2月 1日

2024-02-01 05:49:45 | Weblog
                      二月・二ン月・如月・梅見月・雪解月




                    


             如月は「二月」の事、旧暦の二月で今で言うと二月下旬から四月頃まで3~4週間ほど違いがありますが
             例句列挙いたします
             如月⇒衣(き)更(さら)着(ぎ)  寒さに着重ねをする諸説あるようです





          野のすみれコップに二月句会かな       細見綾子


          夕映えて如月の富士ばら色に         栗田やすし


          如月の夜を重ね来し醪の香          伊藤範子


          きさらぎの梢紅さす雑木山          金田義子


          如月や腹擦りて発つ渡し舟          近藤きん子


          水底に二月の光躍り出す           武田稜子





                    



          恋ほしくて日のあまねしや二月来る      森 澄雄


          火山行二月寒尾の六歳馬           秋元不死男


          灯台の二月小さく深き窓           飯島晴子


          如月の梅林といふ停留所           清崎敏郎


          宗像大社二月も青き楠立てり         能村登四郎


          きさらぎの枯草の香を古書の中        飯田龍太





                    
         



              サイトから一部資料・写真・知識お借りしています                
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4 コメント

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Unknown (jikan314)
2024-02-01 06:27:50
いつも拝見して句作に役立てております。
水底に二月の光躍り出す 武田稜子が、とても好きです。
俳句を読んで、その情景がイメージされ、その時の感情までもがよみがえります。
そう言う俳句が作れたらなあ😃と思っております。
又お邪魔いたします。
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有難うございます (ころころ)
2024-02-01 19:35:33
jikannさん、こんばんは

水底に二月の光躍り出す 武田稜子

本当に佳句ですね
俳句は易しいようで奥深くて難しい
「光躍りだす」これがなかなか言えないのです
主観で有っても読者が同感して作者の詩情を共感する
これこそ俳句の醍醐味ですね
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Unknown (ミルク)
2024-02-02 16:52:53
すずらん水仙?でしょうか?
今年は積雪が無いので(消えた)
水仙の芽が、見えてます。この時期にしては珍しいことです。
雪寄せもしなくてよく、楽です(^^♪
このまま春になるわけがないとは、思ってますが。
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こんばんは ☆ (ころころ)
2024-02-02 19:43:18
仰る通り すずらん水仙です
その下が白菜、その下がブロッコリー
それから私の住んでいる区の花 二輪草です
全て近くの区立植物園で写したものです
野菜の花は私よりミルクさんの方が詳しいですよね
日本水仙は今が盛りと咲いています

今年は確かに暖かい日が続いていますが
来週月曜日は雨か雪と予報がでている東京です
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