何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

彩湖で模型ボートを走らせました。

2017-02-27 15:51:48 | エンジン工作


2017/02/26(日曜日) 晴れ


模型ボートを工作するのが趣味のメンバーが集まってそれぞれ自慢の愛艇を浮かべて遊んだ。
朝のうちは強かった風も次第に弱くなって絶好のボート走航日和になり、和気あいあいの
走航会はとても楽しかった。
その様子をどうぞ動画でご覧ください。






コメント (5)
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久しぶりに模型ボートを走らせに行くので・・・

2017-02-25 20:36:00 | エンジン工作


2017/02/25(土曜日) 晴れ


工作友人から模型ボートの走航会のお誘いがあった。
昨年の暮れに参加してからもう2か月になる。
オイらの模型ボートは常に手入れをしないとうまく走らない。
今日はその手入れをした。

先ずパワーの源、ボイラーを点検した。


お釜は大丈夫のようだ。


バーナーの点火もOKだ。



安全弁の点検も大事だ。



弁座をきれいに磨いた。


弁蓋とパッキンもきれいに清掃した。



弁座にパッキンを介して弁蓋で塞ぎ、スプリングで押さえつけて蒸気を漏らさないようにする。



安全弁は2.5気圧ぐらいで作動して釜の蒸気を逃がしてそれ以上圧力が上昇しないようにする。
しかしこれがなかなかうまく作動しない。
圧力が上昇して弁が開くのはうまくいくが、蒸気が逃げて圧力が下がったとき、安全弁はダラダラと
蒸気を逃がし続けて相当圧力が低下しないと弁が閉じない。
何だか「切れ」が悪い、というところかな・・・

そんな作動状況を動画でご覧ください。






エンジン回転テストに入る前に給油器にオイルを満たした。
そして給油口を密閉するネジを締めたが何だかおかしい。
ネジが軽く空回りしてしまう。
もしかすると蓋の内側に半田付けしたナットが剥がれてしまったのかもしれない。





それを修理するには給油器の蓋を外さなくてはならない。
ネジを全部外して蓋をこじったがビクともしない。
きっとゴムパッキンと固着して外れなくなったんだろう。
蓋とフランジの間に細いドライバーを差し込んで力を入れてこじった。
そのとき、給油器を取り付けてある構造全体が動いてズレてしまった。
ケースに固定してあったネジが緩んだらしい。
このエンジンはボートに搭載してからはずーっと手を付けずにいたからネジが緩んだのかもしれない。





これは大変だ。 エンジンのネジが緩んでいたのではいつ故障するかわからないではないか。
ボートからエンジンを下して点検することにした。

この辺りは大分緩んでいた。 ピストンバルブを支える構造体だから大変だ。


給油器は蒸気切替バルブを支える構造体に取り付けてある。 よく見てみればネジだらけだ。



エンジンケース内部もチェックした。


シリンダの取り付けやクランク軸周りは緩みなしだった。 よかった・・・



ケース周りも大丈夫だった。



何だかエンジンケースの上部に取り付けてピストンバルブや蒸気切替バルブを支える構造体取り付けの
締付が甘かったのかもしれない。
水上を走航中にトラブったら大変だった。 早くわかってよかった。


給油器の蓋の裏側はナットが無くなっていた。(後で給油器から吐き出したオイルに中に落ちていた。)
だからネジを回しても全然閉まらないわけだ。




蓋に5mmナットを半田付けで固定する。


今度は丁寧にたっぷりと半田付けした。(高温半田を使用した。)





これで修理は完了した。
ボイラーとエンジンをボートに戻して運転テストを行った。

ちょっと庭の様子を見に行くと何と餌付けしたモズ(♀)が庭木に止まっておやつを待っているではないか。
ボート工作を早く切り上げてモズ嬢の撮影に入った。

ちょっとやることが多すぎる。
午前中は電子工作(超再生受信機でエアーバンドを聴く)、午後はスチームエンジンボート工作、
そして夕方は庭に飛んできたモズのお相手・・・・

あー、忙しい。
こんな調子だからまともなものは作れないんだよ。


コメント (6)
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超再生受信機(回路)の再調整

2017-02-24 12:59:52 | 電子工作
2017/02/23(木曜日) 晴れ


一応、広帯域アンプとフィルタらしきものが出来上がった。
テストの結果では増幅しているのかノイズを発生しているのかわからないような状況だが
実際に超再生受信回路に接続してみることにした。

