2014/08/31 (日曜日) 晴れ
単動式V4スチームエンジンのピストン換装工作もあと一歩のところまできた。
新しいピストンはプランジャーという棒状のピストンだ。
丸棒そのものがピストンでその終端にコンロッドが結合されるようになる。
その結合にはネジ止めのピン(ピストンピンかな?)で行うのだが、
今回はピンの部分もシリンダー内にもぐり込む設計になっている。
設計では簡単に図面を引いたが、いざ実際に工作することになると、なかなか
面倒だ。
ピストンピンを固定するナットはダブルナットできつく締めて激しく振動しても
緩まないようにしなくてはならない。。
ピストンピンはどんなに小さく作っても11mm以上の長さになってしまう。
シリンダーの内径は12mmだから余裕は極わずかだ。
そのわずか11mmのピンの両側をナットで締めるためにネジを切らなくては
ならないが、この短いピンを固定するのは容易ではない。
ネジを切るためにダイスを回すと、ピンも一緒に回ってしまってネジが切れないのだ。
こんな小さなピンを4個作るだけでかなりの時間がかってしまった。
↓ 2mm真鍮丸棒から切り取ったピストンピンの素材。 ネジを切りやすいように両端を細く削ってある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5b/1bf62a49e3ed8f22f4c967944094af5f.jpg?random=dcce53fd398b1e66ddf63ad589b14037)
↓ 両端に2mmのネジを切ったがこれがなかなか大変。 片方はダブルナットをかますので長く切ってある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/51/50e2c68a8ed67de947b7ea19831d7ff8.jpg?random=033ee222b4ba294a3f06ade0dae7d788)
↓ ピンの片方のナットは半田付けで固定してしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/9a/10a1333ffb83a5f519d8387c2d73321a.jpg?random=219ae53c911e64e16e2b60a85ac252a7)
↓ 片方のナットは半田付けで固定するので緩むことはない(はずです)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/03/edf585b2fe0cbfaa08efc1fa0ec89a2a.jpg?random=8820ba7d6eec9d42cd140b5fab8e67fe)
↓ 出来上がったピストンピン。 取り付け状況をみると、シリンダの面とほとんど一緒だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/cc/3f9e70e3e1c2f2c152b65277c9dfc8ef.jpg?random=c2eb58e7fae3c04bca1118e057748c17)
↓ シリンダーの内側に薄いパイプを嵌めて半田付けで固定する。 ライナーのつもり。
これでロウ付けの高温で歪んだかもしれないシリンダーのことも気にしなくてよい(はずです)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b0/9b6c38a7e48b421f856e587b2835add5.jpg?random=e85a13e100e6f8fbac246a4adef50b1e)
↓ ハンダが流れて気密になったライナー。 出っ張っているハンダ代は切り取って整形する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ea/9885ede7185be645f55752c847fcdd87.jpg?random=0891373dd1dd92c6676c1012cd2cec73)
↓ ハンダ代を切り取るのにも注意が必要だ。 シリンダーを万力などで挟んだらきっと歪んでしまうだろう。
シリンダー内径と同じ丸棒(ピストン素材)を挿入して固定してそぉーっと切り落とす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f1/c6cb51561ee77b504ee9ec2b512efb66.jpg?random=da484578ff539bb45797f0b233259e3b)
↓ ハンダ代を切り落として整形が済んだシリンダー。 残るは蓋をして密閉するだけだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/60/f55f1203d36d83ffce7be35fb4f43fa9.jpg?random=ca4a58da8c35e07ca57f7214f84dd30b)
↓ コンロッドの長さも図面どおりにした。 試しにピストン(プランジャー)に取り付けてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/92/d14f45ac2a02c39269577c416b8ee0c9.jpg?random=fe28c4c7f36766c893e3a7d378872f78)
↓ シリンダーに嵌めてみた。 とても軽く出し入れできる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/5a/3f97e6fdf7901bb5f1d97aa0f25ac4f0.jpg?random=c96ed76b93e3d494c0a6d7f062b291aa)
↓ 出来上がったコンロッド。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/3e/81b6f5c2654b878ac2e9f0b09cf72c86.jpg?random=9861a8c6da0196e7793b7ab3d10b18bd)
これで部品は全部できた。
後はシリンダの蓋を作って密閉するだけだ。
明日は動作確認ができるかな? ガンバローっと・・・・・
