ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート27 縄文の『塩の道』『黒曜石産業』考」の紹介

2020-12-16 17:10:43 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート27 縄文の『塩の道』『黒曜石産業』考(Ⅱ縄文農耕・縄文食論5)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類が基本的に海岸ルートで拡散したと私が考えた理由は、年間を通して貝やカニ、小魚などの食料確保の容易さと塩分の確保です。肉からも塩分はとれますが、元々、海岸部にいたサルから進歩し、肉食獣よりはるかに運動量が多くて汗をかき、イモや穀類を食べた人類にとって塩分確保は不可欠であり、信濃など内陸部の縄文人がどうやって塩分を確保していたのか、気になっていました。
 また、八ヶ岳周辺などの黒曜石の大規模な採掘は鳥獣害対策のための鏃生産であると考えており、縄文農耕の裏付けとして「塩」と「黒曜石」の分析を行ったものです。 
 日本書紀は、大国主と少彦名が「力をあわせ、心を一つにして、天下を経営す」「動植物の病や虫害・鳥獣の害を払う方法を定め」「百姓(おおみたから)、今にいたるまで、恩頼を蒙(こうむ)る」と伝えていますが、黒曜石の鏃は縄文農耕を、大国主の鉄鏃は水利水田稲作の鳥獣害対策に使われたものと考えます。
 なお「Ⅱ縄文農耕・縄文食論」の構成は次の通りです。 雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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