ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート166 日本中央部縄文文明世界遺産登録への研究課題」の紹介

2023-04-30 20:12:08 | 縄文文明

 はてなブログに「縄文ノート166 日本中央部縄文文明世界遺産登録への研究課題」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 縄文社会研究会・東京第5回例会の資料の加筆・修正版です。

 日本中央部縄文文明を世界にアピールするためには、これまでの各地域・各分野の取り組みを世界的にアピールできるようまとめあげることが必要であり、私の仮説検証型の提案などについてもさらに掘り下げる必要があります。

 日本中央部縄文文明世界遺産登録へ向け、縄文文化・文明論、縄文農耕論、神山天神信仰論、母系制社会論の4つのテーマについて、さらに各遺跡・各分野の研究者・市民との交流・共同研究が必要と考える課題を提案しました。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、縄文母系制社会の妻問夫招婚からのスサノオ・大国主一族の建国、さらには女王国の邪馬壹国、飛鳥・奈良・平安時代の招婿婚・妻問婚(高群逸枝研究)の連続性や、縄文巨木建築の延長上に48mの出雲大社や原の辻遺跡・吉野ヶ里遺跡・邪馬壹国の楼観があることなどを検討する参考にしていただければと思います。 雛元昌弘

 

主な参考資料:はてなブログ「ヒナフキンの縄文ノート」>

 ―古いものは未修整のままの誤りもあります。

⑴ 縄文文化・文明論

① 縄文人ルーツ論

43 DNA分析からの日本列島人起源論  201002→210115

45 縄文人ドラえもん宣言(ドラヴィダ系海人・山人族宣言) 201015→210123

62 日本人のルーツは「アフリカ高地湖水地方」 210316

70 縄文人のアフリカの2つのふるさと 210422

152 朝鮮ルート、黒潮ルートか、シベリアルート、長江ルートか? 220918

② 縄文語(倭音倭語)ルーツ論

41 日本語起源論と日本列島人起源説  200918→210112

42 日本語起源論抜粋 210113

153 倭語(縄文語)論の整理と課題 220928

③ 文化・文明論

8 「石器―土器―金属器」の時代区分を世界へ 150723→0816

48 縄文からの「日本列島文明論」 200729→210228

51 縄文社会・文明論の経過と課題 200926→210204

58 多重構造の日本文化・文明 210222

113 道具からの縄文文化・文明論  211208

159 縄文1万5千年から戦争のない世界へ 230203

164 女と男の「民主主義・平和・宗教」 230413

④ 世界遺産登録論

9 祖先霊信仰(金精・山神・地母神信仰)と神使文化を世界遺産に 200302

49 「日本中央縄文文明」の世界遺産登録をめざして150923→210230 

59 日本中央縄文文明世界遺産登録への条件づくり 210226

77 「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産登録の次へ 210603・04・08

82 縄文文明論の整理から世界遺産登録へ 210626

160 「日本中央部縄文遺跡群」の世界遺産へ向けて 230128→0206

161 「海人族旧石器・縄文遺跡群」の世界遺産登録メモ 230226

 

⑵ 縄文農耕論

① 縄文食論

29 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論  201123→1218

30 「ポンガ」からの「縄文土器縁飾り」再考 201220→1221

40 イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生 220603

111 9万年前の骨製銛からの魚介食文明論  211128 

141 魚介食進化説:イモ・魚介、ときどき肉食 220611

142 もち食のルーツは西アフリカ 220619 

② 農耕起源論

5、25 「人類の旅」と「縄文農耕」と「3大穀物単一起源説」 140613→201213 

26 縄文農耕についての補足 200725→1215 

27 縄文の「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→1216 

28 ドラヴィダ系海人・山人族による日本列島稲作起源説 201119→1217

55 マザーイネのルーツはパンゲア大陸 210211

109 日本列島そば好きラインー蕎麦と焼畑 211121

 

