ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート169 東西ストーンサークル文明:『ストーンヘンジ』と『阿久(あきゅう)・阿久尻(あきゅうじり)遺跡』」の紹介

2023-05-24 17:50:16 | 縄文文明

 不思議なことに、ユーラシア大陸の西端のイングランド島と東端の日本列島に、ほぼ同じ時期にストーンサークル文明がおこっています。しかも、どちらにも石器・巨石文明の前に木器・巨木文明があったことが明らかとなっています。

 世界から160万人/年の観光客を集めるイギリスのストーンヘンジに対し、西のストーンサークル文明はやっと北海道・北東北縄文遺跡群が世界遺産登録されたところです。

 私は「縄文ノート49 『日本中央縄文文明』の世界遺産登録をめざして」から「166 日本中央部縄文文明世界遺産登録への研究課題」などで、何度か長野県の阿久(あきゅう)・阿久尻(あきゅうじり)遺跡を取り上げてきましたが、「東の『ストーンヘンジ』、西の『阿久・阿久尻遺跡』」と言える価値があると考えています。

 特に「阿久・阿久尻遺跡」はアフリカから始まった死者の霊(ひ:魂)が天に昇るという神山天神信仰(神名火山(神那霊山)信仰)を示す重要な遺跡であり、「日本中央部縄文遺跡群の世界遺産登録」へ向けたシンボル施設として国営歴史公園化が望まれ、その実現に向け、阿久・阿久尻遺跡巨木建築の復元コンペの提案をまとめてみました。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、48mの古代出雲大社の復元と八百万神信仰の世界遺産登録へ向けた参考にしていただければ幸いです。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

  帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

  ヒナフキンの邪馬台国ノート      http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

  霊(ひ)の国の古事記論       http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート168 『縄文の今日的意義』『何と対峙しうるのか』『縄文の世界性』」の紹介

2023-05-14 11:20:47 | 縄文文明

 はてなブログに「縄文ノート168 『縄文の今日的意義』『何と対峙しうるのか』『縄文の世界性』」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 国際縄文学協会の成立前から関わってきたライターのA氏から「縄文の今日的意義」「何と対峙しうるのか」「縄文の世界性」について質問を受け、10日、レジュメをバタバタと作成して喫茶店で話しました。

 地球環境、食料不安、新興感染症、戦争・地域紛争、原爆・原発、格差拡大、拝金主義、共同性喪失などの現代文明の危機に対し、世界に普遍的に存在し、日本では縄文時代からスサノオ・大国主建国、天皇制の平安期、封建時代の鎌倉期(高群逸枝説)まで存在した妻問夫招婚の母系制社会の歴史こそが、今こそ見直される必要があると思っています。

 「縄文ノート164 女と男の『民主主義・平和・宗教』」で書いた民主主義・戦争・宗教だけでなく、さらには経済・社会・政治を含めて母系制社会から父系制社会への人類史の移行を見直し、女の原理から次の文明を展望する必要があると考えます。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の妻問夫招婚と新羅との米鉄交易による鉄先鋤をテコとした水利水田開発による建国史を日本史・世界史の中にきっちりと位置づけ、その建国史をもとに世界遺産登録を進めるべきと考えます。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

  帆人の古代史メモ          http://blog.livedoor.jp/hohito/

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「縄文ノート167 『三隅・三角・夷隅・大隅・大住』『隈本・熊本・球磨郡』考」の紹介

2023-05-05 18:18:11 | 日本民族起源論

 はてなブログに「縄文ノート167 『三隅・三角・夷隅・大隅・大住』『隈本・熊本・球磨郡』考」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 仕事先で出会った三隅町・三角町・三住町、夷隅郡・いすみ市、大隅郡・大住郡、熊本・隈本、球磨郡・球磨川などの各地の地名や、邪馬台国の卑弥呼の王都、旧甘木市の高台=高天原で神功皇后に討たれた羽白熊鷲(羽白=羽城=杷木、球磨=球磨等)など、「すみ・くま」地名の由来と地名由来人名(杷木の球磨の鷲など)について前から気になっていましたが、隈元という名字の方と会う機会があったので、まとめてみました。

 「くま=くめ=こめ」であり、南インドのタミル語(インダス文明由来のドラヴィダ語の南部語)の「kum-ai(こ=く)(ai≒え)」に由来し、縄文時代にわが伝えられた、と私は考えています。

 私は「ひな地名」と「地名由来人名」から古代史研究に入りましたが、本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の新羅との米鉄交易による鉄先鋤をテコとした水利水田開発と妻問夫招婚による百余国の建国について、地名伝播からの研究を進める参考にしていただければと思います。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)

 2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

  帆人の古代史メモ         http://blog.livedoor.jp/hohito/

  ヒナフキンの邪馬台国ノート    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

  霊(ひ)の国の古事記論      http://hinakoku.blog100.fc2.com/

 

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