2015/12/22 (火曜日) 晴れ 冬至
今日は冬至だそうだ。
一年中で昼間が一番短い日だそうだ。
うん、確かにそんな感じだ。
工作しているときあっという間に日が暮れてしまったからね。
今日はほとんど一日、部屋の中での作業になった。
↓ シリコンチューブで金属配管を結合した。
静止した状態でのバルブ位置は調整してあるが、クランク軸の回転に合わせたタイミング調整はこれからだ。
基本的にはクランクの回転による上死点と下死点でバルブリンクが中間にくるようにすればいいのだが、
今回はクランク軸の回転で駆動されたバルブの作動で切り替わる給気の状況を目で確認しながら、調整してみた。
↓ バルブから送り出される給気によって細い糸が振れるようにインジケーター?を付けた。
なかなかうまく動作せず、試行錯誤を繰り返してこのスタイルになった。
バルブタイミングの調整・確認の様子を動画でご覧ください。
右側ピストンのバルブタイミング調整が済んだので、片側だけで回転させてみることにした。
貧乏工作実習生にはエアーコンプレッサーなんていう洒落たものはない。
圧力がかかった空気を送り込めるのは「人間コンプレッサー」と「ゴム球コンプレッサー」か
「自転車の空気入れ」しかない。
このエンジンの片側だけは人間コンプレッサーでは圧力が足りない。
手始めにゴム球コンプレッサーで回してみることにした。
↓ 左側の配管は外して右側のNo.1、No.3シリンダーにだけ配管してある。
左側のピストンは負荷になっているのだが、右側ピストンは調子よく動作してくれた。
その様子を動画でご覧ください。
同じようにして左側(No.2、No.4)ピストンのタイミング調整を済ませた。
この場合は左側単独でテストはせず、4気筒でテストしてみた。
果たしてうまく回るだろうか?
一番、緊張するときだ。
↓ 4気筒の配管を済ませたエンジン。 ゴム球コンプレッサーで回してみる。
エンジンは調子よく回ってくれた。
低速でも安定して回ってくれる。
逆回転もOKだった。
そのテストの様子を動画でご覧ください。
何とかうまい具合に動作してくれた。
そこでちょっとだけ戸外で工作をして給油器を取り付けた。
これでいつでも蒸気で回すことができる。
ついでに自転車の空気入れを持ち込んでそれでエアーを送り込んで回してみた。
すごい勢いで回ってくれる。
同じようにして現用機を回してみたが勢いが全然ちがう。
これは期待できるかもしれない。
その様子は後日に回します。
( 「今夜は柚子湯だから早く入りなさい!」とお代官が睨んでいますので・・・)
↓ 締めくくりに改良型V4機と現用機を並べて記念写真を。