⑶ 神山天神信仰論

① 霊信仰論

9 祖先霊信仰(金精・山神・地母神信仰)と神使文化を世界遺産に 200302

10 大湯環状列石と三内丸山遺跡が示す地母神信仰と霊(ひ)信仰  200307

34 霊(ひ)継ぎ宗教論(金精・山神・地母神・神使)

38 「霊(ひ)」とタミル語peeとタイのピー信仰 201026→210108

74 縄文宗教論:自然信仰と霊(ひ)信仰 210518

128 チベットの「ピャー」信仰 220323

132 ピュー人(ミャンマー)とピー・ヒ信仰 220404

② 神山天神信仰論(神名火山(神那霊山)信仰論)

35 蓼科山を神名火山(神那霊山)とする天神信仰 200808→1228

40 信州の神名火山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰 201029→210110

44 神名火山(神那霊山)信仰と黒曜石 201014→210120

56 ピラミッドと神名火山(神那霊山)信仰のルーツ 210213

57 4大文明論と神山信仰 210219

61 世界の神山信仰 210312

158  ピラミッド人工神山説:吉野作治氏のピラミッド太陽塔説批判  230118

③ 神木論(神籬(霊洩木)信仰論)

33 「神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観」考 200801→1226

78 「大黒柱」は「大国柱」の「神籬(霊洩木)」であった 210611

④ 神塔論

50 縄文6本・8本巨木柱建築から上古出雲大社へ 200207→210203

104 日本最古の祭祀施設―阿久立棒・石列と中ツ原楼観拝殿 211025

105 世界最古の阿久尻遺跡の方形巨木柱列群 211030

106 阿久尻遺跡の方形柱列建築の復元へ 211107

 

