2018/08/16(木曜日) 晴れたり曇ったり夕方一時夕立
オイらが今実験中のスイープジェネレータは発振周波数を変化させるために必要な鋸歯状波を
カウンタ回路と抵抗ラダー回路で作り出している。
カウンタは8ビット(4ビットカウンタ×2)でカウント数は0から255の256段階の
鋸歯状波が出力される。
この回路は直線性の良い鋸歯状波を作り出すが、常に0から255までのカウントを繰り返して
いるのでほとんど0Vから9V近くまでの鋸歯状波を発生し続ける。
それによって作られるスイープ波は相当広い周波数範囲となり、SDRで観測すると観測できる
波形はあっという間に通り過ぎてしまう。
カウントパルスを遅くすると、目的の周波数を発振するまでには相当待たなくてはならない。
何とか目的の周波数付近だけをスイープさせたいと、マイコン(TK-85)によるカウント
制御の実験を始めた。
久しぶりのプログラミング(っていうほどのものではない。 TK-85はマシン語を直接
メモリーに書き込んで動作させるんだからね。・・・・・)
はマニュアルと首っ引きであーでもない、こーでもない、の悪戦苦闘を繰り返してやっと
指定したカウント数(初期値)からカウントを始め、指定したカウントでまた初期値に戻って
カウントを始める・・・ものを作り上げた。
ところが「さぁ、次は本番テスト・・・・・」 とはいかない。
TK-85の出力をスイープジェネレータの抵抗ラダー回路に加えるアダプタが必要だ。
今日はその工作をした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/28/c9467ad6755f657f0ea497f4f8d94a8c.jpg)
LEDの表示は無くてもいいが、あった方が動作がわかって便利だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/85/76fd3ce6c3ff42b76ab1be0a6ab96883.jpg)
TK-85からのレジスタ出力は8ビットだからそれを4ビット×2にして2つのカウンタICの
ソケットに接続する方式にした。
こすれば現在のスイープジェネレータの基板がそのまま使える。
そこでこんな接続コードを作った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ca/2d490c1f831e49cf6f44adc0ea1797ce.jpg)
このコネクタはフラットケーブル用なのでこんなケーブルには使いにくい。
でも、これしか持っていないからこれを使う。 贅沢は言えない・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/12/6b26e2e65f14f86b8af4f996d8c14b36.jpg)
元は信号線は8本(8bit)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/7c/cd70bfa16140400e87104af214178cee.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/58/df7a8f8d1560091d70544baf2c878075.jpg)
先のコネクタは4本だけ接続する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ba/c558323184ff06cb0efb71253ba0b02c.jpg)
出来上がった8ビットを4ビット×2にする接続コード。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c5/69c1824a6f8786a1df5881b6a9f2d21c.jpg)
カウンタICを取り外してこのコードを取り付ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d1/0c4ddfa47f1dbdb9a702ca9bf5a1be1b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/bf/0b0a6d3818c7ae9f90177f99121ebfac.jpg)
頭の中での考えではうまくいくはずなんだけど、どうなるかはやってみなくてはわからない。
たぶん失敗するだろうな・・・
まぁ、いいか、失敗は成功の元・・・ 失敗を恐れては何もできない。
昔の人は好いことを言うよ、まったく。