ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート144 琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどん」の紹介

2022-06-27 20:10:58 | 縄文文明

 はてなブログに「縄文ノート144 琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどん」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/

 琉球の黒曜石・ヒスイ・ソバ・ちむどんどんをもとに、琉球を起点とした交易と言語から日本列島人起源について考えてみました。

 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、日本列島人起源論・縄文論とスサノオ・大国主一族の建国、琉球弁と出雲弁の関係、海人族のルーツなどについて、考えてみていだければ幸いです。 雛元昌弘

 

□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)

 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)

<雑誌掲載文>

 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)

 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)

 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)

 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)

 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)

 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)

 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)

 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)

<ブログ>

  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina

  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/

  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/

  邪馬台国探偵団              http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「帆人の古代史メモ112 沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」の紹介

2022-06-25 17:41:23 | 日本文明
 ライブドアブログ「帆人の古代史メモ」に「112 沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」をアップしました。http://blog.livedoor.jp/hohito
最終日直前の23日、東京国立博物館の「沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」(5月3日~6月26日)を見てきました。「王国時代の歴史資料・工芸作品、国王尚家(しょうけ)に伝わる宝物に加え、考古遺物や民族作品などのさまざまな文化財が一堂に会します」という案内に惹かれてでした。
 戦災を免れた琉球王家ゆかりの独特のデザインの漆工芸や衣装や、中国の影響の濃い書画など、初めて目にする豪華な国宝や模造復元は、明・清の朝貢国となり、日本と明・清、朝鮮、東南アジアなどを結んだ中継貿易の「万国津梁(ばんこくしんりょう:津=港、梁=橋)」の海人族の琉球国の文化の広がりと交易の豊かさを感じました。
私は日本列島人起源論では、「海の道」を通ったドラヴィダ系海人(あま)・山人(やまと)族中心説であり、約2.7万年前の石垣島白保の旧石器人の日本最古の前身骨格をはじめとした考古遺物や、縄文時代の対馬暖流を利用した琉球~北海道間の貝・黒曜石・ヒスイ交易、古事記に書かれた初代大和天皇の母・祖母が龍宮(筆者説=琉球)の姉妹であるという記載など大和天皇家との関係、日本語の琉球弁伝播説などに興味があったのですが、琉球と日本の関係についての展示はほんの付け足しで回避されていました。―「『龍宮』神話が示す大和朝廷のルーツ」「言語構造から見た日本民族の起源」(季刊日本主義)等参照
2018年4~6月にすでに「沖縄の旧石器時代が熱い!」が国立科学博物館で行われていましたから2番煎じは避けて当然なのですが、当時はスサノオ・大国主建国論に集中していて見に行けておらず、今回はない物ねだりでした。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」では、壱岐・対馬の海人族のスサノオ・大国主の建国と、「アマミキヨ」始祖伝説があり、縄文時代に対馬暖流を利用して琉球~北海道間の貝・黒曜石・ヒスイ交易を行っていた琉球海人族との関係について考えてみていだければと思います。 雛元昌弘

□参考□
 <本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)
 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団  http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
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「縄文ノート143 「124 『ヒナフキンの縄文ノート』一覧」の修正」の紹介

