2017/05/28(日曜日) 晴れ
320MHz帯のエアーバンドを120MHz帯に変換するコンバータを工作しようと
頑張っているのだがなかなか作業は捗らない。
あぁでもない、こぅでもないと、どうでもいいようなことに拘ってくだらない実験を
繰り返しているからだ。
だけど高周波初心者のオイらはそれが面白いんだから、まぁいいかぁ・・・・
320MHz帯のコンバータを調整するにはその電波を出すテストオシレータが必要だろう。
初めのうちは100MHz帯を発振させてその高調波を使えば良いと思っていたが、
100MHz帯ならば手持ちのGDM(グリッドディップメータ)で間に合う。
ここはやっぱり300MHzを発振するテストオシレータを作ってみよう。
工作した100MHz帯を発振するオシレータ。
この高調波を使えば500MHzぐらいまでは取り出せると思う。
何とかして300MHz帯を発振させてみたい。
コイルの巻き数を減らしながら発振周波数を確認していった。
ついにはこんなコイルになった。
テストの様子。 380MHzを発振している。
発振出力はSDRで受信してスペクトラムを確認して探す。
スペクトラムには高調波、低調波が入り乱れて表示されるので目的の信号を見つけるのは大変だ。
信号強度が強くて尖った波形を探していく。
それらしい波形が現れてもダイヤルを回す方向とは逆に動くものもある。
(例えばダイヤルを「周波数が高くなる」方向に回しているのに波形は「周波数が低くなる」方向に動く。)
それはたぶん高調波や低調波だろう。
SDR#での表示はこうなった。
ダイヤルの指示方向に安定して動く波形が目的の信号だろう。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
低い周波数は311MHz。 高い周波数は382MHzだった。
さぁて、次はこの回路をケースに収める工作だ。
どんなケースにしようかな?
シールドも考えなくっちゃねぇ・・・・・