何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

階段状鋸歯状波でスイープ発振実験

2018-08-05 08:18:12 | 電子工作


2018/08/04(土曜日) 晴れ


抵抗ラダー回路やNE555で鋸歯状波を発生することはできた。
はたしてこの鋸歯状波でバリキャップ・コルピッツがスイープ発振してくれるか?
それがこの工作実験の一番の要だ。
今日はその実験をしてみた。


実験構成はこんなもの。



鋸歯状波の発生はバイナリカウンタ(4bit)と抵抗ラダーによる。
ブレッドボードの端っこにコルピッツ発振回路の基板を取り付けた。



実験の様子。



バイナリカウンタは4bitでカウント数は0~15。
抵抗ラダー回路による鋸歯状波の分解能?(なだらかさ)は16段階しかない。
その変化は階段状で段差(電圧変化)は大きい。
まぁ、実験段階だからこれでOKだ。

先日の実験でスイープ発振の電圧対周波数は掴んであるのでそれを目安にしてSDRドングル(ソフトは
SDR#)で受信した。

スイープ発振にSDRドングルが同調すると波形が立ちあがる。
ただ、SDRの処理時間がかかるのであまり早い変化には反応しなくなる。
せいぜい秒2~3回くらいの繰り返しまでだ。
でも何とか動作してくれた。

その様子を動画でご覧ください。





SDRで受信したのでその処理速度による問題で高速のスイープはできない。
スイープされた発振周波数をすぐ検出するもの(鉱石ラジオ?)で出力を見ればいいかもしれない。
いずれはその実験もしてみたい。

さぁ、次はカウンタを8ビットにしてみよう。




コメント (4)
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