2022-06-21 11:06:55 | 文明論
 はてなブログに 「縄文ノート143 「124 『ヒナフキンの縄文ノート』一覧」の修正」」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
岡本太郎氏は「縄文に帰れ」でしたが、私はさらに遡り「アフリカに帰れ」「イモ・マメ・魚・昆虫食に帰れ」になりつつあります。
ウクライナ戦争と気候変動・アメリカの化石水枯渇が世界的な食料危機を招いてきていますが、森林を破壊してきた農業と砂漠化を進めた過放牧、化石水依存の工業型農業・畜産からの転換とともに、アフリカの森林保護(太陽エネルギー利用への転換)を前提としたイモ・マメ・水田農業の内発的発展とその結果としての人口抑制が喫緊の課題と考えています。
私ははてなブログの「ヒナフキンの縄文ノート」において、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の批判から、彼のオリジナルの「嘘話文明進化説」を除くとジャレド・ダイアモンド氏説のコピーであることがわかり、ダイアモンド氏の本を集中的に読んでいますが、旧約聖書教(ユダヤ・キリスト・イスラム教原理主義)が果たしてきた「侵略・殺戮・絶滅・奴隷化・略奪」宗教の役割を隠し、それらをチンパンジーからヒトになった人類そのものの原罪に置き換えるという「西欧・白人・男性・軍人中心史観」の「科学的な装いの嘘話」(ユダヤ教を科学的な装いで擁護、パレスチナ占領・支配の思想的根拠)の創作であると考えるに至りました。ユダヤ人・白人の新たな「科学的装いの嘘話」です。
占領地カナンから追放され、差別・迫害・虐殺されてきた苦難の歴史を背負ったユダヤ人が、その歴史・宗教を擁護するためにこのような新たな「ダイアモンド・ハラリ教」を作りたくなった心情はわかりますが、この新たな「残虐なチンパンジー進化説」の嘘話によりイスラエル建国や西欧中心のグローバリズムを正当化しようとすることについては、批判せざるをえません。私はユダヤ人差別・迫害・虐殺は許すことはできませんが、ユダヤ人思想家(差別・迫害を知的に乗り越えようとする高い能力は認めますが)の歴史の歪曲とパレスチナ占領・支配は同じく認めるわけにはいきません。
そのためには、アフリカのサルからヒトになり、日本列島にやってきた数万年の歴史・文化の全研究こそ一番の手掛かりであり、世界で活躍している若い世代にバトンタッチしなければと考えています。この作業は、世界の中で珍しいY染色体D型で、もち食を好み、神山天神信仰の霊(ひ)宗教を維持し、女神信仰・女王国の歴史を持つ日本列島人こそ可能であると考えています。
白亜紀末の大絶滅がなければ恐竜を祖先に持つ鳥が一番進化していたという説や、マメ・昆虫食が脳の進化に果たした役割、視界が遮られる森林での集団活動による言語の発達、ノーム・チョムスキー氏の言語論やハラリ・ダイアモンド氏批判など、書きたいことが多いのですが、しばらくは、「スサノオ・大国主建国論」のまとめに集中したいと考えています。
したがって、この連載はとぎれとぎれになることをご容赦下さい。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、日本列島人の起源に遡り、縄文時代からの内発的発展としてスサノオ・大国主一族の建国を検討していただければ幸いです。雛元昌弘



□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

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「縄文ノート142 もち食のルーツは西アフリカ」の紹介

2022-06-19 18:02:11 | 日本民族起源論
 はてなブログに「縄文ノート142 もち食のルーツは西アフリカ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
私が「イモもち」に関心を持ったのは、鳥浜・三内丸山縄文遺跡で発掘されたヒョウタンの原産地がニジェール川流域であることを知り、ナイジェリアで「アフリカ水田農法」の指導を行っている若月利之島根大名誉教授から「イボ族(とヨルバ族)の主食はヤムもち(日本の自然薯と同種)で、大鯰と一緒に食べるのが最高の御馳走。古ヤムのモチは日本のつき立てものモチよりさらにおいしい。貝は大きなタニシをエスカルゴ風に食べます。男性の精力増強に極めて有効」という返事をいただいてからでした。
もちが大好きな私としては、「もち食のルーツ」を確かめないわけにはいきません。
ナイジェリアで縄文人由来のY染色体D型人が見つかり、共通の祖先から分岐したY染色体E型人がナイジェリアを含む熱帯雨林地域に多いことから、「もち食文化」もまた西アフリカからヒョウタン容器に入れられて日本列島に持ち込まれた可能性についてまとめました。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」では、「葦原中国」「水穂国」の建国について書いてきましたが、縄文時代からの豊かなイモ・マメ・雑穀・魚介食の伝統のうち、出雲国風土記の嶋根郡・楯逢郡の「芋(サトイモ)」、意宇郡・嶋根郡・秋鹿郡・楯逢郡・飯石郡・大原郡の「薯蕷(やまのいも)」と“日本三大芋煮”のうちの1つとされる津和野の郷土料理「芋煮」の関係など、縄文人のアフリカからの「もち食」文化について考えてみていだければ幸いです。 雛元昌弘


