ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ信仰(金精・山神・地母神・神使文化)について」の紹介

2020-12-27 19:53:22 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ信仰(金精・山神・地母神・神使文化)について(Ⅲ縄文宗教論9)」をアップしました。
 この3月に「縄文ノート9 祖先霊信仰(金精・山神・地母神信仰)と神使文化を世界遺産に」で紹介たものですが、縄文宗教論として欠かせないのでここに再掲します。
 私が縄文の世界遺産登録を2015年に提案したのは、この群馬県片品村に素晴らしい縄文遺跡があるからではなく、霊(ひ)・霊継(ひつぎ)宗教の「金精信仰・山神(神那霊山)信仰・地母神信仰・神使信仰」という「縄文宗教・文化」が今もワンセットで残っているからであり、それは「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録」とは別に世界的に価値が高いと考えたからです。
 この夏、縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿からさらに検討を進め、「天神信仰」や「神籬(霊洩木=神木)信仰」「龍神信仰」「水神信仰」「赤米・赤飯神事」なども縄文時代に遡り、そのルーツが東南アジアのドラヴィダ系山人(やまと)・海人(あま)族にあるという結論に達しましたが、その前提として欠かせない霊(ひ)信仰論としてみていただきたいと考えます。
 スサノオ・大国主建国論においても、単に天皇建国論に対する正史の提案にとどまらず、縄文時代から続く日本列島文明論の一環として48mの古代出雲大社の再建や世界遺産登録を考えるべきと考えます。縄文論が一段落しましたら、スサノオ・大国主建国論をこのような視点から再考したいと思います。 雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする