2016/05/12 (金曜日) 晴れ
今度作った新・小型ボイラーは全体が鉄材でできているのでとても重いです。
実際に重量を量ったわけではないが、手に持った時に、ずっしり感じます。
そして背が高いので船体の重心位置を高くしているんじゃないかと思います。
物置の材料置き場ににアルミ板(板厚1mm)がありましたので、ボイラーの
外側(ケース)を作り変えることにしました。
燃焼室や、天板は相当の熱がかかるので鉄板のままです。
↓ アルミ板で作ったケースの側板。
↓ アルミケースのボイラー。
どのくらい軽くなったか量ってみました。
↓ 鉄板で作ったケースの側板は0.6Kgでした。
↓ アルミ板のものは0.2Kgでした。
これで0.4Kg軽くなったわけです。
その分だけバラストが減らせる・・・・
バラスト1個の目方を量ってみました。
↓ バラストは10個で0.6Kgでした。 1個当たり60gです。
これでバラストを7個ばかり減らすことができる勘定になります。
重心位置も低くなると思うので、安定性が増すことを考えるともっと減らせると思います。
まっ、それはともかく船を走らせてみなくては・・・・・・
時刻はもう4時近い。
いつもの走航場所には行く時間がありません。
そこで我が家からすぐ近くの川の本流の淀みに行ってみました。
ちょうど田植え時期で田んぼに水を流しているとかで、水量は減っていました。
ボートを浮かべて傾きや喫水を確認しました。
確かに前方が軽くなっていて舳先が持ち上がる格好でした。
後方のバラストを移動してバランスを取り直しました。
そして走航開始、川の中心に向かって走らせましたが「ガクン、ガクン・・・・」と川底の石に
船底をこすって船体は大きく傾きながら走るような有様でした。
川の沖は浅くなっていて走航させられませんでした。
岸辺に近い方は少し深くなっていて何とか走らせることができました。
GPSロガーをセットしてスタートさせました。
その様子を動画でご覧ください。
岸辺の深みを行ったり来たりの走航を2、3回繰返してGPSロガーの記録を取って、引き上げました。
家に帰ってロガーの記録を見てみました。
平均速度 3.3Km/h
最高速度 4.8Km/h
となっていました。
最高速度は瞬間的な結果でしょうが、それでも目標の4km/hをオーバーしてくれました。
うれしかったです。