ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート176 世界の母系社会」の紹介

2023-08-02 10:05:58 | 母系制

 はてなブログに「縄文ノート176 世界の母系社会」をアップしましたので紹介します。https://hinafkin.hatenablog.com/

 7月19日の縄文社会研究会・東京の公開講座の講演資料「縄文は母系制社会だった」では、方法論として垂直軸(歴史軸)と水平軸(世界の民俗軸:女神信仰と母系制)の両方から縄文母系制社会を明らかにしょうとしましたが、後者の「世界の母系制社会」「世界の女神信仰」の資料づくりは間に合いませんでした。

 ナディア・フェルキ著・野村真依子訳の『世界の母系社会』、遠藤織枝著の『中国雲南 摩梭(モソ)族の母系制』などから、現存する世界の母系社会を紹介し、世界は父系社会の前は母系社会であったことを明らかにしました。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、世界史の中にスサノオ・大国主建国をどう位置付けることができるのか、という1つの切り口として参考にしていただければと考えます。

 海人族のスサノオ・大国主一族の「百余国」の「委奴国(ふぃなのくに)」建国は各国を滅ぼしての軍事的統一ではなく、米鉄交易と妻問夫招婚、八百万神信仰による平和的な部族連合による建国です。放牧を続けていた貧しい羊飼いのユダヤ人が自分たちは選民であるとする絶対神を発明し、その神の命令によりパレスティナの豊かな交易・農耕民族を征服し、男は殺し女子どもは奴隷にしたユダヤ民族の旧約聖書歴史史観とは異なる世界史があることを、ウクライナ侵略戦争の今こそ世界にアピールすべきではないでしょうか?

 全ての死者が神として祀られるスサノオ・大国主一族の八百万神信仰の世界遺産登録へ向けての参考にしていただければと考えます。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

 ・『奥の奥読み奥の細道』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート175 女偏が示す中国母系制社会」の紹介

2023-07-30 15:09:09 | 母系制

 はてなブログに「縄文ノート175 女偏が示す中国母系制社会」をアップしましたので紹介します。https://hinafkin.hatenablog.com/

 7月19日の縄文社会研究会・東京の公開講座の講演資料「縄文は母系制社会だった~『日本中央部縄文遺跡群』の世界遺産登録を考える」では、「漢字が示す母系制社会」として、「姓、地、女・男、卑・卑弥呼、魏・鬼・倭」字を紹介しました。

 その内容については、縄文ノート「90 エジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制」(210822)、「148 『地・姓・委・奴・卑』字からの中国母系社会論」(220827)でも詳しく分析していますので、参考にしていただければと思います。

 この資料作りの時には、基本字「始」字、結婚や出産に関わる「婚・婿・嫁・妊・娠」字、漢委奴国王の金印の「委・奴」字について分析が間に合わなかったので、今回、まとめて紹介しました。

 象形文字である漢字は、漢字分解を行うと、その漢字が成立した社会の考えを読み取ることが可能であり、表音文字にはない大きな利点があります。

 中国では春秋戦国時代の男が中心の軍国社会に入る前の孔子が理想とした周の農耕社会(男=田/力)は母系制社会であり、女偏の漢字は母系制社会の人々の考え方を示しています。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族のスサノオ・大国主一族の米鉄交易と妻問夫招婚、八百万神信仰による百余国の「委奴国(ふぃなのくに)」の建国、大国主筑紫妻の鳥耳(オオヒルメ=大霊留女:天照を襲名)の11代目の卑弥呼(霊御子)の女王国・邪馬壹国(通称:邪馬台国)の通史解明、さらには八百万神信仰の世界遺産登録へ向けての参考にしていただければと考えます。 

 前回も書きましたが、『Scientific American』『Nature』『National Geographic』などにスサノオ・大国主建国について論文掲載する若手言語研究者の登場を期待したいところです。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

