ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート143 「124 『ヒナフキンの縄文ノート』一覧」の修正」の紹介

2022-06-21 11:06:55 | 文明論
 はてなブログに 「縄文ノート143 「124 『ヒナフキンの縄文ノート』一覧」の修正」」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
岡本太郎氏は「縄文に帰れ」でしたが、私はさらに遡り「アフリカに帰れ」「イモ・マメ・魚・昆虫食に帰れ」になりつつあります。
ウクライナ戦争と気候変動・アメリカの化石水枯渇が世界的な食料危機を招いてきていますが、森林を破壊してきた農業と砂漠化を進めた過放牧、化石水依存の工業型農業・畜産からの転換とともに、アフリカの森林保護(太陽エネルギー利用への転換)を前提としたイモ・マメ・水田農業の内発的発展とその結果としての人口抑制が喫緊の課題と考えています。
私ははてなブログの「ヒナフキンの縄文ノート」において、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の批判から、彼のオリジナルの「嘘話文明進化説」を除くとジャレド・ダイアモンド氏説のコピーであることがわかり、ダイアモンド氏の本を集中的に読んでいますが、旧約聖書教(ユダヤ・キリスト・イスラム教原理主義)が果たしてきた「侵略・殺戮・絶滅・奴隷化・略奪」宗教の役割を隠し、それらをチンパンジーからヒトになった人類そのものの原罪に置き換えるという「西欧・白人・男性・軍人中心史観」の「科学的な装いの嘘話」(ユダヤ教を科学的な装いで擁護、パレスチナ占領・支配の思想的根拠)の創作であると考えるに至りました。ユダヤ人・白人の新たな「科学的装いの嘘話」です。
占領地カナンから追放され、差別・迫害・虐殺されてきた苦難の歴史を背負ったユダヤ人が、その歴史・宗教を擁護するためにこのような新たな「ダイアモンド・ハラリ教」を作りたくなった心情はわかりますが、この新たな「残虐なチンパンジー進化説」の嘘話によりイスラエル建国や西欧中心のグローバリズムを正当化しようとすることについては、批判せざるをえません。私はユダヤ人差別・迫害・虐殺は許すことはできませんが、ユダヤ人思想家(差別・迫害を知的に乗り越えようとする高い能力は認めますが)の歴史の歪曲とパレスチナ占領・支配は同じく認めるわけにはいきません。
そのためには、アフリカのサルからヒトになり、日本列島にやってきた数万年の歴史・文化の全研究こそ一番の手掛かりであり、世界で活躍している若い世代にバトンタッチしなければと考えています。この作業は、世界の中で珍しいY染色体D型で、もち食を好み、神山天神信仰の霊(ひ)宗教を維持し、女神信仰・女王国の歴史を持つ日本列島人こそ可能であると考えています。
白亜紀末の大絶滅がなければ恐竜を祖先に持つ鳥が一番進化していたという説や、マメ・昆虫食が脳の進化に果たした役割、視界が遮られる森林での集団活動による言語の発達、ノーム・チョムスキー氏の言語論やハラリ・ダイアモンド氏批判など、書きたいことが多いのですが、しばらくは、「スサノオ・大国主建国論」のまとめに集中したいと考えています。
したがって、この連載はとぎれとぎれになることをご容赦下さい。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、日本列島人の起源に遡り、縄文時代からの内発的発展としてスサノオ・大国主一族の建国を検討していただければ幸いです。雛元昌弘



□参考□

<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート130 『サピエンス全史』批判その1」の紹介

2022-03-31 12:26:04 | 文明論
 はてなブログに「縄文ノート130 『サピエンス全史』批判その1」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 ここでは私のテーマの人類誕生史からの批判に入る前に、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の思想を1960・70年代の「主意主義(われ思うわれあり)対唯物史観(存在が意識を規定する)」、「実存主義(実存は本質に先立つ)」「主体性論(自らの意志による行動)」「武谷弁証法(客観的法則の意識的適応)」などの議論から振り返ってみました。
 次回から、人類史を中心にユヴァル・ノア・ハラリ氏の『サピエンス全史』批判を続けたいと思います。
 本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、全人類史の中に「縄文文化・文明」や「スサノオ・大国主建国」がどのように位置づけられるのか、検討の参考にしていただければと思います。 雛元昌弘



□参考□
<本>

 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
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  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート122 『製鉄アフリカ起源説』と『海の鉄の道』」の紹介

2022-02-10 16:22:29 | 文明論
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 「製鉄アフリカ起源」「海の鉄の道」説については、日本文明・文化を全て「アフリカ→中央アジア→中国→朝鮮」ルートと固く信じている人たちからは、とんでもない空想と批判されそうです。
 しかしながら、人類の誕生がアフリカであり、アフリカから言語・ヒョウタン(水や種子)・黒曜石・文化・宗教などを持って人類は竹筏で「海の道」を全世界に拡散したという私の「ラフトピープル史観(筏民史観)」からすると、時代は異なりますが「鉄の海の道」を考えないわけにはいきません。
 私は縄文時代から続く神名火山(神那霊山)信仰・白山信仰のルーツがアフリカと考えて調べ始め、テレビ番組でギザのメンカウラーのピラミッドが上が白・下が赤のツートンカラーであることを知って衝撃を受け、「母なるナイル」の源流に万年雪を抱き下が赤土の山がないかネットを検索したところ、木村愛二氏のホームページ『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』にたどり着きました。ナイル源流の赤道直下に万年雪のルウェンゾリ山があり、その麓には8000年前頃とされるイシャンゴ文明(最近になって9万年前の骨製の銛の発見)があったのです。
 氏の「製鉄アフリカ起源説」は先駆的な労作であり、その紹介をしながら、製鉄起源の真実に迫りました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、製鉄の起源は重要なテーマであり、参考にしていただければと思います。雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート116 独仏語女性語からの母系制社会説」の紹介

