ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート33 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考」の紹介

2020-12-26 11:49:10 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート33 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考(Ⅲ縄文宗教論8)」をアップしました。
 八ヶ岳合宿2020に向けた「資料7 縄文の『女神信仰』考」では母系制社会の霊(ひ)信仰について分析しましたが、この「資料8 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考」では、縄文の霊(ひ)信仰が「神籬(霊洩木)=御柱=心柱」信仰や巨木の「神塔・楼観神殿」と繋がり、スサノオ・大国主7代の建国に引き継がれ、現代にまで続いていることを明らかにしました。
 なお、後に明らかにしますが、霊(ひ)信仰や神那霊山信仰などは、「主語-目的語-動詞」言語族のドラヴィダ族や東インド・インドシナ半島高地人などの「ピー」信仰や山岳信仰にルーツを持っています。
 このような生類の霊(ひ=DNA)のリレーを大事にする「霊(ひ)継ぎ信仰」の縄文人1万数千年の歴史の解明は、人類の母系性の「共同体文明」を明らかにし、西欧史観の「4大古代文明論」に対して新たな文明観を提起すべきと考えています。
 スサノオ・大国主建国論においても、単に天皇建国論に対する正史の提案にとどまらず、縄文時代から続く日本列島文明論として世界にアピールすべきと考えます。縄文論が一段落しましたら、スサノオ・大国主建国論をこのような視点から再考したいと思います。 雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

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