何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

小型ボイラーは失敗か?

2014-04-08 21:06:46 | エンジン工作
2014/04/08(火曜日) 晴れ


オイらは近々旅にでる。
それでその前に小型ボイラーを完成させて晴れ晴れと旅立とうと思って頑張ってきた。 
今日は朝から工作して焚口に庇を付けたり、ボイラー給水時の空気抜きを取り付けたりと
残行程を仕上げていよいよ燃焼テストに・・・・


↓ 水位確認窓(シリコンチューブ)を焚口の高温空気からガードする庇を取り付けた。



↓ ボイラーに給水するときに空気抜きを開かないと水は入っていかない。 そこで金魚飼育用のバルブを取り付けた。




↓ 出来上がったボイラーの部品。 これから組立だ。



↓ いろいろ入り組んでいるから組立てる順番を考えなくてはならない。



↓ 横から見ると構造がわかる。



↓ 運転中のボイラーの温度を測ってみた。 
   ガス噴出口の0.3mmの穴を開けた薄板は半田付け(高温半田使用)なので高温にするわけにはいかない。




テストをして見たところ、何だかあまり圧力は上がらない。
0.2気圧程度しかならない。
こんなはずじゃなかったんだけど・・・・・・・・・・・

そんなことに気を取られてガス噴出口付近の温度が100℃を超えているのに
気が付かなかった。
パチンっという音がして温度計の玉が破裂してしまった。


そんなテストの様子を動画でご覧ください。









↓ 温度計のアルコール液が入っていた玉が破裂してしまった。 ガス噴出口付近は100℃以上の高温になるのだ。
   ここを半田付けにしてあるのだがロウ付けに変更しなくてはならないだろう。




↓ ケースに取り付けた圧電点火(着火)装置も高温になって壊れてしまった。 ケースは130℃以上になる。




あぁーぁ、あんなに頑張って工作してきたのに残念な結果になってしまった。
今度の旅は何だか傷心を抱いての旅行かな?
恋人にフラれて、傷心を癒すための旅行なら色っぽくて好いけど、
ボイラーの具合が悪くてそれでしょんぼりの旅行では、バカバカしくて
お話にもならない。
まぁ、いいか、旅から帰ってきてから考えよう。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完成一歩手前だ・・・・・・    - 小型ボイラー工作 -

2014-04-07 20:05:59 | エンジン工作
2014/04/07(月曜日) 晴れ



工作中の小型ボイラーもやっとここまで来た。
残るは水位確認窓(シリコンチューブ)に直接熱風が吹きかからないように
防熱用ひさしをつければ完成だ。



↓ 圧電点火(着火)器を調べてみた。 どうもこの辺がおかしいみたいだ。 電極を押し込んで接触を良くしてみた。



↓ 電極とバーナーの間に飛ぶスパークは強くなったような気がする。



↓ 火力を調節するツマミ(ガス量調整ツマミ)が小さくて回すのが大変だった。



↓ ツマミを回しやすくするためにレバーを取り付けた。 これでツマミは軽く回せるようになった。



↓ ツマミに力をかけて素早く回したらねじ込んでロック材で固定してあったツマミが外れてしまった。
   運転中にこんなことになったら大変だ。



↓ 回転軸にしっかり食い込むようにホーローセットスクリューで固定することにした。



↓ 3mmのホーローねじで軸にしっかりと固定させた。 今度は外れないだろう。



↓ カセットボンベを保持するホルダーを取り付けた。



↓ カセットボンベが気化熱で冷却してパワーが落ちるのを防止するために加温板を取り付けた



↓ ほぼ完成した小型ボイラー。 燃焼テストをしてみた。



このバーナーへの点火はちょっとしたコツがある。
ガスを目いっぱい出してはなかなか点火できない。
弱めのガス供給でバーナーの表面にガスがもや、もや、と広がったときに
点火スパークを飛ばすようにすると確実に点火できる。
点火したらガス量を増やすようにする。


点火の様子を動画でご覧ください。







↓ 四角釜を載せたバーナー。 ボイラーの焚口から噴出す熱風で水位確認窓(シリコンチューブ)が
   炙られないように庇(ひさし)を付ければ完成だ。




完成まであと一歩だ。
明日には完成できるだろう。
そうしたら蒸気を沸かしてエンジンを回して見よう・・・・と思ったけど
相棒のV4エンジンは調子が悪いからなぁ。
他のエンジンでも回して見よう。
明日が楽しみだ。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完成まであと一歩・・・・・     - 小型ボイラー工作 -

2014-04-06 20:35:24 | エンジン工作
2014/04/06(日曜日) 晴れのち曇り・にわか雨 気温低い



今日は午後から用事があって出かけなくてはならないが、それまで退屈なので
つい、工作を始めてしまった。
工作中の小型ボイラーはあと少しで完成というところまで来て足踏みしているが、
今日は自作のガスバーナーを取り付けたので軽く燃焼テストをして様子を確認した。



