮崎市佐土原町下田島8966-2
0985-73-3502