ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート64 人類拡散図の検討」の紹介

2021-03-30 11:38:06 | 日本民族起源論
 はてなブログに「縄文ノート64 人類拡散図の検討」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 ネットで検索すると人類の拡散について、様々な説の多くの図がみられ、どれを信用していいのか迷いましたが、同じような方は多いと思います。相互に矛盾する図が多いということは、誤った図も多いということになります。
 アフリカのどこでホモサピエンスは誕生したのか、どこから出アフリカを果たしたのか、どのようなルートで世界に拡散したのか、途中に大きな分岐点があったのかアフリカですでに分岐していたのかなど、整理しないわけにはいきません。
 アフリカ・アジア各国に行ったこともなく、専門分野でも専門書を読んでもいない私がこのような作業を行うのはおこがましいのですが、ネットで公開されている情報からまずは自分の頭で考え、整理を行いたいと考えます。
 なお私が「日本民族起源論」「日本人起源論」と言わず、「日本列島人起源論」と書いているのは、①「日本国」や「日本民族意識」が形成される以前の旧石器・縄文時代をテーマとし、②そもそもこの国は南方・大陸・朝鮮半島・シベリアからの多様なDNAの人たちにより形成されており国名・民族名から判断すべきではなく、③世界文明の中で「日本列島」という多島海文明の特徴を重視するからです。
 いずれ、意欲的な若者たちがアフリカの誕生地を突き止め、そこからの全移住ルートを総合的な調査と再現実験によって解明することを期待して、基礎的な整理を行っておきたいと考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、対馬・壱岐から別れたスサノオ・大国主一族の海人族ルーツが朝鮮半島なのか、それとも中国・台湾・琉球なのか、それとも東南アジアのドラヴィダ系海人・山人族なのか、是非、考えてみていただければと思います。雛元昌弘





□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート63 3万年前の航海実験からグレートジャーニー航海実験へ」の紹介

2021-03-24 17:55:01 | 日本民族起源論
 はてなブログに「縄文ノート63 3万年前の航海実験からグレートジャーニー航海実験へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 2021年3月21日のBSフジのガリレオX第238回「自然物を手掛かりとするナビゲーション技術の科学」では、2019年7月24日にNHKクローズアップ現代の「独占密着!3万年前の大航海 日本人のルーツに迫る」などで紹介された台湾~沖縄の渡海実験が再び紹介されていました。
 この国立科学博物館主催の海部陽介氏が中心となった2013~2019年の「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」について、私は2019年12月5日のレジュメ「『无間勝間(まなしかつま:丸木舟準構造)船』『打羽(うちわ)帆船』『魏使船』考」などで草船による航海実験(2016年)を批判しましたが、その後、竹舟や丸木舟による渡海実験が行われており、私の稲作起源論、日本語起源論、日本列島人起源論も進みましたので、再度、この「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」を検証しました。
 古代のスサノオ・大国主一族の「海部(あまべ)」の末裔かもしれない海部(かいふ)氏らの「旧石器人海人族説」や「再現実験」は高く評価したいと思いますが、東南アジアからの「黒潮ルート」仮説を外した仮説実験や、人類の経験則や物理法則を無視した「竹筏説」を外した「草船・竹舟・丸木舟」仮説、網代帆による風力利用の可能性を排除した手漕ぎ舟人力移動仮説、風況を無視した航路再現実験、移住実験ではなく単なる移動実験、DNA・言語・宗教・民俗などを無視した台湾人・中国人ルーツ説など、間違いだらけの「3万年前の航海実験」と言わざるをえません。
 海部氏らはアフリカからの「海の道・海辺の道」の全グレートジャーニー航海実験に乗り出して欲しいと期待しています。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」では、対馬・壱岐をルーツとした海人族のスサノオ・大国主一族のルーツが朝鮮半島なのか、それとも南方なのか、是非、考えてみていただければと考えます。雛元昌弘

src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/36/d8696f9568a083e04a1f83a41079e6e0.jpg" border="0">
□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
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「縄文ノート62 日本列島人のルーツは『アフリカ高地湖水地方』」の紹介

