2016/01/30(土曜日) 雨のち曇り
今朝は雪降りが心配だったけど雨に変ってよかった。
その雨も午前中には上がってくれた。
だけど、この空模様では工作をする気にはなれない。
先日、撮影した写真をもとにしてブログねたにしてみた。
先日来のバーナー火力確認でボート搭載用の大型円筒型ボイラーのパワーがあることを
改めて感じたが、その秘密がどこにあるのかを探ってみた。
↓ 先日のボイラー釜蒸気噴出力チェックでこの大型円筒形ボイラーはチェッカーの目盛8をオーバーする
実力を発揮した。 今まで単に「メーカー製バーナーだから」で済ませていたがその秘密を探ってみた。
このボイラーに使っているバーナーメカは市販の卓上カセットコンロを分解して取り外したものを流用している。
( 2012年3月に撮影した画像です)
↓ バーナー燃焼面の差し渡しは63mmある。
↓ バーナーにあるガス孔は太さ1.5mmのドリルが差し込める大きさだ。
↓ ただ単に孔が開いているだけではなく、内側には金網みたいなものが詰め込んである。
このは筒状に溶接してあるので中を覗くことができないのが残念だ。
↓ ノズルの付近。 空気取入口はこんなに広い。
↓ ガスノズルははっきり見えるぐらい大きい。 何ミリぐらいかな?
↓ 細いドリルを差し込んで孔の径を調べてみた。 0.7mmは入るが0.8mmは入らない。
ノズルの孔径は0.7mmもある。
自作筒型バーナーのノズルは0.3mmだから約2.3倍も大きい。
ガスはこの孔の面から噴き出すのだから面積を比べるならば約5.3倍にもなる。
ただし自作バーナーは2連装だから5.3÷2=2.65 約2.7倍というわけだ。(合ってるかな?)
ガスの圧力が同じならば2.7倍のガスが噴出して燃焼することになる。
それにバーナーのガス孔の形状や構造は高効率に燃焼するように設計してあることだろう。
なるほど、この大型ボイラーはパワーがあるはずだ。
そのメーカー製バーナーの燃焼の様子を動画でご覧ください。
この大型ボイラーをボートに載せれば良いのだが、これは背高ノッポだから重心位置が高くなって
不安定になってしまい、バラストを沢山積むようになる。
お釜の背を低くすれば容積が減って運転時間が短くなるし・・・・・・・・
世の中うまくいかないものだ。