ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート99 女神調査報告3 女神山(蓼科山)と池ノ平御座岩遺跡」の紹介

2021-09-30 17:39:22 | 母系制
 はてなブログに「縄文ノート99 女神調査報告3 女神山(蓼科山)と池ノ平御座岩遺跡」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 9月11日は、朝、蓼科山(別名:女神(めのかみ)山)のふもとの池之平ホテルから白樺湖を一周して女神湖までざっと見学。まちづくりプランナー時代のクセが抜けず景観・環境条件などをチェックしてから朝食をとり、縄文時代からの信仰対象であった女神(めのかみ:ヒジン=霊神)の住むとされる蓼科山の写真をとりながら、ビーナスラインを下りました。
 女神(地母神・山神:乳房・腹・性器を強調した妊娠像、出産像)と神を祀る巫女(みこ:卑弥呼=霊巫女など)とビーナス(ギリシアの女奴隷の影響)の3者をごっちゃにした「ビーナスライン」や「縄文のビーナス」のネーミングはいただけませんが、その違いについては縄文「75 世界のビーナス像と女神像」「86 古代オリンピックとギリシア神話が示す地母神信仰」「90 エジプト・メソポタミア・インダス・中国文明の母系制」を参照ください。
 今回、蓼科山北約20kmの北佐久郡立科町の蓼科神社を調査候補に入れていたのですが時間的に調査できず、事前準備が不十分で見逃してしまった白樺湖畔の池ノ平御座岩遺跡と合わせて、こここで紹介しておきたいと思います。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、守矢・諏訪氏と縄文時代の神名火山(神那霊山)・女神信仰の歴史・文化の解明をもとに、出雲をはじめ各地の縄文時代とスサノオ・大国主一族の「百余国」の建国との繋がりを分析していただければと考えます。雛元昌弘

























□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート98 女神調査報告2 北方御社宮司社・有賀千鹿頭神社・下浜御社宮司神社」の紹介

2021-09-24 20:00:41 | 宗教論
 はてなブログに「縄文ノート98 女神調査報告2 北方御社宮司社・有賀千鹿頭神社・下浜御社宮司神社」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 長野県諏訪市を中心に中部・関東に広がる「ミサク神」「ミシャグジ神」の解明に向けて、9月10日には中央構造線の断層に沿って「神長官邸みさく邸」から西に進んで北方御社宮司社を見学し、時間がなくて有賀千鹿頭神社はパスし、11日には諏訪湖北岸の下浜御社宮司神社を見学しました。
 私は「ミサク神」「ミシャグジ神」や「鹿頭(かとう)祭祀」は縄文時代の信仰を受け継いだスサノオ一族の物部一族の守矢氏の祭祀と考えており、「守矢氏=縄文人、諏訪氏=弥生人」説ではなく、縄文時代の信仰を受け継いだ「守矢氏=スサノオ一族、諏訪氏=大国主一族」説を神社の立地と環境、祭神から確認したいと考えました。
 なお、下浜御社宮司神社では「ミサク神」「ミシャグジ神」は女神ではないか、という結論に達しましたが、地元でのさらなる調査を期待したいと思います。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、縄文時代から続くスサノオ・大国主一族の「百余国」の建国にとって、この地の守矢・諏訪氏と縄文時代の龍蛇神・神名火山(神那霊山)・神籬(霊洩木)・地母神信仰の歴史・文化の解明は決定的に重要であり、参考にしていただければと思います。雛元昌弘























□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
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ブログ「縄文ノート97 3母音か5母音か?―縄文語考」の紹介

2021-09-22 19:58:08 | 倭語論
 はてなブログに「縄文ノート97 3母音か5母音か?―縄文語考」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 女神調査報告2で「千鹿頭(ちかとう)」や下浜御社宮司(みしゃぐじ)神社の「三狐神(みけつかみ)」の語源を書きましたが、その前提として2018年に書いた「3母音か5母音か?―古日本語考」を修正して先に紹介しておきたいと思います。
 『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)で書き、前に縄文ノート「93 『カタツムリ名』琉球起源説からの母系制論―柳田國男の『方言周圏論』批判」「94 『全国マン・チン分布考』からの日本文明論」でも少しふれましたが、倭語分析の基本として私は「縄文語からの3母音と5母音の分岐説」を提案します。
 これまで「本土の5母音が琉球で3母音方言に変わった」というのが通説でしたが、「共通の縄文語から琉球の3母音と本土の5母音に分岐した」と私は考えています。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の神々や神社名の分析などには、縄文語からの検討が欠かせません。参考にしていただければと思います。雛元昌弘












strong>□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート96 女神調査報告1 金生遺跡・阿久遺跡」の紹介

