何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

やっとプログラムが動いてくれた  

2018-08-15 16:23:37 | 電子工作


2018/08/14(火曜日) 晴れ


部品箱で見つけたバリキャップが引き金になってスイープゼネレータ(発振回路?)の
実験を始めた。
バリキャップの機能はなかなか面白い。
カソードに+電圧(逆バイアス)をかけるとその電圧の変化でキャパシタンスが変化
するのだ。
FMワイヤレスマイクやFM変調回路、周波数自動調整回路などで使われているので
その名前や機能は知ってはいたが実際に実験してみたのは初めてだ。

発振回路の同調回路にバリキャップを組み込んで鋸歯状波を加えれば発振周波数は
直線状に変化するはずだ。
その変化をSDRで追ってみるのも面白いだろう・・・・・

           (以上前置き 相変わらず前置きが長い・・・・)


実験では周波数が変化したことは確認できた。
だけど鋸歯状波の最小値と最大値の幅が大きくて周波数は大きく変化しすぎる。
SDRで確認できる周波数範囲は3MHzぐらいだから同調し始めてすぐ同調範囲から
はみ出してしまう。
そこでまた次のサイクルが始まるまで待たなくてはならない。

何とか鋸歯状波の始まるところと停止するところの範囲を狭められないだろうか?
押し入れに眠っていた大昔のマイコン(TK-85)を使って制御してることにした。
スイープ回路に使っている鋸歯状波発生回路はパルスカウンタの2進出力を抵抗ラダー回路に
入力しているのだから、その2進出力を途中から計数したり、リセットすればいいだろう。




TK-85にプログラムをロードして実験開始。 何度も失敗してやっと動きだした。



やっと基本的な動作をさせるプログラムが動いた。
その動作を動画でご覧ください。





マイコン(TK-85)が出力するパルスをおもちゃオシロで見てみた。



最初は使い方がわからず、「なんだ・・・こんなものか…おもちゃだな」と思ってしまったが
あれこれいじくりまわして使い方が少しずつ分かってくると結構便利なものだな・・と思ってきた。
ただ測定可能な周波数は100KHzぐらいだがそれはお値段相当だから仕方がない。

改善した押し釦スイッチは具合がよい。


コメント (2)
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