2021-03-16 18:07:25 | 日本文明
 はてなブログに「縄文ノート62 日本列島人のルーツは『アフリカ高地湖水地方』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 縄文ヒョウタンの原産地が西アフリカのニジェール川流域であることから始まり、「イネ科植物のマザーイネ西アフリカ起源説」「日本語の『主語-目的語-動詞』言語エチオピア起源説」を考えてきました。
 そこで「世界ふしぎ発見」など、ナイル源流、岩塩、大地溝帯、高原・平原の2種類の猿、キリスト教などエチオピアをテーマにしたテレビ番組をよく見るのですが、肌の色は違っても中には日本人にそっくりな顔つきの人たちがいてびっくりしたものです。
 ここから、直感的に私は人類は数万年もの間、アフリカにいた時にすでにDNAの多様化を生じ、それから世界各地に数万年かけて何段かに分かれて広がったのではないか、という「人DANのるつぼ」「人DAN爆発」アフリカ仮説を考えるようになりました。縄文人は東アジアで分岐して日本列島に来たのではなく、アフリカですでに分岐し、アジアで諸文化を吸収しながら日本列島にきたのではないか、という直感です。
 一般的に生物の50~80%が熱帯雨林にいるという生物多様性からみて、赤道近くの強い太陽光は多様な植物を育て、それを食べる多様な動物を生み出し、その一部である人間もまたDNAの突然変異による多様化を生じた可能性があります。人類はアフリカの熱帯雨林で猿から類人猿、原人、旧人、現生人類(ホモサピエンス)へと進化をたどるとともに、数万年かけて人DNAや言語・生活・文化などを多様化し、それぞれが出アフリカを果たし、さらに各地の環境変化に応じてDNAの多様化を起こした、というのが私の人類拡散の仮説です。
 白人中心史観・西洋中心史観ウイルスに感染していない素人として、「私たちはみんなアフリカ生まれの黒人であった」という原点から人類史をたどってみませんか?
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としては、「スサノオ・大国主の八百万神信仰の世界遺産登録が可能か?」という視点から、人類史との関係を見ていただければ幸いです。雛元昌弘








□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
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「縄文ノート61 世界の神山信仰」の紹介

2021-03-12 20:11:59 | 文明論
 はてなブログに「縄文ノート61 世界の神山信仰」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 エジプトの白・赤2色のピラミッドが「母なる川・ナイル」源流の万年雪をいただくルウェンゾリ山信仰を起源としていることに気づき、ルウェンゾリ山→アララト山→カイラス山(須弥山)→蓼科山・高原山の「天神神山信仰伝播説」に到達しました。
 ただ、東南アジアや古マヤ・古アンデスについては調べていませんでしたので、さらに検討を進めました。
 神が太陽や地球、生物・人を造ったと考える宗教原理主義者を除いて今やアフリカからの人類の移動・拡散を疑う人は少ないでしょうが、人類は出アフリカによってはじめて文明人となったという西欧中心主義の思いこみは未だに根強いものがあります。「アフリカ文化・文明起源説」についてはほとんど検討されてきていませんので、「神山ルウェンゾリ山を模倣したピラミッド説」の延長として「神山文化アフリカ起源説」をアジア・アメリカ大陸にまで広げて提案しました。
 ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter:BLM)を模して言えば、「ブラック・ライヴズ・マザー(Black Lives Mother:BLM:もとはみんな黒人だった)」論になります。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」では、イヤナミ(伊邪那美、伊耶那美)の死後、死体は揖屋の比良坂の「黄泉の国」にあるとする一方、遠く離れた斐伊川(霊川)や日野川・江の川の源流域の「比婆山(霊場山)」に葬ったとされている古事記の記載から、日本にも魂魄分離の両墓制があり、イヤナミの死体は揖屋、魂は比婆山(霊場山)から天に昇るという宗教思想と、ピラミッドの両墓制との関係を見ていただければと考えます。雛元昌弘






□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
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  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
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「縄文ノート60 2020八ヶ岳合宿関係資料・目次」の紹介

2021-03-01 10:49:53 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート60 2020八ヶ岳合宿関係資料・目次」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「縄文ノート20 Ⅰ-1 2020八ヶ岳合宿関係資料リスト」201204の追加・修正になりますが、ここで一区切りとし、縄文ノート20~59の目次構成を示します。
 縄文農耕・縄文食論、縄文宗教論、日本語起源論、日本列島人起源論、縄文文化・文明論について書き続けてきましたが、現在、「最少矛盾仮説」の縄文論となるよう内容と用語の統一に向けて最終調整を行っています。あと2日で作業を終え、次の段階に進みたいと考えています。
 子どもの頃から学校での授業で疑問に思っていたことが、私なりに解決できてきたように思います。
 今、これらをどう英訳できるか、「倭音倭語・呉音漢語・漢音漢語」の3層構造の言語や「霊(ひ)=神」の概念などをどう説明できるのか、ギリシア・ローマ文明と四大文明、共同体文明の違いをどう説明できるのか、イメージを膨らませているところです。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」においても、英語で書くとどうなるか、考えてみたいと思います。 雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
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