寒天造る・寒天小屋・寒天干す・寒天焚く
百日を雑魚寝で通す寒天夫 上田博子
寒天干す峡の陽差しへ簀を傾げ 伊藤範子
寒天干しろがね色に乾き初む 兼松 秀
手に痛き日暮の風や寒天田 山本光江
干し終へて肩で息継ぐ寒天夫 野島秀子
晒すほど白絹の艶糸寒天 石崎宗敏
冬の峡寒天干しも顔を干す 加藤楸邨
寒天晒す野にうつくしき水流れ 鍵和田釉子
寒天乾きおのづから捨つ海の色 大石悦子
夜干し寒天守る燈更けても赭きまま 宮津昭彦
寒天小屋隙間だらけの戸が重し 大橋敦子
寒天の重さ失ふまでは干す 木村滄雨
サイトから一部資料・写真・知識お借りしています
百日を雑魚寝で通す寒天夫 上田博子
寒天干す峡の陽差しへ簀を傾げ 伊藤範子
寒天干しろがね色に乾き初む 兼松 秀
手に痛き日暮の風や寒天田 山本光江
干し終へて肩で息継ぐ寒天夫 野島秀子
晒すほど白絹の艶糸寒天 石崎宗敏
冬の峡寒天干しも顔を干す 加藤楸邨
寒天晒す野にうつくしき水流れ 鍵和田釉子
寒天乾きおのづから捨つ海の色 大石悦子
夜干し寒天守る燈更けても赭きまま 宮津昭彦
寒天小屋隙間だらけの戸が重し 大橋敦子
寒天の重さ失ふまでは干す 木村滄雨
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