 ・『奥の奥読み奥の細道』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

 ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

 帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

 ヒナフキンの邪馬台国ノート      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

 霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート135 則天武后・周王朝にみる母系制」の紹介

2022-04-20 20:37:29 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート135 則天武后・周王朝にみる母系制」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 4月8日に録画していたNHK・BSプレミアムの再放送「中国王朝 英雄たちの伝説『権力者たちの素顔 史上唯一の女帝・則天武后』」(2020年初放送)をやっと見ました。
 私はスサノオ・大国主建国論、邪馬台国論から縄文社会研究に進み、わが国は母系制社会であったという結論に達し、さらに女性像・女神像と神話、人類誕生の分析から、世界の全古代文明は母系制社会であったとの論証を行いました。
 今回、中国の唐時代の武周王朝が母系制社会の世界の最後の女王国であったことがわかりましたので、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』批判4の前に、面白い方を先にまとめました。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、縄文時代からの母系制社会のうえに「八百万神信仰」によるスサノオ・大国主建国を世界史の中にどのように位置づけることができるのか、検討を行う上での参考にしていただければ幸いです。 雛元昌弘


□参考□
<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/















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 「縄文ノート126 『レディ・サピエンス』と『女・子ども進化論』」の紹介

2022-03-07 19:59:58 | 母系制
 はてなブログに「 「縄文ノート126 『レディ・サピエンス』と『女・子ども進化論』」の紹介」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 2021年11月4日のNHKのBSプレミアム:コズミックフロント「レディサピエンス」を録画していましたが、撮りためている録画はHD2台)もあり、やっと見ることができたのは新年に入ってからでした。
 すぐに書けばよかったのですが、諏訪への製鉄・水利水田稲作の伝来から吉備・播磨の製鉄についての考察を進めていて、手付かずのままになっていました。さらに、2月24日からのロシア軍のウクライナ全面侵攻に反対して「2・26事件」の2月26日からフェイスブックを書き続けていて、縄文ノートは手が付きませんでした。
 録画を見直す時間はないので簡単なメモから「レディ・サピエンス」を紹介し、その「男性中心進化史観」批判を高く評価するとともに、私の西欧中心史観を批判する「アフリカ・アジア中心史観」の「女・子ども進化論」との違いを明らかにしておきたいと考えます。
 「妻問夫招婚」のスサノオ・大国主建国論の霊(ひ)信仰の「母系制社会論」から、縄文社会研究や日本列島人起源論、さらには人類進化論へと進んできた私は「女・子ども主導人類進化説」を書き続けてきましたが、コズミックフロント「レディ・サピエンス」をNHKオンデマンド(220円)で是非ともご覧になっていただき、私の書いてきたブログと対照し、さらに発展させていただければ幸いです。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、鉄器・水利水田稲作を鉄先鋤で普及させ、母系制縄文社会の妻問夫招婚で百余国の建国を進め、各国に180人(古事記)の御子をもうけた大国主など、スサノオ・大国主一族の建国の重要なテーマであり、参考にしていただければと思います。 雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/



















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「縄文ノート103 母系制社会からの人類進化と未来」の紹介