単動式V4スチームエンジンのピストン換装工作もあと一歩のところまできた。
新しいピストンはプランジャーという棒状のピストンだ。
丸棒そのものがピストンでその終端にコンロッドが結合されるようになる。
その結合にはネジ止めのピン(ピストンピンかな?)で行うのだが、
今回はピンの部分もシリンダー内にもぐり込む設計になっている。
設計では簡単に図面を引いたが、いざ実際に工作することになると、なかなか
面倒だ。
ピストンピンを固定するナットはダブルナットできつく締めて激しく振動しても
緩まないようにしなくてはならない。。
ピストンピンはどんなに小さく作っても11mm以上の長さになってしまう。
シリンダーの内径は12mmだから余裕は極わずかだ。
そのわずか11mmのピンの両側をナットで締めるためにネジを切らなくては
ならないが、この短いピンを固定するのは容易ではない。
ネジを切るためにダイスを回すと、ピンも一緒に回ってしまってネジが切れないのだ。
こんな小さなピンを4個作るだけでかなりの時間がかってしまった。
↓ 2mm真鍮丸棒から切り取ったピストンピンの素材。 ネジを切りやすいように両端を細く削ってある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5b/1bf62a49e3ed8f22f4c967944094af5f.jpg?random=dcce53fd398b1e66ddf63ad589b14037)
↓ 両端に2mmのネジを切ったがこれがなかなか大変。 片方はダブルナットをかますので長く切ってある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/51/50e2c68a8ed67de947b7ea19831d7ff8.jpg?random=033ee222b4ba294a3f06ade0dae7d788)
↓ ピンの片方のナットは半田付けで固定してしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/9a/10a1333ffb83a5f519d8387c2d73321a.jpg?random=219ae53c911e64e16e2b60a85ac252a7)
↓ 片方のナットは半田付けで固定するので緩むことはない(はずです)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/03/edf585b2fe0cbfaa08efc1fa0ec89a2a.jpg?random=8820ba7d6eec9d42cd140b5fab8e67fe)
↓ 出来上がったピストンピン。 取り付け状況をみると、シリンダの面とほとんど一緒だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/cc/3f9e70e3e1c2f2c152b65277c9dfc8ef.jpg?random=c2eb58e7fae3c04bca1118e057748c17)
↓ シリンダーの内側に薄いパイプを嵌めて半田付けで固定する。 ライナーのつもり。
これでロウ付けの高温で歪んだかもしれないシリンダーのことも気にしなくてよい(はずです)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b0/9b6c38a7e48b421f856e587b2835add5.jpg?random=e85a13e100e6f8fbac246a4adef50b1e)
↓ ハンダが流れて気密になったライナー。 出っ張っているハンダ代は切り取って整形する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ea/9885ede7185be645f55752c847fcdd87.jpg?random=0891373dd1dd92c6676c1012cd2cec73)
↓ ハンダ代を切り取るのにも注意が必要だ。 シリンダーを万力などで挟んだらきっと歪んでしまうだろう。
シリンダー内径と同じ丸棒(ピストン素材)を挿入して固定してそぉーっと切り落とす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f1/c6cb51561ee77b504ee9ec2b512efb66.jpg?random=da484578ff539bb45797f0b233259e3b)
↓ ハンダ代を切り落として整形が済んだシリンダー。 残るは蓋をして密閉するだけだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/60/f55f1203d36d83ffce7be35fb4f43fa9.jpg?random=ca4a58da8c35e07ca57f7214f84dd30b)
↓ コンロッドの長さも図面どおりにした。 試しにピストン(プランジャー)に取り付けてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/92/d14f45ac2a02c39269577c416b8ee0c9.jpg?random=fe28c4c7f36766c893e3a7d378872f78)
↓ シリンダーに嵌めてみた。 とても軽く出し入れできる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/5a/3f97e6fdf7901bb5f1d97aa0f25ac4f0.jpg?random=c96ed76b93e3d494c0a6d7f062b291aa)
↓ 出来上がったコンロッド。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/3e/81b6f5c2654b878ac2e9f0b09cf72c86.jpg?random=9861a8c6da0196e7793b7ab3d10b18bd)
これで部品は全部できた。
後はシリンダの蓋を作って密閉するだけだ。
明日は動作確認ができるかな? ガンバローっと・・・・・