2021-12-16 12:18:01 | 文明論
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 縄文ノート95~102で「女神」論を書いていて、「女神」を英語でどう表現するか気になって調べると「goddess」で、「女神像」を調べると「goddess statue」でした。ついでに「自由の女神像」を調べると「statue of liberty」(自由の像)で、「女神」にはなっていません。
 こういう細部が気になってすぐに横道に逸れてしまうのは幼児の頃からの私のクセで、母からは「昌弘は気が散る」と言われ続け、街に出ると迷子になってよく困らせていましたが、またまた迷子になりそうですが、ちょっと横道に逸れてみたいと思います。
 ネットがありがたいのは、同じようなクセの人が必ずいるもので、「アメリカのニューヨークには、「自由の女神像」があります。でも英語では “the statue of the liberty” で「自由の像」としか言いません。ではどうして「女」神なのでしょうか。これは、liberty のもとのラテン語 libertas と、像を贈った国フランスの言葉 liberté がともに女性名詞だからなのです」などの解説がありました。
 大学ではドイツ語をやったはずですが女性語・男性語などすっかり忘れてしまっていましたが、女性語・男性語はどちらが先に生まれたのか、どのような社会的な性的役割分担や位置づけで決まったのか気になります。
 「アフリカ熱帯雨林での母子・女性・子ども同士のコミュニケーションが言語能力を発達させた」「氏族・部族共同社会は地母神(女神)信仰であった」という私の説は、ヨーロッパ・アジア・日本の女性像・女神像の分析に加えて、ドイツ語・フランス語の女性名詞と男性名詞の分析からも裏付けられました。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主の百余国の建国が弥生人(中国人・朝鮮人)による武力征服国家の成立なのか、それとも米鉄交易と妻問夫招婚の母系制社会における部族社会の統一なのか、霊(ひ)や八百万神、神名火山(神那霊山)、神籬(霊洩木)などをどう英訳・独訳・仏訳するの、かなどの検討の参考にしていただければと思います。雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
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  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/









「縄文ノート115 鳥語からの倭語論」の紹介

2021-12-13 20:07:14 | 文明論
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 私が録画してよく見る番組の1つがNHKの『サイエンスZERO』ですが、2021年12月5日放映の「鳥の言葉を証明せよ!“動物言語学”の幕開け」は人語誕生にもつながる興味深い内容でした。
 『サイエンスZERO』2020年10月25日放送の「“羽毛のある類人猿” カラス 驚異の知力に迫る」、『日経サイエンス』2020年8月号の論文「もうトリ頭とは言わせない 解き明かされた鳥の脳の秘密」についても触れ、人語がサバンナの平原ではなく熱帯雨林で生まれたという私の説や、「主語―動詞-目的語」言語構造からの倭語のルーツについて検討しています。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族が中国系・朝鮮系の「弥生人」なのか、それともドラヴィダ系海人・山人族の縄文人なのか、検討する参考にしていただければと思います。雛元昌弘



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/






「縄文ノート61 世界の神山信仰」の紹介

2021-03-12 20:11:59 | 文明論
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 エジプトの白・赤2色のピラミッドが「母なる川・ナイル」源流の万年雪をいただくルウェンゾリ山信仰を起源としていることに気づき、ルウェンゾリ山→アララト山→カイラス山(須弥山)→蓼科山・高原山の「天神神山信仰伝播説」に到達しました。
 ただ、東南アジアや古マヤ・古アンデスについては調べていませんでしたので、さらに検討を進めました。
 神が太陽や地球、生物・人を造ったと考える宗教原理主義者を除いて今やアフリカからの人類の移動・拡散を疑う人は少ないでしょうが、人類は出アフリカによってはじめて文明人となったという西欧中心主義の思いこみは未だに根強いものがあります。「アフリカ文化・文明起源説」についてはほとんど検討されてきていませんので、「神山ルウェンゾリ山を模倣したピラミッド説」の延長として「神山文化アフリカ起源説」をアジア・アメリカ大陸にまで広げて提案しました。
 ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter:BLM)を模して言えば、「ブラック・ライヴズ・マザー(Black Lives Mother:BLM:もとはみんな黒人だった)」論になります。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」では、イヤナミ(伊邪那美、伊耶那美)の死後、死体は揖屋の比良坂の「黄泉の国」にあるとする一方、遠く離れた斐伊川(霊川)や日野川・江の川の源流域の「比婆山(霊場山)」に葬ったとされている古事記の記載から、日本にも魂魄分離の両墓制があり、イヤナミの死体は揖屋、魂は比婆山(霊場山)から天に昇るという宗教思想と、ピラミッドの両墓制との関係を見ていただければと考えます。雛元昌弘






□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/