子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

夏休み

2006-07-23 00:43:17 | 雑記
幼稚園や学校が夏休みに入りました。
子どもたちの集団での生活が少なくなり、風邪などの感染症は減ってくる時期です。

夏休みには自分が子どもの頃は、一日中外で遊んでいたように思います。
21世紀の森と広場(松戸に住んでいる方は知っていると思います)のあったところは、田んぼが広がり絶好の遊び場でした。
ただ、そのころより今の夏は暑くなったし、また子どもが自由に遊べる場所も減ってしまい、子どもの生活スタイルも大きく変わってしまい、子どもが自由に外で遊ぶには制限が多くなってしまいました。

昔は一般的に夏には屋外での活動(遊び)が増え、子どもの体重が減る時期と考えられていましたが、最近は空調のきいた屋内での活動が主体となり学校などに行っている時期よりも活動量が減り、さらに間食やジュース類を飲む機会が増えて体重増加してしまうことも少なくないようです。

長い休みの間に生活のリズムを崩さないよう家庭での自己管理が大切な時期でもあります。