2021-10-17 17:08:33 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート103 母系制社会からの人類進化と未来」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 私はこれまで「夜這い・妻問婚の母系制・母父系制社会」「母系制の土着性と父系制の交流性」「家など生活手段母系、船・漁具など生産手段父系」「母子サルの熱帯雨林の沼地での採集・漁撈による糖質・DHA食と二足歩行・ヤス使用による人類誕生」「祖母・姉妹の子育て支援からの母系制」「女性による霊(ひ:祖先霊)祭祀」「女神(山の神)にささげる男根石棒」「父系制後の夜這い・若衆宿など母系制の残存」などを検討してきましたが、ここで母系制社会論をまとめておきたいと思います。
 2025年には大阪で再び万博が開かれますが、前回の1970年の大阪万博において、「縄文に帰れ」「本土が沖縄に復帰するのだ」「自分の中に毒を持て」と述べていた岡本太郎氏は、「生命の樹」(太陽の塔に名称変更)の背中には「黒い太陽(原発)」、頭には「鳥の顔」、腹には「歪んだ(怒った)人の顔」、地底には「海の顔」(黄泉の顔)を置き、塔の内部には海から産まれた無数の生命進化を示すオブジェを生命の樹に配置し、天に飛び立つ両翼を持った塔は「お祭り広場」の中心に置かれましたが、福島第1原発事故を体験した55年後の私たちは彼の主張に応えているでしょうか?
 縄文芸術の価値を世界に初めてアピールし、「縄文に帰れ」と主張した岡本太郎氏の問いかけを今こそ日本中央縄文文明の世界遺産登録運動として世界に再発信すべきと考えます。―「縄文ノート14 大阪万博の『太陽の塔』『お祭り広場』と縄文」参照
 なお、日本中央の「山人(やまと)縄文文明」の世界遺産登録に続いて、私は琉球から南九州、瀬戸内、出雲、若狭、能登にかけての「海人(あまと=あま)縄文文明」についても別途、世界遺産登録を進めるべきと考えています。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の「百余国」の建国を縄文文明の内発的発展としてとらえる参考にしていただければと思います。雛元昌弘





□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート100 女神調査報告4 諏訪大社下社秋宮・性器型道祖神・尾掛松」の紹介

2021-10-03 17:11:39 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート100 女神調査報告4 諏訪大社下社秋宮・性器型道祖神・尾掛松」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
  9月11日は「守矢・諏訪・安曇一族のルーツと信仰」(縄文とスサノオ・大国主建国の繋がり)と「縄文石棒(墓石→神代(かみしろ))→男根道祖神→男女性器道祖神→夫婦道祖神」の変遷をテーマにして、諏訪湖北岸から安曇野、佐久へと調査しました。
 まず諏訪大社下社秋宮の摂社と末社を調べ、その北にある男根型道祖神へ向かいましたが、集中豪雨被害の道路閉鎖があり、かなり大回りして捜したので下社春宮には行く時間がなくなり、建御名方が出雲に出向いた時に尾が残ったという壮大な龍神伝説のある「尾掛松(杉の木神社)」を見て、安曇野の穂高神社へ向かいました。
 私はスサノオ・大国主の建国史の解明は、古事記と播磨国風土記の分析が鍵であると考えてきましたが、縄文時代からスサノオ・大国主建国と農耕・文化・宗教の繋がりの解明には「古事記二重構造論」にたった諏訪・信州の遺跡・神社・伝承の分析が重要であり、さらに各地の大和中心主義の地方史の見直しが必要と考えるようになりました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、縄文時代から続くスサノオ・大国主一族の「百余国」の建国史の分析には、各地方史の全面的な再検討が必要と考えており、参考にしていただければと思います。雛元昌弘


□参考□

















<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート99 女神調査報告3 女神山(蓼科山)と池ノ平御座岩遺跡」の紹介

2021-09-30 17:39:22 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート99 女神調査報告3 女神山(蓼科山)と池ノ平御座岩遺跡」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 9月11日は、朝、蓼科山(別名:女神(めのかみ)山)のふもとの池之平ホテルから白樺湖を一周して女神湖までざっと見学。まちづくりプランナー時代のクセが抜けず景観・環境条件などをチェックしてから朝食をとり、縄文時代からの信仰対象であった女神(めのかみ:ヒジン=霊神)の住むとされる蓼科山の写真をとりながら、ビーナスラインを下りました。
 女神(地母神・山神:乳房・腹・性器を強調した妊娠像、出産像)と神を祀る巫女(みこ:卑弥呼=霊巫女など)とビーナス(ギリシアの女奴隷の影響)の3者をごっちゃにした「ビーナスライン」や「縄文のビーナス」のネーミングはいただけませんが、その違いについては縄文「75 世界のビーナス像と女神像」「86 古代オリンピックとギリシア神話が示す地母神信仰」「90 エジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制」を参照ください。
 今回、蓼科山北約20kmの北佐久郡立科町の蓼科神社を調査候補に入れていたのですが時間的に調査できず、事前準備が不十分で見逃してしまった白樺湖畔の池ノ平御座岩遺跡と合わせて、こここで紹介しておきたいと思います。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、守矢・諏訪氏と縄文時代の神名火山(神那霊山)・女神信仰の歴史・文化の解明をもとに、出雲をはじめ各地の縄文時代とスサノオ・大国主一族の「百余国」の建国との繋がりを分析していただければと考えます。雛元昌弘

