2021-09-19 17:42:27 | 縄文文明
 はてなブログに「縄文ノート96 女神調査報告1 金生遺跡・阿久遺跡」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 9月10日の茅野市での八ヶ岳研究会に尾島顧問から誘われ、周辺のいくつかの遺跡・神社を調べてきました。博物館・資料館はコロナの緊急事態宣言で博物館の見学や関係者のヒアリングなどはできず、、野外の遺跡・神社などの調査になりました。
 「日本中央縄文文明」の世界遺産登録には「⑥ 顕著な普遍的価値を有する行事、生きた伝統、思想、信仰、芸術的・文学的作品」として、縄文時代からの石棒・円形石組と金精信仰、神山信仰(お山信仰、山神信仰、神名火山(神那霊山)信仰、神籬(霊洩木)信仰)を明らかにする必要があると考えています。
 今回は、9月10日の八ヶ岳周辺の山梨県北杜市の金生(きんせい)遺跡、長野県原村の阿久(あきゅう)遺跡の報告です。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の建国と縄文文明の関りを示す地域として、この地の守矢・諏訪氏と縄文時代の龍蛇神信仰・神名火山(神那霊山)・神籬(霊洩木)信仰の歴史・文化の解明は決定的に重要であり、現代に続く神社信仰・御柱祭などの祭りにその痕跡を残しています。参考にしていただければと思います。雛元昌弘
















□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート95 八ヶ岳周辺・安曇野・佐久の女神信仰調査」の紹介

2021-09-15 10:29:33 | 縄文文明
 はてなブログに「縄文ノート95 八ヶ岳周辺・安曇野・佐久の女神信仰調査」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「日本中央縄文文明」の世界遺産登録には「⑥ 顕著な普遍的価値を有する行事、生きた伝統、思想、信仰、芸術的・文学的作品」の存在を示す必要があり、縄文時代の石棒・円形石組の地母神信仰や女神(山神)信仰が、スサノオ・大国主一族からの神名火山(神那霊山)・神籬(霊洩木)信仰・みしゃくじ信仰、さらに中世から現代に続くお山信仰(山神信仰)や金精(石棒道祖神)信仰を明らかにしたいと考えてきました。 
 9月10・11日、八ヶ岳周辺の金生(きんせい)遺跡、阿久(あきゅう)遺跡、北方御社宮司(みしゃぐじ)社、千鹿頭(ちかとう)神社、下浜御社宮司(みしゃぐじ)神社、諏訪大社下社秋宮、下諏訪町の石棒道祖神、杉の木神社(龍神の尾掛松)、安曇野の穂高神社、佐久の北沢大石棒、大宮諏訪神社(大石棒)、原諏訪神社(石棒)をざっと見てきました。緊急事態宣言で博物館の見学や関係者のヒアリングなどはできないため、野外の遺跡・神社などの調査になりました。次回から、その報告を紹介したいと思います。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の建国には「米鉄交易」「母系制の妻問夫招婚」「八百万神の神名火山(神那霊山)・神籬(霊洩木)信仰」の3点セットがあったと考えており、参考にしていただければと思います。雛元昌弘


□参考□



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
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「縄文ノート94 『全国マン・チン分布考』からの日本文明論」批判」の紹介

2021-09-07 20:09:20 | 日本文明
 はてなブログに「縄文ノート94 『全国マン・チン分布考』からの日本文明論」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「縄文ノート93 『カタツムリ名』琉球起源説からの母系制論」につづき、性器名称の方言分析から、倭語が琉球から北上して九州から全国に広がったことを明らかにしました。
 2018年12月に縄文社会研究会向けに「松本修著『全国マン・チン分布考』の方言周圏論批判」(2020年2月には「帆人の古代史メモ」の「琉球論5」で公開)をまとめましたが、さらに加筆して紹介しました。
 日本人は南方系か北方系か、北方系縄文人を弥生人(中国人・朝鮮人)が日本列島中央から沖縄と東北・北海道など周辺に追いやったという日本民族形成の「二重構造説」は成立するかどうかについては、DNA分析・方言分布・地名分布・文献(記紀・風土記)分析を総合的に行う必要があります。
 奈良・京都から方言が全国に同心円的に広がったという柳田國男氏の「方言周圏論」にもとづき、女性・男性性器名の方言もまた京都を中心に地方に広がったとするのが松本修氏の『全国マン・チン分布考』ですが、氏の「女陰全国分布図」「男根全国分布図」の分析からは「方言周圏論」は成立せず、逆に琉球から九州を経て全国に広がったことを私は明らかにしています。
 私の「南方・北方両方向からのドラヴィダ系縄文人族移住説」「縄文人による縄文農耕と大国主の水穂国建国説」「妻問夫招婚の母系姓縄文社会説」という主張の一環として「マン・チン分布」を見ていただければと考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、海人族のスサノオ・大国主一族のルーツ解明は欠かすことのできないテーマであり、参考にしていただければと思います。雛元昌弘



























□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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