⑷ 母系制社会論

①人類起源論

81 おっぱいからの森林農耕論 210622

85 「二足歩行」を始めたのはオスかメス・子ザルか 210713

87 人類進化図の5つの間違い 210724

88 子ザルからのヒト進化説 210728

89 1段階進化論から3段階進化論へ 210808

150 人類・イネ科と恐竜の起源はアフリカ(パンゲア大陸) 220909

② 女神信仰論

32 縄文の「女神信仰」考 200730→1224

73 烏帽子(えぼし)と雛尖(ひなさき) 210510

95 八ヶ岳周辺・安曇野・佐久の女神信仰調査 210915

96 女神調査報告1 金生遺跡・阿久遺跡

98 女神調査報告2 北方御社宮司社・有賀千鹿頭神社・下浜御社宮司神社 210924

99 女神調査報告3 女神山(蓼科山)と池ノ平御座岩遺跡 210930

100 女神調査報告4 諏訪大社下社秋宮・性器型道祖神・尾掛松 211003

101 女神調査報告5 穂高神社の神山信仰と神使 211008

102 女神調査報告6 石棒・男根道祖神 211213

③ 母系制社会論

75 世界のビーナス像と女神像  210524 

86 古代オリンピックとギリシア神話が示す地母神信仰 210718

90 エジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制

91 台湾・卑南族と夜這い・妻問夫招婚の「縄文1万年」  181201→190308→210823

92 祖母・母・姉妹の母系制 210826

116 独仏語女性語からの母系制社会説 211216

126 「レディ・サピエンス」と「女・子ども進化論」 220307

148 「地・姓・委・奴・卑」字からの母系社会論 220827

151 「氏族社会」から「母族社会」へ 220915


「縄文ノート165 縄文社会研究会・東京 第4・5回例会報告」の紹介

2023-04-26 18:32:22 | 縄文文明

 はてなブログに「縄文ノート165 縄文社会研究会・東京 第4・5回例会報告」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 縄文社会の文化・文明が現代社会に続いているという上田篤会長の問題提起に始まり、熱帯雨林での女・子ども進化論、ヒョウタンを持ったアフリカからの縄文人移動論、海人(あま)・山人(やまと)縄文人論、縄文語(倭語)ルーツ論、イモ・マメ・穀類縄文農耕論、糖質・魚介縄文食論、縄文・弥生連続論(縄文社会の内発的発展論)、霊(ひ)信仰論(神山天神信仰論=神名火山(神那霊山)論、神籬(霊洩木)論)、縄文巨木建築・出雲大社・邪馬台国楼閣連続論、縄文人のスサノオ・大国主建国論、妻問夫招婚の母系制社会論など、時間・空間を思い切り伸ばし広げて縄文社会を仮説検証型で楽しく論じてきましたが、さらに世界遺産登録を目指して取り組むことを話し合いました。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の八百万神信仰や神名火山(神那霊山)信仰は縄文社会の母系制社会の霊(ひ)信仰を引き継いだものであり、48mの出雲大社は縄文巨木建築の延長上にあることなどを検討する参考にしていただければと思います。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンの古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート  http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 ヒナフキンの縄文ノート    https://hinafkin.hatenablog.com/

 霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート164 生活者の女と戦士の男の「民主主義・平和・宗教」の紹介

2023-04-14 10:51:55 | 縄文文明

 はてなブログに「縄文ノート164 生活者の女と戦士の男の「民主主義・平和・宗教」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 別テーマのまとめに1週間ほど集中していましたが、今回は縄文社会研究会のテーマである縄文時代の母系制社会から、現代の民主主義と平和、宗教について考えてみました。

 生活者の女の「民主主義・平和・宗教」と、戦士の男と戦士の「民主主義・平和・宗教」は異なり、母系制社会の前者から、父系制社会の数千年の後者への移行が行き詰まりを見せているのが現在のウクライナ戦争や新冷戦であり、その打破には数万年の母系制社会の歴史を見直してみる必要があると考えます。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主建国が弥生人征服国あるいは他部族征服国ではなく、米鉄交易による豊かな国づくりと妻問夫招婚の平和な「百余国」の「委奴国:ふぃ(い・ひ)なの国」建国であり、縄文社会の母系制社会の延長上にあることを考える参考にしていただければと思います。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンの古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート  http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 ヒナフキンの縄文ノート    https://hinafkin.hatenablog.com/

 霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「邪馬台国ノート49 『卑弥呼王都=高天原』は甘木(天城)高台―地名・人名分析からの邪馬台国論」の紹介

2023-04-04 05:34:02 | 邪馬台国

 Seesaaブログ「ヒナフキンの邪馬台国ノート」に「49 『卑弥呼王都=高天原』は甘木(天城)高台―地名・人名分析からの邪馬台国論」をアップしました。https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 古代史の話をする機会があり、資料として『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)からピックアップした「邪馬台国ノート45 『正使陸行・副使水行』の邪馬台国甘木高台説(200206)」後の分析を加筆・修正したレジュメを作成しました。

 母系制社会の縄文時代から、米鉄交易によるスサノオ・大国主の委奴国(ふぃな=いな・ひなの国)建国の延長上に筑紫大国主王朝の卑弥呼の女王国があり、魏書東夷伝倭人条と古事記・日本書紀の地名・人名・距離分析から卑弥呼(霊御子)=アマテル(大霊留女:オオヒルメ)の王都が甘木高台(高天原)であることを突き止めています。

 卑弥呼の宮殿の場所については『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』からさらに絞り込みを行っており、近々、現地調査でその墓の場所を確かめたいと考えています。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主7代の「委奴国(いな(ひな)のくに)」と大国主の筑紫妻・鳥耳(襲名アマテル)からの筑紫大国主王朝10代の関係、さらには大国主の国譲り(私説は鳥耳の子・穂日と事代主・建御名方の後継者争い)と倭国の大乱との関係、筑紫大国主王朝10代と卑弥呼の邪馬壹国との関係について、高天原から薩摩半島西南端の笠沙・阿多へのニニギの天下りと合わせて、総合的に検討する参考にしていただければ幸いです。

 なお掲載図27・表2から、主なものをピックアップして添付しました。 雛元昌弘

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

  帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

  ヒナフキンの邪馬台国ノー      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

  霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/

  ヒナフキンの縄文ノート       https://hinafkin.hatenablog.com/