ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート161 『海人族旧石器・縄文遺跡群』の世界遺産登録メモ」の紹介

2023-02-26 20:25:59 | 縄文

 はてなブログに「縄文ノート161 『海人族旧石器・縄文遺跡群』の世界遺産登録メモ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 2週間近く別件に集中しており、しばらく縄文・古代史研究はストップしていましたが再開したいと思います。

 「日本中央部縄文遺跡群」は、採集栽培・漁労・狩猟の土器鍋食による、豊かで平和な1万数千年の妻問夫招婚による霊(ひ)信仰の母系制定住社会を示しており、その文化は現代まで色濃く引き継がれているとして、前回、世界遺産として新規登録申請の提案を行いました。

 しかしながら、すっぽりと抜け落ちているテーマがあり、新たに「海人族旧石器・縄文遺跡群」の世界遺産登録申請にむけてメモしました。

 世界各国の先史時代の文化遺産について詳しい分析はまだ行っていませんが、旧新石器時代(日本では石器・土器時代)から古代国家形成(日本ではスサノオ・大国主建国)にかけての母族社会(母系制社会)の解明では日本は世界をリードすべきであり、さらに世界遺産登録を進めるべきと考えます。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、西欧中心史観のサバンナ人類起源の「肉食進化キン肉マン説」「石器進化説」の「草原の道人類拡散説」「男系制軍国建国説」に対して、アフリカ・東洋中心史観の熱帯雨林人類起源の「イモ・魚介食進化説」「木骨器進化説」の「海の道人類拡散説」「母系制霊(ひ)信仰建国説」を提案するものであり、母族社会の妻問夫招婚に海洋交易の海人族の米鉄交易・鉄器稲作普及によるスサノオ・大国主建国の文明史を明らかにするうえで欠かせないテーマです。

 今後、スサノオ・大国主建国史の解明と八百万神の霊(ひ)信仰の世界遺産登録申請を検討にするにあたり、参考にしていただければと思います。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート160 『日本中央部縄文遺跡群』の世界遺産登録へ向けて」の紹介

2023-02-07 10:19:54 | 縄文文明

 はてなブログに「縄文ノート160 『日本中央部縄文遺跡群』の世界遺産登録へ向けて」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 「日本中央部縄文遺跡群」は、採集栽培・漁労・狩猟の土器鍋食による、豊かで平和な1万数千年の妻問夫招婚による霊(ひ)信仰の母系制定住社会を示しており、その文化は現代まで色濃く引き継がれています。

 この「日本中央部縄文遺跡群」は世界の新石器時代(土器時代)の全世界の文明・文化の解明に寄与するとともに、持続的発展可能な平和な世界に向けての「顕著な普遍的価値」を示す世界遺産であり、登録運動を提案しています。

 「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産は、登録基準の「ⅲ 文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証」「ⅴ 伝統的居住形態、土地利用、環境共生の顕著な見本先進的な取り組みとして高く評価されるもの」を満たしていますが、縄文土器や女神像にみられる「ⅰ 人間の創造的才能を表す傑作」や、神名火山(神那霊山)信仰や御柱祭、縄文体験活動などに見られる「ⅵ 顕著な普遍的価値を有する行事、生きた伝統、思想、信仰、文学的作品」については満たしておらず、「ⅲ」「ⅴ」と合わせて新たに総合的な縄文文化・文明遺産としての登録が求められます。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、今後、八百万神の霊(ひ)信仰の世界遺産登録申請を検討にするにあたり、参考にしていただければと思います。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンの古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート  http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 ヒナフキンの縄文ノート    https://hinafkin.hatenablog.com/

 霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート159 縄文1万5千年から戦争のない世界へ」の紹介

2023-02-03 20:00:26 | 縄文文明

 はてなブログに「縄文ノート159 縄文1万5千年から戦争のない世界へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 多くの尊い犠牲者を出しているウクライナ戦争の先にどのような未来が描けるのか、「戦争なき1万5千年の縄文社会」をもとに「戦争なき平和」な未来を想像してみました。

 

Imagine all the people    想像してごらん みんなが

Living life in peace     平和に生きていると

 

マルクスは「原始共産社会」を理想とし、一神教をマルクス主義に置き換えた男中心の私有財産の争奪戦(階級闘争・戦争)による共産社会を目指しましたが、「戦争による平和」な未来の実現など可能でしょうか?

 私有財産だけに着目した「原始共産社会」像からではなく、縄文1万5千年の社会史から未来を想像(夢想・妄想?)してみたいと思います。

 「1 母系制社会へ」「2 霊(ひ)・霊継(ひつぎ)宗教社会へ」「3 イモ・マメ・ソバ・魚介食へ」「4 持続的発展可能な豊かな食社会へ」の4つの世界像を提案しました。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」では、「妻問夫招婚の母系制社会」の縄文時代(土器鍋食時代)から、新羅との米鉄交易を行う海人(天)族のスサノオ・大国主一族は船と交易財産を継承する父系制に移行し、母系制の国津神族への交易と妻問夫招婚により双系制社会の百余国の建国を行ったと考えていきましたが、この世界史にもまれな八百万神信仰の平和な古代国家形成について、検討する参考にしていただければと思います。雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンの古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート  http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 ヒナフキンの縄文ノート    https://hinafkin.hatenablog.com/

 霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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