□参考□
<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)
 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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「縄文ノート141 魚介食進化説:「イモ・魚介、ときどき肉食」その2」の紹介

2022-06-11 20:24:08 | 人類進化
 はてなブログに「縄文ノート141 魚介食進化説:「イモ・魚介、ときどき肉食」その2」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
私が西欧中心史観の「肉食進化説」を批判するようになったのは、縄文社会研究で「縄文狩猟社会説」と「縄文人ドングリ主食説」に反発したことからでした。
その出発点は、私などの戦後に育った世代の生活実感として、そもそも肉食はめったいないごちそうであり、瀬戸内海の沿岸では毎日のように魚介類を食べていたことや、夏休みに田舎に行くと、1か月の間、毎日網を持って従兄弟と川に行き、時々、海にも行き、キスやハゼを釣り、アサリ・ハマグリ・マテ貝などを獲っていた体験にあります。春には、毎年、親戚一同で潮干狩りに行くなど、川や海の幸は実に豊かだったのです。
また従兄弟たちと和舟で艪を漕いで釣りをし、千歳空港でイタオマチプ(板綴り船)の展示をしていた秋辺得平氏(元北海道アイヌ協会副理事長)に出会い、「アイヌは漁民である」「沖縄のサバニと同じ構造」と聞いたことも、旧石器・縄文時代からの魚食文化に確信を持たせました。
さらに、「栗(九里)よりうまい十三里」という江戸から十三里の川越のサツマイモの売り文句ではありませんが、私はサツマイモや里芋、山芋、ジャガイモなどの「イモ好き」であり、米などの穀類以前の主食がドングリ・クリであるとはとうてい考えられませんでした。播磨の母方の田舎で、十五夜の縁側のお供えが生の里芋であり、甘いダンゴではなかったのでガッカリしたことは子ども心に忘れられませんが、全国各地で同じように芋祭りが行われており、正月の丸餅の雑煮のルーツは里芋の輪切りという話もラジオで聞いて知っていました。また、昔はおやつとしてそら豆や大豆、葛湯やきな粉・はったい粉(香煎、麦焦がし)もよく食べていました。
このように、昔の多くの日本人の生活や祭りなどの伝統からみて、人類の起源に遡ってみても「肉食進化説」は私にとては信じられるものではなく、「海辺の熱帯雨林人類進化説」「糖質・DHA食(イモ・魚介食)人類進化説」「縄文人イモ主食説」「縄文農耕鳥獣害対策狩猟説」などについてこれまで書いてきましたが、今回は「魚介食進化説」について補強しました。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」では、米鉄交易による「葦原中国」「水穂国」の建国について書いてきましたが、縄文時代からの豊かなイモ・マメ・雑穀・魚介食の伝統と食文化についても検討し、縄文人のアフリカからのルーツから連続して考えてみていただければ幸いです。 雛元昌弘


□参考□
<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)
 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート140補足:Y染色体・ミトコンドリア図の追加」の紹介

