2016/03/27 (日曜日) 晴れ
自作ボイラーのバーナー燃焼を安定させようとして市販の卓上カセットコンロから
取り外したレギュレータを使ってみた。
ところがバーナーの炎は小さくて火力は全然ない。
こんなはすしゃなかったんだけど・・・・・・・
レギュレータの実験で出力側(2次側)のガス圧が0.07気圧しかないことがわかった。
これではダメだ、自作の筒型バーナー3連装では0.5気圧ぐらいは必要だ。
そこで2次側圧力を上昇させるためにダイヤフラムを押し付けているバネを強くするように
改造した。
↓ ダイヤフラムを押し付けているバネをもっと強く押すように改造してみた。
これはバネを押し付けるための座金。 ネジで押し込んでもバネが飛び出さないように爪を付ける。
↓ バネ(スプリング)にかぶせて上からネジで押さえる。
↓ ケースの中央にネジを取付けて繰り出すことでバネの強度を変化させられる。
↓ 座金には四方に爪があり、バネ(スプリング)を抱えるので押し込んでも脇に逃げることはない。
この座金が間に入っただけで、レギュレータは機能しなくなってしまった。
座金の材料は厚さ0.5mmしかないのに、バネの押し圧が強くなって弁が開きっぱなしに
なってしまうのだ。
スプリングの反撥を弱くしなくてはならないがこれがなかなか大変だった。
短く切ってしまえばいいのだが、そうなるともう元には戻せなくなってしまう。
何とか形は変えずに弱くしようとがんばってみたが、結局は3巻きばかり切り詰めて調節した。
これで何とか調整ネジを回すと2次側の圧力が変化するようになった。
その様子を動画でご覧ください。
市販の卓上カセットコンロはその用途に合わせて最高の効率を発揮するように
諸元を最適な数値に設定しているのだろう。
それを素人工作のいい加減なバーナーに流用しようというのが大間違いなんだろう。
でもここまで来たんだから、実際に燃焼させるまで行ってみよう。
でも、何だか怖いなぁ・・・・(弱気)