↓ 空缶の底の部分を切り取って作ったガスバーナー。



↓ バーナーを流用しようと思って購入した小型ガスコンロに取り付けられていた圧電点火器。 取り付け部分を
   改造して今回の小型ボイラーに取り付ける。



↓ ボイラーケースに取り付けた圧電点火(着火)器



↓ 燃焼状況を確認するために四角釜を外して組立てた。




この圧電点火器(着火器)は火花のエネルギーが低いのかガスには、なかなか点火(着火)できない。
押しボタンを何度も押してやっとガスが燃え出した。
炎の中に赤く燃え上がる部分があり、ちょっと不完全燃焼しているみたいだ。
ガス噴出口の位置調整や空気取入口を修正すれば直るだろう・・・(と思います)


そのときの様子を動画でご覧ください。





テスト中に火力を調整するバルブのツマミが外れてしまった。
その小さなノブはバルブの軸に切ってあるネジに捩じ込んでロック材で
緩まないようにしてあった用だが何回か火力を調整しているうちに
緩んできて火力の調整が出来なくなってしまった。
やっぱり安物はすぐ壊れてしまうように出来ている。
明日直さなくては・・・・・

急に風が強く吹いてきて寒くなって雨も降ってきた。
あっ、もうこんな時間だ。
急いで出かけなくっちゃ・・・・・
そんなわけで今日の工作はここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱遮蔽板を取り付けました    - 小型ボイラー工作 -

2014-04-04 18:55:08 | エンジン工作
2014/04/04(金曜日) 晴れ午後にわか雨



小型ボイラーのケース(筐体)は1mm厚のアルミ板で作ってある。
アルミ板は柔らかくて切ったり曲げたりが楽にできて便利な素材だけど
熱には弱い。
ガスバーナーの炎に炙られれば融けて(燃えて)しまう。
初めて作ったガス焚ボイラーではケイカル板(耐火ボード)で熱遮蔽
していたけど、ケイカル板は何度も炙るとボロボロになって崩れてしまう。
工作友人が耐熱部分はステンレス板を使うと良いと教えてくれた。
そして更に、"百均" で探せばステンレス薄板で作られた適当なものが
見つかると教えてくれた。
それまでは "百均" にはあまり行ったことがなかったけど、これ以後は
かなり頻繁に出入りするようになった。

そこで今回も "百均" のステン薄板材を使った。


↓ "百均"のステン薄板材。



↓ えへへへ・・・ 日本製だよ。 国産品にコダワる実習生でした。



↓ アルミケースの内側にステン薄板の囲いを作ってその中でガスバーナーを燃やす。



↓ アルミケースとステン薄板の間にはスペーサーを入れて隙間を持たせてある。





このぐらいの隙間では熱の遮蔽効果は期待できないだろうがアルミケースに
バーナーの炎が直接当たるのは防げるだろう。



↓ 次はバーナーの取り付けだ。




面倒な熱遮蔽が済んだ。
残るはバーナーの取付け、点火装置(圧電着火)取付け、ガスボンベ保持部の工作ぐらいだ。
ボイラー完成まではあと二日ぐらいかな? ガンバローっと・・・・


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1mm厚のアルミ板ではネジが立てられない・・・・・

2014-04-03 18:57:04 | エンジン工作
2014/04/03(木曜日) 曇り後雨



工作中の小型ボイラーのケース(筐体)やごとくは1mm厚のアルミ板で作っている。
アルミ板は柔らかくて切ったり曲げたりが楽にできるので箱状のケースを作るのには都合がいい。
だけど柔らかすぎてネジを立てることができない。
いや、ネジは立てられるがちょっときつく締めるとネジヤマが崩れてバカになってしまう。
この小型ボイラーは隙間が狭いので手が入らず、ビスとナットで組立てることが出来ない。
内側になるケースにネジを立てておき、外からビスで締め付けて組立てるしかないのだ。
作業前から1mmアルミ板にネジを立てても効かないだろうと思ってはいたが、エンボス加工
すれば大丈夫かもしれない、と工作を始めた。


↓ 雌ネジを切ってケースの組立には外側からビスで固定するつもりだったのだが・・・・



↓ アルミ板にエンボス加工をして出っ張りにネジを切ったが、1mmの厚みでは効果なし。
   ビスをちょっと強く締めたらネジ山が崩れてしまい、全然効かなくなってしまった。



↓ 1.5mm厚の真鍮板で貼付けナットを作ってアルミ板にリベットで固定することにした。
 


↓ ナットの厚みは1.5mmしかないからあまり強くは締め付けられない。 だけどアルミよりは強力だろう。










↓ 貼付けナットをリベット止めしたケース側面板。




↓ これでしっかり組立てられるようになった。






↓ ケース内の鍔(フランジ)に固定した罐を底面から見たところ。
   ケースと罐の隙間にステンレスの熱遮蔽板を設置する。



↓ 天気予報では午後から雨は止むとのことだったが、雨はかえって強くなってきた。
   作業場の足元にも雨水が流れてきて工作がしにくくなってしまった。



これでは仕方がない。 工作はおしまいにしよう。
というわけで今日の工作はここまで・・・・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする