ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

Gooブログ「縄文ノート36 火焔型土器から『龍紋土器』へ」の紹介

2020-12-31 15:48:52 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート36 火焔型土器から『龍紋土器』へ(Ⅲ縄文宗教論15)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 霊(ひ)信仰からスサノオ・大国主建国論を書き、邪馬台国論へと進めた私は、霊(ひ)信仰から縄文研究に入り、母系制社会の地神(地母神)信仰と天神信仰・山神信仰(神那霊山信仰)・神籬(霊洩木)神木信仰・性器信仰、龍宮神話の龍神信仰と海蛇信仰、蛇や鳥・猿・鹿・オオカミ等の神使信仰などが縄文時代に遡るかどうか、ずっと考え続けてきました。
 本稿は龍神信仰が縄文時代に遡るということを明らかにするとともに、そのルーツが東南アジアにあり、ドラヴィダ海人・山人族により日本列島に伝えられたことを火焔型土器の把手飾りやスサノオ・大国主一族の諏訪の神長官守矢家の「みしゃくじ信仰」などから解明したものです。
 夏の縄文社会研究会(東京)の八ヶ岳合宿に関連して作成したレジュメ32のうち、12月からブログ「ヒナフキンの縄文ノート」に掲載を開始して17しかアップできませんでしたが、1月中には掲載を終え、日本列島人・倭語起源論や宗教論などから、今度は逆にスサノオ・大国主建国論へと波及させていきたいと思います。 雛元昌弘
 
<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/



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「縄文ノート35 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について」の紹介

2020-12-28 16:06:16 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート35 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について(Ⅲ縄文宗教論12)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 この8月の縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿で、私は茅野市の中ツ原遺跡と原村の阿久遺跡から蓼科山信仰を確認でき、諏訪大社の神長官守矢邸のみさく神(ミシャクジ神)社叢と合わせて縄文時代に天神信仰(神那霊山=神名火山信仰)があったことを確信し、「資料12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について 200807→25」にまとめました。
 私は西欧基準の「4大古代文明説」や、日本列島文明が黄河・長江文明の支流であるという日本文明2次文明説」や「縄文未開時代説」「弥生人(朝鮮人・中国人)による縄文人征服説・水田稲作開始説」「弥生人天皇家による建国説」などの「西欧文明史観」「外発的発展史観」「武力征服史観」を批判してきました。そして、海人・山人族の縄文時代からの産業・生活・社会・文化の発展として1・2世紀にスサノオ・大国主7代の鉄器水利水田稲作による百余国の建国が行われたという「内発的・自律的発展史観」を提起するとともに、世界史において「共同体文明」という時代区分が必要であると主張してきました。
 具体的には「日本中央縄文文明の世界遺産登録」運動を通して世界に縄文文明をアピールする必要があると考えていますが、その鍵となるのが蓼科山の神那霊山(神名火山)信仰・霊神(ひじん=びじん)信仰であり、それを証明する2つの遺跡の再発掘・再整備が必要と考えています。中ツ原遺跡と阿久遺跡は日本列島人のルーツから縄文史、日本古代史、共同体時代世界史の解明に繋がる重要な役割を果たすと確信しています。
 スサノオ・大国主建国論においても、日本列島人のルーツの解明を含め、世界史の中での位置づけを考えるべき時と思います。 雛元昌弘


<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
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「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ信仰(金精・山神・地母神・神使文化)について」の紹介

2020-12-27 19:53:22 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ信仰(金精・山神・地母神・神使文化)について(Ⅲ縄文宗教論9)」をアップしました。
 この3月に「縄文ノート9 祖先霊信仰(金精・山神・地母神信仰)と神使文化を世界遺産に」で紹介たものですが、縄文宗教論として欠かせないのでここに再掲します。
 私が縄文の世界遺産登録を2015年に提案したのは、この群馬県片品村に素晴らしい縄文遺跡があるからではなく、霊(ひ)・霊継(ひつぎ)宗教の「金精信仰・山神(神那霊山)信仰・地母神信仰・神使信仰」という「縄文宗教・文化」が今もワンセットで残っているからであり、それは「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録」とは別に世界的に価値が高いと考えたからです。
 この夏、縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿からさらに検討を進め、「天神信仰」や「神籬(霊洩木=神木)信仰」「龍神信仰」「水神信仰」「赤米・赤飯神事」なども縄文時代に遡り、そのルーツが東南アジアのドラヴィダ系山人(やまと)・海人(あま)族にあるという結論に達しましたが、その前提として欠かせない霊(ひ)信仰論としてみていただきたいと考えます。
 スサノオ・大国主建国論においても、単に天皇建国論に対する正史の提案にとどまらず、縄文時代から続く日本列島文明論の一環として48mの古代出雲大社の再建や世界遺産登録を考えるべきと考えます。縄文論が一段落しましたら、スサノオ・大国主建国論をこのような視点から再考したいと思います。 雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート33 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考」の紹介

2020-12-26 11:49:10 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート33 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考(Ⅲ縄文宗教論8)」をアップしました。
 八ヶ岳合宿2020に向けた「資料7 縄文の『女神信仰』考」では母系制社会の霊(ひ)信仰について分析しましたが、この「資料8 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考」では、縄文の霊(ひ)信仰が「神籬(霊洩木)=御柱=心柱」信仰や巨木の「神塔・楼観神殿」と繋がり、スサノオ・大国主7代の建国に引き継がれ、現代にまで続いていることを明らかにしました。
 なお、後に明らかにしますが、霊(ひ)信仰や神那霊山信仰などは、「主語-目的語-動詞」言語族のドラヴィダ族や東インド・インドシナ半島高地人などの「ピー」信仰や山岳信仰にルーツを持っています。
 このような生類の霊(ひ=DNA)のリレーを大事にする「霊(ひ)継ぎ信仰」の縄文人1万数千年の歴史の解明は、人類の母系性の「共同体文明」を明らかにし、西欧史観の「4大古代文明論」に対して新たな文明観を提起すべきと考えています。
 スサノオ・大国主建国論においても、単に天皇建国論に対する正史の提案にとどまらず、縄文時代から続く日本列島文明論として世界にアピールすべきと考えます。縄文論が一段落しましたら、スサノオ・大国主建国論をこのような視点から再考したいと思います。 雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰
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「縄文ノート32 縄文の『女神信仰』考(Ⅲ縄文宗教論7)」の紹介

2020-12-24 23:40:30 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート32 縄文の『女神信仰』考(Ⅲ縄文宗教論7)」をアップしました。
 八ヶ岳合宿2020に向けたレジュメ(報告の要約)の「資料7 縄文の『女神信仰』考」では、縄文人の宗教が霊継(ひつぎ)を願う霊(ひ)信仰=祖先霊信仰であるとともに、植物の再生を願う縄文農耕の誕生を示していることを検討しました。
 そして、今後の縄文研究の課題として「① 霊(ひ)信仰」「② 内発的発展史観」「③ 縄文農耕史観」「④ 海洋交易民史観」「⑤ 母系制社会史観」「⑥ 記紀神話重視史観」「⑦ 倭音倭語史観」「⑧ 共同体文明史観」という8つのテーマを整理しました。
 縄文遺跡の発掘が進み、土器編年や年代測定、骨やおこげのDNA分析、土壌の花粉分析による気候変動など縄文研究が大幅に進んだことは私など素人にも実感できましたが、縄文人の宗教・社会思想や縄文人と縄文語のルーツ、スサノオ・大国主建国との関係など、まだまだ未解明のテーマについて整理・提案を行いました。
 スサノオ・大国主建国論においても、この8つのテーマはそれぞれ総合的に検討する必要があると考えます。 雛元昌弘


<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート31 大阪万博の『太陽の塔』『お祭り広場』と縄文」の紹介

2020-12-23 11:24:12 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート31 大阪万博の『太陽の塔』『お祭り広場』と縄文(Ⅲ縄文宗教論2)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「Ⅰ合宿概要」「Ⅱ縄文農耕・縄文食考」に続き、「Ⅲ縄文宗教論」の10のレジュメを順次、紹介します。
 私の縄文との出会いは3段階になります。
 最初の出会いは雑誌で岡本太郎氏の火炎型土器を知った時で、縄文アートに衝撃を受け、「太陽の塔」への関心に繋がっています。次は、縄文野焼きの猪風来さんを知り、彫刻家の金城実さんも「縄文人系」と思っていたので、2人を招いて狭山市で子どもたち向けに縄文野焼きのイベントを行った時です。この時、猪風来さんから縄文土器は煮炊きに使われていたと教わりましたが、関心は縄文デザインにありました。
 その後、全国各地のまちづくり計画づくりに携わるようになり、各地でスサノオ・大国主伝承に出会い、『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』を書き、古代史から縄文時代に興味を持つようになりました。大阪万博で「お祭り広場」の基本理念とプランを提案した西山研究室の先輩の上田篤さんの講演を聞く機会があり、縄文社会研究会に参加したのが第3段階です。
 『スサノオ・大国主の日国』ではスサノオ・大国主一族が霊(ひ)を産むの夫婦神の高皇産霊(たかみむすひ)・神皇産霊(かみむすひ)を始祖神とし、大国主は「天の御巣(みす)・御舎(みあらか)」として48mの出雲大社・楼観神殿を建て、人(ひと:霊人)は死んだ後に神となる「八百万神」(やおよろずのかみ)信仰を起こし、死者の霊(ひ)が山から天に昇り、降りて来る神名火山(神那霊山)や神籬(ひもろぎ=霊洩木)の天神信仰を広めたことを明らかにし、「漢委奴国王」がスサノオであることを解明しましたが、この大国主の霊(ひ)信仰が縄文時代に遡るのかどうかが一番の縄文研究の課題でした。
 縄文人が何を考え、どのような精神・思想・宗教心のもとにあの火焔型土器や土偶などをデザインしたのか、環状列石や巨木建築を作り上げたのか、記紀に書かれたスサノオ・大国主建国の神話から解明を進めてきました。以下、試行錯誤しながら考えてきたことを紹介し、縄文社会研究の一助になれば幸いです。
 スサノオ・大国主建国論においても、揚子江流域からやってきたの弥生人の末裔と見るのか、それとも縄文人の末裔による建国なのか、宗教論・デザイン論・言語論・生活論・産業論などから総合的に検討いただきたいと考えます。 雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
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 「縄文ノート30 『ポンガ』からの『縄文土器縁飾り』再考」の紹介

2020-12-21 17:24:48 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート29 『吹きこぼれ』と『おこげ』からの縄文農耕論(Ⅱ縄文農耕農耕・縄文食30)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「吹きこぼれ」と「お焦げ」から縄文土器鍋の縁飾りのデザインが吹きこぼれの「泡だち」ではないかと考え、ドラヴィダ族の「ポンガロー、ポンガロー」と青森・秋田・茨城・新潟・長野の「ホンガ ホンガ」「ホンガラ ホンガラ」の宗教的な繋がりを考えるとともに、女性と思われる顔面付き土器のデザインの宗教的意味が気になり、「資料30」のレジュメを追加作成しました。
 「宗教思想(霊の天神信仰)→宗教的慣習(行事食の共食)→土器鍋デザイン(ポンガ=吹きこぼれや龍神の縁飾り)→土器鍋のおこげは赤米粥・赤米餅・粟粥→縄文農耕(神田)」と、縄文人の宗教と土器鍋から、土器鍋食と縄文農耕を推理しました。
 スサノオ・大国主建国論と天皇建国論の検討においても軍事・国家論だけでなく、宗教論・デザイン論・言語論・生活論・産業論などの総合的検討が必要であると考えています。
 なお、「Ⅱ 縄文農耕・縄文食論」の構成は次のとおりに変わり、次回からは「Ⅲ 縄文宗教論」の9編を紹介していきます。 雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123
  32 「ポンガ」からの「縄文土器縁飾り」再考 201220

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
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  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート29  『吹きこぼれ』と『おこげ』からの縄文農耕論」の紹介

2020-12-19 11:44:52 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート29 『吹きこぼれ』と『おこげ』からの縄文農耕論(Ⅱ縄文農耕農耕・縄文食30)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 イネや粟のプラントオパール、イネのDNA分析などから縄文時代の米や雑穀栽培は物理的に証明されていると考えますが、「弥生時代命」のみなさんはどうしても認めたくないようです。
 私は「CSI:科学捜査班シリーズ」や20年を超える連続ドラマの最長記録の「科捜研の女」をよくみていましたが、「縄文食」の直接的な証明は縄文土器の「おこげ」から可能と考えます。
 縄文ノート25で紹介したNHKスペシャル・食の起源の「第1集『ご飯』~健康長寿の敵か?味方か?~」ではバルセロナ自治大学のカレン・ハーディ教授が石器時代の人骨の歯石からでんぷん粒子を見つけだしていましたが、わが国では縄文土器鍋の「おこげ」の再現実験から「縄文農耕と縄文食」の証明が可能と考えます。
 「縄文時代=未開時代」「弥生時代=弥生人(長江流域江南人)による縄文人征服・駆逐」などの思い込みから離れ、縄文1万数千年の歴史とそれを受け継いだスサノオ・大国主建国から日本の未来を考えたいものです。雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート28 ドラヴィダ海人・山人族による稲作起源説」の紹介

2020-12-17 16:59:35 | 縄文
 はてなブログに「28 ドラヴィダ海人・山人族による稲作起源説(Ⅱ縄文農耕農耕・縄文食29)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「八ヶ岳合宿2020」後に、ずいぶん前に買っていた大野晋氏の『日本語とタミル語』を引っ張り出して読み直し、さらに図書館で借りて中尾佐助・佐々木高明氏の照葉樹林文化論を読み、これまでに書いてきた「縄文稲作起源」について再考し、長江稲作起源論批判を詳述してまとめました。
 これまでのものと重複する点が多々ありますが、総合的にご判断いただければと思います。
 スサノオ・大国主建国が農業革命であるという点を、日本列島人(ジャポネシアン)起源論や倭語起源論、照葉樹林文化などと合わせて考えていただければと思います。
 なお、古代史は漢語・英語などによらず、倭音倭語によるべきと考えるにいたっており、これまで書いてきたスサノオ・大国主建国論についても倭音倭語での再検討が必要かと考えています。みなさんもぜひ試してみていただきたいですね。雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123
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「縄文ノート27 縄文の『塩の道』『黒曜石産業』考」の紹介

2020-12-16 17:10:43 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート27 縄文の『塩の道』『黒曜石産業』考(Ⅱ縄文農耕・縄文食論5)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類が基本的に海岸ルートで拡散したと私が考えた理由は、年間を通して貝やカニ、小魚などの食料確保の容易さと塩分の確保です。肉からも塩分はとれますが、元々、海岸部にいたサルから進歩し、肉食獣よりはるかに運動量が多くて汗をかき、イモや穀類を食べた人類にとって塩分確保は不可欠であり、信濃など内陸部の縄文人がどうやって塩分を確保していたのか、気になっていました。
 また、八ヶ岳周辺などの黒曜石の大規模な採掘は鳥獣害対策のための鏃生産であると考えており、縄文農耕の裏付けとして「塩」と「黒曜石」の分析を行ったものです。 
 日本書紀は、大国主と少彦名が「力をあわせ、心を一つにして、天下を経営す」「動植物の病や虫害・鳥獣の害を払う方法を定め」「百姓(おおみたから)、今にいたるまで、恩頼を蒙(こうむ)る」と伝えていますが、黒曜石の鏃は縄文農耕を、大国主の鉄鏃は水利水田稲作の鳥獣害対策に使われたものと考えます。
 なお「Ⅱ縄文農耕・縄文食論」の構成は次の通りです。 雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート26 縄文農耕についての補足」の紹介

2020-12-15 14:07:55 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート26 縄文農耕についての補足(Ⅱ縄文農耕・縄文食論4)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿2020に向けた「資料3 『人類の旅』と『縄文農耕』、『3大穀物単一起源説』」の補足資料として作成したレジュメです。
 私たちはいつから何を栽培し、食べてきたのかについて、チンパンジーの分布と食性、「麦・粟・稗・黍」の海の道、縄文イネのルーツ、穀物名などの倭音・呉音・漢音の比較、サトイモの祭り、古人骨からの食物の分析などを追加し、「縄文農耕・縄文食」説を補足しています。
 縄文時代からのスサノオ・大国主建国への連続性について農耕と食から考えていただければと思います。
 なお「Ⅱ縄文農耕・縄文食論」の構成は次の通りです。 雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123
 

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート25 『人類の旅』と『縄文農耕』、『3大穀物単一起源説』」の紹介

2020-12-13 19:47:48 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート25 『人類の旅』と『縄文農耕』、『3大穀物単一起源説』」(Ⅱ縄文農耕・縄文食論3)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 2014年6月に縄文社会研究会に向けて書いたレジュメを、八ヶ岳合宿2020に向けて修正し、さらに微修正を行ったものです。
 生物や人類について進化の系統図が作成されながら、農産物や植物のDNA分析から系統図が作られていないのはおかしい、という素朴な疑問から出発し、イネ科植物の「マザーイネ」のルーツが西アフリカのニジェール川流域ではないか、という壮大な仮説です。
 その発端は鳥浜遺跡などのヒョウタンですが、「ヒョウタンから駒」ならぬ、「ヒョウタンから米」「ヒョウタンから日本列島人の大移動」「ヒョウタンからSOV(主語-目的語-動詞)言語族の移動」「ヒョウタンからドラヴィダ語」「ヒョウタンから照葉樹林文化」に到達しています。 
  今後、次の予定で「Ⅱ縄文農耕・縄文食論」のテーマでまとめてアップします。

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕・縄文食論 201123 スサノオ・大国主建国論については
 
 縄文時代からのスサノオ・大国主建国への連続性について考える機会としていただければと思います。雛元昌弘

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート24 スサノオ・大国主建国論からの縄文研究」の紹介

2020-12-12 22:06:06 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート24 スサノオ・大国主建国論からの縄文研究(Ⅰ合宿概要16)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
  私の原点であるスサノオ・大国主建国論からの縄文研究の方法について整理したものです。
 日本の縄文研究が足踏みしている第1の根本的な原因は、古事記・日本書紀(記紀)神話に書かれたスサノオ・大国主16代の神話を後世の創作とし、建国の歴史の解明を放棄した点にあり、紀元1~4世紀の具体的な歴史から遡って縄文社会・文化・宗教の解明をできなくしたことです。
 第2の原因は、水田稲作開始を3000年前頃からとし、「弥生人(長江流域中国人)による水田稲作開始」と「呉音漢語の導入」により文明社会が始まったとし、文字記録のない倭音倭語の1万数千年の縄文時代を「未開時代」「前文明社会」に押し込めてしまった拝外主義の断絶史観にあります。甚だしきは「弥生人による縄文人征服説」「日本人の8割が弥生系」「弥生人天皇による建国説」「3世紀のアマテル(アマテラスは本居宣長説)=卑弥呼建国説」などがみられます。
 第3の原因は、天皇を神とする戦前の皇国史観への反省から、遺跡・遺物の分析こそが科学であるという「ただもの史観」「物証史観」に陥り、縄文社会・文化・宗教の解明への意欲を失ってしまったことです。
 第4の原因は、武士社会からの「米中心史観」「農地(生産手段)支配史観」を引き継ぎ、自然の価値や共同体社会の価値を見出せなかったことにあると考えます。
 私は縄文時代(土器時代)の解明はスサノオ・大国主建国史(農耕・生活・文化・宗教)の解明から遡るべきと考えており、私の縄文研究の方法論を紹介するとともにこれまで書いてきたスサノオ・大国主建国論の簡単な紹介を行いたいと思います。
 スサノオ・大国主建国論についてはすでに本ブログで書いてきたことですが、縄文時代からスサノオ・大国主建国への連続性について考える機会としていただければと思います。雛元昌弘

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(『季刊 日本主義』26号)
 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(『季刊 日本主義』31号)
 2016秋「建国史からみた象徴天皇制と戦後憲法」(『季刊 日本主義』35号)
 2016冬「古代ー現代を通底する『和』と『戦』の論理(『季刊 日本主義』36号)
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)
 2018春「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)
 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(季刊日本主義43号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「23 縄文社会研究会 八ヶ岳合宿報告」の紹介

2020-12-10 14:19:46 | 縄文
 はてなブログに「23 縄文社会研究会 八ヶ岳合宿報告(Ⅰ合宿概要14)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿の見学の感想です。
 紀元1~2世紀のスサノオ・大国主7代の建国史では、「治水・武力統一型建国」「領土拡張型」「侵略戦争型建国」ではない、「海洋海交易型建国」「鉄器水利水田稲作普及型建国」「妻問夫招婚型建国」「八百万神の霊(ひ)・霊継(ひつぎ)宗教型建国」像を提案しましたが、今回の見学でスサノオ・大国主一族の神籬(ひもろぎ=霊洩木)信仰、神名火山(神那霊山)信仰、龍蛇神信仰が縄文時代に遡ることが確認でき、海神信仰・地神信仰・天神信仰と神使の整理が進みました。日本列島文明(日本中央縄文文化・文明)の世界遺産登録に向けて確信を深めることができました。
 合わせて「八百万神の出雲神道」(出雲・壱岐・博多・甘木・播磨・三輪など)の世界遺産登録についても論理的な整理ができてきました。
 本ブログのスサノオ・大国主建国論にとって、縄文時代との関りにおいては、博多・吉備・播磨・美和以上に、この諏訪の地の縄文研究が重要と考えます。
 信州観光の際には、富士見町の井戸尻考古館 茅野市の尖石縄文考古館、諏訪市の神長官守矢史料館・諏訪大社上社前宮・本宮、長和町の黒耀石体験ミュージアム、塩尻市平出遺跡博物館などに立ち寄っていただければと思います。 雛元昌弘

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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 「22 縄文社会研究会八ヶ岳合宿 見学資料」の紹介

2020-12-08 17:51:42 | 縄文
 はてなブログに「22 縄文社会研究会八ヶ岳合宿 見学資料(Ⅰ合宿概要11)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿に向け、見学先の簡単な紹介をまとめたものです。信州観光の際には、富士見町の井戸尻考古館 茅野市の尖石縄文考古館、諏訪市の神長官守矢史料館・諏訪大社上社前宮・本宮、長和町の黒耀石体験ミュージアム、塩尻市平出遺跡博物館などに立ち寄っていただければと思い、掲載しました。
 ポストコロナの国際観光に向けて、私は「日本中央縄文文明」(長野・新潟・群馬・山梨)と「八百万神の出雲神道」(出雲・壱岐・博多・甘木・播磨・三輪など)の世界遺産登録を提案しているところですが、この世界遺産登録ができ、仮に各100万人(うち外国人50万人)増とすると10年間で2000万人の観光客増となります。
 もともとの東京オリンピック2020、大阪万博2025の目標入場者数がそれぞれ1010万人、2800万人で大都市一極集中型の一過性のイベントであるのに対し、縄文文明と出雲神道の世界遺産登録は、分散型国際観光で波及効果が大きく、全世界の共同体文明の解明に対して与える影響の大きさは比べ物になりません。
 エーゲ文明のギリシアのオリンピックの後追いもいいのですが、日本列島文明(海洋交易民文明、焼畑土器鍋食文明、巨木・ヒスイ・宝貝文明、霊(ひ)信仰・母系制社会等)やマヤ文明(トウモロコシ栽培・料理、巨石文明、ヒスイ・黒曜石など交易文明、象形文字等)、アンデス文明(イモ文明、山岳・高原文明、巨石・黄金文明)、イングランド先住民文明(ケルト以前のストーンサークル・ストーンヘンジ巨石文明)、照葉樹林文明、遊牧民文明など、世界遺産登録運動の先では「世界文明祭典」を提案すべきと考えます。
 このブログのテーマであるスサノオ・大国主建国論としても、単に出雲東西の対立や天皇家との関係だけでなく、縄文時代から続く文明解の解明を進め世界遺産登録を視野に入れた分析が求められます。雛元昌弘

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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