何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

回路変更は手間がかかる

2018-08-27 07:12:32 | 電子工作


2018/08/26 (日曜日) 晴れ


部品箱の中で眠っていたプリセット2進同期カウンタ(SN74163)を見つけたので
作成中の2進非同期カウンタ(SN7493)回路を変更することにした。
このICは足の数が異なるのでソケットの交換からしなくてはならず、結構手間がかかった。
なにごとによらず、変更は大変だ。


途中まで進行していた布線を取り外してソケットを交換。



初めから布線をするときは順序よくやるので作業も楽だが、途中変更は入り組んだ配線をより分けて
作業しなくてはならず、間違い、勘違いの連続だった。



配線図を見ながら配線のチェック。 テスターの導通ブザー音が便利だ。 昔の「ベル通し」が懐かしい。



一応、カウンタ回路だけの配線が完了した。
今度のカウンタはカウント開始数を設定することができるのでTK-85で実行したテストと同じような
ことができる。
何だか期待に胸が躍るが、正常に動作するかはパルスを加えてカウントさせてみなくてはわからない。

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新規まき直し

2018-08-25 18:52:36 | 電子工作


2018/08/25(土曜日) 晴れ


ガラクタ部品箱の中にプリセット可能な2進同期カウンタがあったので
それを使って鋸歯状波発振回路を作り直すことにした。
計数開始カウント値や計数を終了する(再び計数開始カウントから計数を
始める(これを繰り返す))カウント値はスイッチで設定できるように
する。
とりあえずカウンタICを3段に接続してみる。

回路図はこんなものです。

 (画像をクリックすると拡大画像になります。) 








ICの個数も増えたし、カウント数を設定するスイッチは24個にもなる。
これだと基板の数は3枚ぐらいになるかもしれない。
この装置が何の役に立つのかわからないが完成させてみたい。

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プリセット2進同期カウンタの2段接続

2018-08-25 13:06:53 | 電子工作

2016/08/25(土曜日) 晴れ


マニュアルを読んだだけではなかなか理解できなかったプリセットカウンタも
回路を組んで実験しているうちに理解できるようになった。
今日はこのカウンタを2段に接続して計数範囲を拡大してみた。


回路図はこんなものです。



ブレッドボードにジャングル配線。



プリセットした数値から計数終了値まで正しく計数してくれた。



テストは2進の55からAAまでをセットして行った。
10進数なら85~170になる。(はずです・・・・・)

そのテストの様子を動画でごらんください。





こうやれば多段接続することができる。
現在3段接続のカウンタで12bitのラダー回路を作ろうとしている。
これをプリセットカウンタにすればスイープ発振回路の実験がしやすくなる。
回路を組みなおそう・・・・・・

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開始カウントを設定できるカウンタICがあった!

2018-08-24 20:29:54 | 電子工作

2018/08/24(木曜日) 台風20号接近の悪天候


部品箱の中にこんなロジックICがあった。
仕様書を調べてみたらなんと開始カウントが設定できる、と書いてあった。


74HC163と書いてある。
名称からするとカウンタICのような気がする。 



マニュアルを調べてきたら何と開始カウントを設定できると書いてあった。
いつこんなICを買ったんだろう・・・



早速、回路図を書いてみた。



ブレッドボードのジャングル配線。




IC1個では4bitなのでカウントは0~15までしか計数できない。
まぁ、この範囲で実験してみた。

最初は配線間違いや勘違いで全然動作しない。
このカウンタICは完全な同期式でクロックパルスに同期しないとクリアやロードはできないのだ。
それに気が付くまではあれこれ試行錯誤の連続だったが、なんとか使い方がわかってきた。

そんなテストの様子を動画でご覧ください。






このカウンタを使えば今までTK-85でカウント制御していたようにできるかもしれない。
ただこのカウンタは今までの2進カウンタのように簡単には連結できない。
まだまだ調べなければならないことがたくさんある。
また面白いテーマが見付かった。 実験してえみよーっと。
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12bit抵抗ラダー回路に挑戦

2018-08-22 15:35:14 | 電子工作


2018/08/22(水曜日) 晴れ


昨日までの実験で8bit抵抗ラダー回路による鋸歯状波の実験は何とか終了した。
この8bit抵抗ラダー回路で発生する鋸歯状波は0V(グランド電位)から回路に供給されている
電圧まで(この場合は5V)を256の段階で階段状の波形になる。
そのため、この鋸歯状波をバリキャップで同調をとる自励式発振回路に加えてスイープ発振させると、
約0.3MHz置きの飛び飛び発振にってしまう。

これはたったの256段階の差で鋸歯状波を作るからだ。
もっと段差を小さく(細かく)すればいいはずだ。
そこでバイナリカウンタ(4bit)を追加して12bitの抵抗ラダー回路にしてみることにした。
12bitのラダー回路だと 256×16=4096 段階の鋸歯状波になる。(はずです。)

バイナリデータが12bitになるとTK-85で実験するのは面倒になる。
というのはTK-85は外部機器とデータをやり取りするポートが8bitのパラレルしかないのだ。
12bitのデータをやり取りするには2回に分けて送出しなくてはならない。
1回目と2回目までには(動作は素早いとはいえども)時間がかかる。
このデータで鋸歯状波を作ると直線的な変化はしないだろう。
1回目のデータと2回目のデータを一旦保存してその後、この2つを同時にラダー回路に送出すれば
いいのだろうがこれも工作は面倒だ。

そこで割り切ってカウンタはいつも「0」からカウントを始める。
カウントを終了するのは「リセット」端子の機能を使う。
つまり0からリセットするまでのカウントを計数し続けるというわけだ。

しかし、カウント0からの低いカウント数範囲は鋸歯状波の低い電圧範囲でこれをバリキャップに
加えても直線性の悪いスイープ発振になってしまうだろう。
だが、これも解決する方策がわかった。
JANJANJAN方式による「直流バイアス」回路を使えばよいはずだ。

こうすればTK-85の世話にはならずに指定した周波数範囲をスイープ発振してくれるはずだ。
やってみよう。




前回の表面実装?方式は半田付けが面倒だった。 やっぱり元のように裏面配線でいくことにした。



さぁ、また実験が始まる。 どんな結果になるか楽しみだ。

コメント (10)
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