□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
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「縄文ノート93 『かたつむり名』琉球起源説からの母系制論―柳田國男の『方言周圏論』批判」批判」の紹介

2021-08-30 19:52:56 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート93 『かたつむり名』琉球起源説からの母系制論―柳田國男の『方言周圏論』批判」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「母系社会からの人類進化」のまとめに入りましたが、私のスサノオ・大国主建国からスタートした縄文人論・日本列島人起源論・人類起源論は「海人族」「魚介食族」というところが原点であり「『カタツムリ名』沖縄起源説―柳田國男の『方言周圏論』批判」(180816・21)を加筆して紹介しておきたいと考えます。
 この海人族論については、左右の論客が登場した『季刊 日本主義』(終刊)の「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(40号:2017冬)、「言語構造から見た日本民族の起源」(42号:2018夏)、「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ:2018秋」(43号)「海洋交易の民として東アジアに向き合う」、(44号:2018冬)、「『漂流日本』から『汎日本主義』」へ(45号:2019春)などで主張してきましたが、関連する小論を紹介します。
 西欧中心史観の肉食史観、狩猟・戦争文明史観、男性中心史観の影響を受け、「肉が好き、魚は嫌い」「海が怖い・嫌い」「戦争大好き」なわが国の翻訳学者たちは、「縄文人=石鏃・石槍の狩猟民イメージ」をまき散らし、「採集・漁撈・交易民」「芋豆穀実・魚介食の海人(あま)族」「妻問夫招婚による平和なスサノオ・大国主一族の建国」の歴史を忘れてしまっていますが、ここでは言語から海人族の日本列島人の起源について補足しました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族論は欠かすことのできないテーマであり、参考にしていただければと思います。雛元昌弘






















□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート92 祖母・母・姉妹の母系制」の紹介

2021-08-26 16:47:06 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート92 祖母・母・姉妹の母系制」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類進化に祖父母が果たした役割について、ずいぶん前に『日経サイエンス』で読んだことがあり、その記憶をたよりにして何度か書いたのですが、ネットで検索したところ2011年12月号のR. カスパーリ(セントラル・ミシガン大学)の「祖父母がもたらした社会の進化」であることがわかり、今回、再録された別冊日経サイエンス194『化石とゲノムで探る 人類の起源と拡散』を購入して読みましたので、紹介します。
 ただ、私は祖父母より、祖母・姉妹・従姉妹が「共同体・家族形成」「農耕開始」には重要な役割を果たしたと考えており、母系制社会論の一環としてまとめました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主の建国と夜這いによる妻問夫招婚、筑紫大国主王朝の女王卑弥呼の関係を考えてみていただければと思います。雛元昌弘








□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート91 台湾・卑南族と夜這い・妻問夫招婚の『縄文1万年』」の紹介