この超再生受信回路はしばらく使っていなかったのと、電源電圧を9Vに変更したので
調整をやり直しことにした。

回路図はこんなものです。 他励式クエンチング方式になっています。





調整の様子です。
いつもは電波信号源にGDMを使うのですが、壊れてしまったのでNWT-150のVFO出力を
アダプタで変調を掛けてテストしました。





VFOの周波数は120.5MHzに設定しました。



超再生受信機の感度はクエンチング周期とクエンチング発振波形に左右されます。
他励式クエンチングは調整がしやすいです。


VFOの出力に変調を掛けてそれを小さなアンテナから放射すると剥き出しの超再生回路は
それを受信して検波し、アンプからはその音が聞こえる。
何度調整してもこれ以上にはならない(感度は上がらない)。

その調整の様子を動画でご覧ください。





よーし、この状態でエアーバンドを受信してみよう。
室外のベランダに立てた垂直アンテナを接続して受信してみた。
何と、今までにないような好感度で受信できた。
どうしてだろう?
再調整したとはいっても今までに何度も行った調整結果とたいして変わってはいない。
受信状況は驚くような変わりようだ。
電波の伝搬状況が特別良いのだろうか?


そんな受信テストの様子を動画でご覧ください。




こんな調子なら広帯域アンプは不要だ。
でも、この状態がずーっと続くかどうかはわからない。
何しろオイらの工作はその日その日でクルクルと変わるんだからね。




コメント (6)
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グリッドディップメータ(GDM)が壊れてしまった

2017-02-22 15:50:32 | 電子工作

2017/02/21(火曜日) 晴れ 強い北風が吹く


工作中のエアバンド用超再生受信回路を調整しようとGDMから微弱な電波を出した。
いつもの状態に調整してその電波を受信してみたが何だか様子がおかしい。
出力調整用のボリュームを最大にすれば発振をしてグリッド電流は流れる。
超再生受信回路も反応を示す。
しかしこの状態では変調がかからず、低周波出力の確認ができない。
出力調整用ボリュームを弱くして変調を深くしようとするとメータがガクン、と下がってしまう。
発振が停止しているようだ。
ボリュームを回してみると何だかザラついて、段がついたような感じがする。
この前はこのボリュームに付いているスイッチ部分が接触不良になり、その回路を使用しないように
改造したことがある。
このGDMはオイらが若い時に購入したものだからもう50年以上は経つだろう。
そろそろ寿命が来たのかもしれない。

分解してボリュームを取り外した。



Bタイプの50KΩボリューム。 スイッチ付だがスイッチはもう壊れていた。



ボリュームを分解してみた。



スライダーが摺動する抵抗体が擦り減って生地(絶縁物)が現れている。



これじゃダメだ。
でもまだ使わなくちゃならない。
秋葉原に行って仕入れてこよう。

コメント (2)
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工作したアンプとフィルターをPCレシーバーに接続して受信テスト

2017-02-20 20:19:55 | 電子工作


2017/02/20(月曜日) 午前中は晴れその後曇り後雨


何とかアンプもフィルタも出来上がったが果たしてこれで感度が上がるのだろうか?
まず一番信頼がおけるメーカー製のPCレシーバーに接続して確認してみた。





先ず初めにPCレシーバ単独で受信してみた。
これは当然のこと正常に受信できた。(感度が良いのか悪いのかはわかりませんが・・・)





次に工作したアンプをつないで受信してみた。
このアンプはμPC1676Gという広帯域アンプ用ICを2段にしたもので50KHz~300MHzを
約30倍に増幅できる。(はずですがほんとうかどうかはわかりません。)
アンプの電源をオンにするとバンドスコープ上にサイドバンドが強く表示されて大きなノイズが出てきた。
でも、信号を受信すると明瞭な音声で聞こえた。
受信信号も大きくなっている。


その様子を動画でご覧ください。




次にフィルターも取り付けて受信してみた。
サイドバンドは弱くなった。
同時に受信信号も弱くなっているのでフィルターが効いているのか受信信号全体が弱く
(減衰)なったのかも知れない。
受信信号は明瞭に聞こえる。






前回(2月4日)の受信テストではノイズばかりでほとんど聞き取れなかった音声が今回は明瞭に
聞こえるようになった。
今までにそれほど大掛かりな改造はしていないのに何でこんなに良く聞こえるようになったんだろう?
不思議だなぁ・・・

次は超再生受信機に接続してテストしてみよう。(これが本来の目的なんですよ・・・)

まぁ、オイらの実験はいい加減だから明日はもう聞こえなくなるかもしれないけど。





コメント (2)
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