2022-06-09 06:00:42 | 日本民族起源論
 はてなブログ「縄文ノート140 イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生」(220603)に次の2つの図を追加するとともに、図6からの図番号を入れ替えました。
https://hinafkin.hatenablog.com/
 「肉食・狩猟民史観」「男性中心史観」「ウォークマン史観」「西欧中心史観」の思い込みにより、水・果物・イモ・魚介類などの豊かな熱帯・亜熱帯の「海・海辺の道」ではなく、水や食料の乏しい砂漠地帯や草原地帯での狩りをしながらの人類大移動の思い込みが強いのですが、図9は珍しく「海・海辺の道人類拡散説」をとっています。
 また、図9のY染色体遺伝子は男性だけに継承されるのに対し、図10のミトコンドリア遺伝子は女性だけに継承されるのですが、両者はいずれもアフリカの熱帯雨林地域をルーツとして家族ぐるみの集団で移動したことを示しています。
なお、図10では日本列島のB型は草原の道をやってきたとしていますが、南方系のヒョウタンやウリ、リョクトウ・シソ・エゴマなどが鳥浜遺跡などで見つかっていることからみて、寒冷な草原地帯を通っての伝播は考えれらません。
 次回は、魚介食について書きます。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」では、弥生人(中国人・朝鮮人)による縄文人征服説をとらず、縄文時代からスサノオ・大国主建国は連続した内発的・主体的発展であるとしてきており、その縄文人のルーツがニジェール川・コンゴ川流域の海岸部の熱帯雨林からアフリカ東部湖水地方、さらにインド、東インド・東南アジア高地、スンダランドを経て「海の道」を日本列島にやってきたとしてきており、人類誕生から縄文社会をへてスサノオ・大国主建国にいたる全体像の把握に向けた参考にしていただければ幸いです。 雛元昌弘


□参考□
<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
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 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)
 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
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  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート140 イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生」の紹介

2022-06-03 18:01:02 | 進化論
 はてなブログに「縄文ノート140 イモ食進化説―ヤムイモ・タロイモからの人類誕生」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 ヘブライ大学教授のユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』の「第2部 農業革命」批判を書いていますが、「ユダヤ人によるアラブのイスラエル占領・建国を正当化するための嘘話人類史観」のお粗末なトンデモ説の批判は楽しくもなく、先に私の「アフリカ熱帯雨林人類起源説」「糖質・DHA食進化説」の補強を行いたいと考えます。
 私の縄文への取り組みは、次女が青年海外協力隊員として赴任していたニジェールに見事なヒョウタン細工やイネがあることを知り、ヒョウタンの原産地がニジェール川流域であることを確かめ、若狭の鳥浜貝塚(12000~5000年前)の南方系のヤシの実やヒョウタン・リョクトウ・シソ・エゴマ・コウゾ属・ウリのルーツ探しからの縄文研究でした。
 そして、ジャポニカ・インディカの原産地、Y染色体D型族(縄文人)・E型族が住んでいたアフリカの場所、「主語-目的語-動詞」言語族のアフリカのルーツ、イネ科3大穀物(米・小麦・トウモロコシ)のアフリカ単一起源仮説、糖質・DHA食による頭脳発達、ゴリラ・チンパンジー・ボノボの生息地、サバンナ雑穀農耕文化(中尾佐助説)、倭音倭語の農耕・宗教語のドラヴィダ語起源説(大野晋説)、風土記に見られるイモ食や各地に残る芋祭・芋行事食などから、私はサルからヒトへの「肉食進化説」に対し「糖質・DHA食進化説」を、「人類誕生サバンナ説」に対し「人類誕生アフリカ熱帯雨林説」、「穀類農耕説」に対し「イモ農耕説」を展開してきました。
 今回は「イモを食べてサルからヒトになった」という「イモ食進化説」の補強を行いました。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」では、米鉄交易による「葦原中国」「水穂国」の建国について書いてきましたが、私は縄文時代からのスサノオ・大国主建国は内発的な連続した発展説であり、弥生人(中国人・朝鮮人)征服説には立っておらず、稲作より前の「縄文焼畑農耕・水辺水田農耕」では何が栽培されていたのか、風土記に見られるイモ食や各地に残る芋祭・芋行事食などから考えてみていただければ幸いです。 雛元昌弘


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 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
 2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
 2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)
 2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
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  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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