何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

12bitラダー回路鋸歯状波でスイープ発振

2018-08-31 18:57:22 | 電子工作

2018/08/31 (金曜日) 晴れたり曇ったり夕方雷雨


出来上がった鋸歯状波発生回路でコルピッツ発振回路の同調バリキャップを
駆動してスイープ発振をさせてみた。
今回の鋸歯状波は12bitバイナリカウンタの出力を抵抗ラダー回路に加えて
発生させている。
前回の8bitラダー回路に比べると16倍精密になっているはずだ。


前回作成した8bitラダー回路基板からコルピッツ発振回路を取り外して
新しい12bitラダー回路基板に取り付けた。





この発振回路から出るスイープ信号をSDR用小型アンテナで受信する。



アンテナで受けた信号を広帯域アンプで増幅してみた。



SDRドングルが受信した信号をPC上のHDSDRで表示する。



テストした結果では12bitラダーの鋸歯状波は8bitのそれと比べるとはるかに滑らかだ。
前回の実験(8bit)では広い間隔で飛び飛びにしか表示されなかったスペクトラムが
狭い間隔で表示されている。
細かい観測はまた後ですることにして一応、実験の様子だけを報告します。




コメント (5)
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カウンタ部は完成しました

2018-08-30 17:41:13 | 電子工作


2018/08/30 (木曜日) 晴れ


SN74163(Fully Synchronous 4-Bit Binary Counter)を
使ってカウント開始値とカウント終了値を設定できるカウンタを工作した。
これであの大きくて操作が面倒なTK-85を使わなくても同じような実験ができる。(はずです・・・)

このカウンタを3段接続しているので12bitの計数ができる。
これを使えば以前の8bitカウンタのときよりも細かい段差の鋸歯状波が作れる。(はずです・・・)


2枚の基板を重ねて組み立てる。





縦て使う。





動作確認テスト。
プリセット・カウンターとしては完璧な動作をしてくれた。
だけど鋸歯状波作成の方はちょっと自信が無い・・・・・・



鋸歯状波を出してみた。
これはフルカウント。 0から4095までをカウントして抵抗ラダー回路にデータを出力している。
鋸歯状波は0Vから5Vを4096段の階段状に出力している。(はずです・・・・・)



カウンタ出力の中間の数値間を出力すると(例えば2500~2520の間だけ出力する)
こんな感じの鋸歯状波になる。



テスト中に鋸歯状波の波形がきれいになっているのに気が付いた。

「あれ、どうしたんだろう???」

あれこれ操作してみたが前の様にはならない。
どこか基板の回路で配線が混線していたのかな? 再組立ての途中で混線が回復したのかな??
まぁ、きれいな波形になってくれればありがたい。
(明日また再現するかもしれないけど・・・・・・)


さぁ、次はバリキャップ発振回路を取り付けてスイープ発振の実験をしてみよう。



コメント (2)
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やっと動作してくれた  ー プリセットカウンターを使って鋸歯状波出力実験 -

2018-08-29 21:40:10 | 電子工作


2018/08/29 (水曜日) 曇り



カウント開始数値やカウント終了数値を設定するスイッチ部を工作した。
同じ基板に搭載指定ので超小型のスライドスイッチを使った。
ところがこれが難しい。 あまりに小さくて取り付けづらいことおびただしい。
あれこれ工夫しながら取り付けて工作したがとても手間がかかってしまった。




上側は開始数値設定用。 下側はカウント終了数値設定用。



これを取り付けて基板はできあがった。



基板間をワイヤで接続した。



テストしてみたが動作が不安定だ。 うまく動くときもあるが、全然動作しないときもある。
何でだろう?



どうも、カウンタをリセットする「クリア信号」が必要みたいだ。
組み込まなくてはならないけど、どうしよう!?



基板間を接続した信号線を切断してクリア信号回路を追加した。









おーっ、やっと動き始めた。 これはカウント0から最大値(4096のはず?)までの鋸歯状波



これはカウント開始数をかさ上げして作った鋸歯状波。 波高値は小さくなってグランドレベルから
高い位置からスイープが始まる。(+側にバイアスがかかる。) 



まだ数値の設定については研究しなくてはならないところがある。
それはおいおい勉強することにして今日はこれでやめとこう・・・




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こんなブリッジが架かっていた!!!

2018-08-28 20:37:43 | 電子工作


2018/08/28(火曜日) 曇り


基板の配線は完了した。
配線の確認は回路図を見ながらソケット穴からソケット穴の導通をテスターで確認していく。
(今どきのテスターはブザー音で導通確認ができる。)
チェックした個所は鉛筆で塗りつぶしてマークしていく。
配線はOKだ。

次は隣の端子と混線していないかをチェックする。
ソケット穴の隣同士の導通をチェックする。

゛ピー ピー ゛

あれ、これはまずいぞ・・・ 基板を裏返しにしてルーペで確認する。
おーっ、見つけたよ。 ハンダ屑が端子間に乗っかってる。




取り除いてOKだ。


゛ピー ピー ゛

あれっ、また混線だ・・・・・・


端子を見てみたがそれらしいものはない・・・・



でも、テスターのピーピー音は出る。 
よーくみたらこんなところが!!!!!



このブリッジは購入したときからのものだ。
このユニバーサル基板はもう40年以上も前に購入したものだが、その後何度か使い回しをした。
運よく、この端子は一度も使われなかったようだ。


カッタナイフで削ってOKになった。



回路基板は出来上がったが1枚の基板には収まらず2枚構成になってしまったので基板間を接続する
配線が必要になった。
これが結構大変。 そのことは次回に回そう。


コメント (1)
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スパイクノイズ?

2018-08-28 07:30:07 | 電子工作


2018/08/27(月曜日) 晴れ 夜は雷雨


4bitプリセット2進同期カウンタを3段接続して2進・12bitの出力が得られるようになった。
LEDの表示器では誤りなく計数動作を繰り返しているのが確認できた。
そこで抵抗ラダー回路を組み込んで鋸歯状波を出力してみた。

カウンタ部最終工程のラダー回路組込。





オシロスコープで鋸歯状波を観測してみた。



斜面に細いノイズ(スパイクノイズ?)が出ている。



拡大してみるとノイズは等間隔で出ているようだ。



更に拡大してみるとクロックパルスの立ち上がり、立下り(小さいけど)でノイズが出ている。



試しにパスコンを付けてみたけど返ってノイズ(いろいろな)が増えてしまった。
抵抗ラダー回路の入り口にLPFを入れてみれば何とかなるかもしれない。
まぁ、それは後にして次の「終了計数値設定回路」の工作に入った。




何かいらやしいノイズのことが気になって作業は捗らない。
でもここまで来たんだからやるっきゃない。  ガンバローっと・・・・
コメント (2)
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