ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート120 吉備津神社と諏訪大社本宮の『七十五神事』」の紹介

2022-01-30 15:33:07 | 縄文文明
 はてなブログに「縄文ノート120 吉備津神社と諏訪大社本宮の『七十五神事』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 私のフェイスブックを見て、岡山市の古代史研究家の丸谷憲二さんから連絡をいただき、吉備の物部氏と諏訪の守矢氏との宗教上の繋がりを示す資料や、備前赤坂(現赤磐市)の赤土などからの製鉄再現実験の資料を送っていただきました。
 今回は、氏のレジュメ「吉備津神社 七十五膳据神事の七十五の起源についての考察」をもとに、縄文ノート119・120で明らかにした、記紀、播磨・伊勢国風土記、神社・民間伝承のからの諏訪と伊勢・大和・播磨・備前のスサノオ・大国主一族の氏族・宗教・製鉄の繋がりについての分析を補強しました。
 縄文論から外れるとのお考えもあるとは思いますが、「スサノオ・大国主建国史から遡って縄文社会・文化・宗教を解明する」=「縄文社会・文化・宗教の延長上にスサノオ・大国主建国がある」という私の基本的な縄文解明の方法論の延長上にあります。
 なお、丸谷さんの「製鉄実験」などについては、次々回に紹介したいと考えます。
 内容はむしろ本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」にふさわしいものであり、「ヤマタノオロチ吉備王」説から、スサノオ・大国主一族の製鉄や美和(大倭=大和)、諏訪への展開について「七十五神事」について述べ、さらには人類大移動に伴うDNA・言語・農耕・文化・宗教の縄文社会への伝播についてまとめています。雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/










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「縄文ノート119 諏訪への鉄の道」の紹介

2022-01-22 19:57:39 | スサノオ・大国主建国論
 はてなブログに「縄文ノート119 諏訪への鉄の道」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 古部族研究会編の『諏訪の祭祀と氏族』に触発され、「縄文118 『白山・白神・天白・おしらさま』信仰考」では伊勢(大国主一族)と諏訪の宗教における繋がりを書き、今回は「伊勢から諏訪への鉄の道」について考察を進め、縄文1万数千年の歴史と紀元1~3世紀のスサノオ・大国主建国との繋がりを解明しました。
 縄文研究・民俗研究が最も進み、大天白神・御左口(みしゃぐち)神・道祖神信仰が今に伝わる諏訪と記紀・風土記文献と神社伝承が濃く残る播磨・伊勢・吉備・出雲を「鉄の道」で結びつけることにより、紀元1~4世紀の歴史は解明できたと考えます。
 弥生人(中国人・朝鮮人)征服史観の「弥生人稲作開始説」「新羅鉄輸入説」の思い込みから、これまで縄文時代とスサノオ・大国主建国を繋ぐ鉄器生産と水利水田稲作の研究はなされておらず、出雲・安芸・吉備・播磨・美和・伊勢などにおいても製鉄と鉄器農具、神名火山(神那霊山)信仰、記紀・風土記と神社伝承分析などの総合的な研究が求められます。そして、帝国主義諸国やマルクスを含めた西欧中心の文化・文明観に対し、アフリカ・アジア・南北アメリカ中心の文化・文明史観の確立を図るべき段階と考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」の読者の皆さんには、縄文時代とスサノオ・大国主建国を繋ぐ諏訪の歴史に注目いただくとともに、スサノオ・大国主一族の鉄生産と水利水田稲作について参考にしていただければと思います。雛元昌弘



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート118 『白山・白神・天白・おしら様』信仰考」の紹介

2022-01-11 18:26:15 | 神名火山(神那霊山)
 はてなブログに「縄文ノート118 『白山・白神・天白・おしら様』信仰考」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 古部族研究会(野本三吉・北村皆雄・田中基)編の『諏訪の祭祀と氏族』をざっと読み、「白山・白神・天白・おしら様」信仰について考えてみました。
 私のそもそもの関心は、スサノオ・大国主一族の死者の霊(ひ)が「神名火山(神那霊山)」から天に昇り、降りてくるという「八百万神信仰」のルーツが縄文時代に遡るのではないか、という仮説でしたが、蓼科山に向かう阿久遺跡の石列や中ツ原・阿久尻・三内丸山遺跡の巨木高層拝殿、女神(めのかみ)山伝承などからその証明はできたと考えています。
 さらにDNA分析とヒョウタンやイネの伝播から縄文人のルーツが東インド・東南アジアの照葉樹林帯であり、さらに南インド、アフリカ高地湖水地方、ニジェール・コンゴ川流域の熱帯雨林での人類誕生に遡り、「神山天神信仰のルーツはアフリカ高地湖水地方の白い万年雪を抱くルウェンゾリ山・ケニア山・キリマンジャロ」であり、そこからエジプト文明の上が白く下が赤いピラミッドや、メソポタミア文明のアララト山信仰や聖塔ジッグラト、インダス文明のカイラス山(仏教の須弥山)信仰、日本の蓼科山などの神名火山(神那霊山)信仰が生まれた、という結論に至りました。
 このような検討をふまえ、「白山・白神・天白・おしら様」に共通する「白」は雪山を表す神山天神信仰であり、「白山・白神・天白・おしら様」信仰のルーツは縄文時代の神山天神信仰に遡り、現代にまで続いていることを明らかにしました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主の八百万神信仰や神名火山(神那霊山)信仰が縄文時代に遡る可能性についての検討の参考にしていただければと思います。雛元昌弘











□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
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「縄文ノート117 縄文社会論の通説対筆者説」の紹介

2022-01-07 14:34:26 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート117 縄文社会論の通説対筆者説」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 はてなブログ「ヒナフキンの縄文ノート」は116号を迎え、中間の整理を行いました。
 試行錯誤しながら縄文社会についてあらゆる角度から書いてきましたが、さらに各論を書き進める前に、現段階で全体を俯瞰しておきたいと考えます。「最少矛盾仮説」として統合する前の予備作業です。
 考えが変わってきている矛盾点が多々あると思いますが、ここでは記憶(老人ボケが混じっている)だけを頼りにしてオリジナルな主張についてざっと整理してみました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主の百余国の建国が縄文時代とどう関わるのか、世界の中でどのような意味を持つのかなどの検討の参考にしていただければと思います。雛元昌弘




□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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新年のご挨拶

2022-01-04 18:07:11 | スサノオ・大国主建国論
 新年が少しでもよい年になりますよう、願っております。
 年末に少し無理をして、正月三日間は不整脈で家族イベントに付き合いながら静養していました。やっと新年の挨拶です。
 祖母から繰り返し教えられた「世のため人のため」、父からの陽明学の「知行合一」「山田方谷の特産品開発」と犬養毅の「話せばわかる」の教え、軍人になれとの指示、広島での入市被曝体験、母からの姫路陸軍病院看護婦時代の話など、昔のことを思い出しながら、人生最後に何をなすべきか、何ができるのか、自問し続けています。


 
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