2021-08-24 17:15:40 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート91 台湾・卑南族と夜這い・妻問夫招婚の『縄文1万年』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類の誕生から始まる「母系社会からの人類進化」のまとめに入りましたが、欠かせない未検討の小テーマがいくつかあり、妻問夫招婚や祖先霊祭祀、壻屋と母系制・父系制との関係について2018年に書いた、「妻問夫招・夜這いの『縄文1万年』」(181201・30→190308、縄文ノート13)に一部加筆して再掲しました。
 「多DNA民族でありながら、多部族社会とならずになぜ縄文社会は均一なのか?」「台湾の卑南(ひな)族と縄文の霊(ひ)・霊継(ひつぎ)信仰や東南アジアのピー信仰、日本の女性器ピー・ヒナ信仰の関係は?」「卑南族の婿屋制度と日本の夜這い・妻問夫招婚の関係は?」など、縄文社会の解明にヒントを与えてくれます。
 私が卑南族に興味を持ったのは、苗字が「雛元」で、江戸時代中期からの墓は「日向」、提灯には「日南」と書き、「ひな」と称しており、明治になって本家であったため「日本(ひなもと)」と届けたところ勝手に「雛元」に変えられたということがあり、仕事先の青森県東北町で「日本中央」の石碑に出合い、西にそびえる八甲田山に「雛岳」があったことから「ひな=日=日向」の研究に入ったという経過があったからです。
 そこから、大国主を国譲りさせた高天原の「建比良鳥(たけひらとり)」が日本書紀では「武日照(たけひなてる)・武夷鳥命 ・天夷鳥命」と表記されていることから「日向=日=夷=比良」であり、イヤナミが葬られた場所の「黄泉比良坂」は「黄泉日向坂」で、武日照が住んでいた高天原は地名「筑紫日向(ひな)」から「旧甘木市蜷城(ひなしろ)の高台説」にたどり着きました。さらに記紀に書かれた始祖神の「むすひ=産霊=産日」の夫婦神、沖縄・天草で女性器を「ピー・ヒー」「ヒナ」と呼び、出雲で女性が妊娠すると「ひがとどまらしゃった」(出雲の級友・真庭氏からの教示)ということ、スサノオ・アマテルの「うけひ=受気比=受け霊」、神名火山(かんなびやま=神那霊山)、神籬(ひもろぎ=霊洩木)などから、「日=霊(ひ)」であり、「ひと・ひこ・ひめ・ひみこ」は「霊人・霊子・霊女・霊巫女(霊御子)」、皇位継承の「日継」や「棺・柩」は「霊継」であり、この国は霊(ひ:祖先霊)信仰であった、との結論に達したのです。
 以上のような経過があったことから、台湾の卑南(ひな)族に関心を持ったのですが、卑南族には卑弥呼(霊巫女)と同じような巫女制度があり、さらにスサノオ・大国主一族の「夜這い」の「妻問夫招婚」を想定させる「婿屋制度」があり、祭祀=女性、政治=男性の役割分担があったのです。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、台湾の少数民族・卑南族の宗教・社会と古事記の始祖神で出雲大社正面に祀られた「産霊(むすひ)神夫婦」、スサノオ・大国主の夜這いによる妻問夫招婚と霊(ひ)・霊継(ひつぎ)による百余国の建国の繋がりを考えてみていただければと思います。雛元昌弘




□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート90 エジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制」の紹介

2021-08-22 17:49:40 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート90 エジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「縄文ノート86 古代オリンピックとギリシア神話が示す地母神信仰」を書いた時、ギリシア文明に先立つエジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制についてもメモを作成していたのですが、「縄文ノート90 母系(母権)制社会からの人類進化」を書き始めて、先にまとめて書いておく必要がでてきました。
 なお、これまで私は共同体・家族形成の主導や、氏族・部族社会での妻問夫招婚や祖先霊信仰、氏族・部族・民族国家形成などについて、「母系制社会」に「母権制社会」を含めて書いて来ましたが、両者をきちんと整理する必要を感じています。現時点では未検討のまま「母系制社会」と書き、次回に時間をかけて検討したいと考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主の米鉄交易と妻問夫招婚による百余国の建国や大国主筑紫王朝の卑弥呼の邪馬壹国を始めとした女王国が世界史の中でどのように位置づけられるのか、考えてみていただければと思います。雛元昌弘
















□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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