ここ1週間で、インフルエンザの受診が増えてきました。
昨年末に診療圏内の学校などでB型の小流行がありましたが、今はA型が多くなってきました。
全国的にもA(香港)型の報告が多いようです。
インフルエンザが流行りだすと、インフルエンザかどうかが心配で、熱がでてすぐに受診される方が増えてきます。発熱してすぐの検査では、検査でのインフルエンザの検出率が低いので、陰性でもインフルエンザを否定することは出来ないため、その後の経過で再度診察検査が必要になってしまうことが少なくありません。
熱で辛いとは思いますが、熱で辛い以外に特別な症状がなければ、少し様子をみてから受診することをお勧めします(午後や夜間からの発熱であれば翌日、朝からであれば夕方など)。
熱で辛い状態で、繰り返し受診すること自体も辛いと思います。
インフルエンザ自体は、多くの場合は薬を使わずとも自然に治癒する感染症なので、過度に心配する必要ありません。
インフルエンザの迅速検査が保険適応になり診療現場に導入されたのは1999年、タミフルが登場したのが2001年のことで、それ以前はインフルエンザを通常の診療で確定することはできず、当然のことながら薬もありませんでした。
10年以上もたつと、インフルエンザの検査や薬は当たり前のことになってしまい、親や医師もそれがない時にはどうしていたか知らない世代が多くなってきています。
インフルエンザかどうかよりも、本人の状態がどうなのかをよく見てあげて、受診のタイミングを考えるよう心がけて下さい。
昨年末に診療圏内の学校などでB型の小流行がありましたが、今はA型が多くなってきました。
全国的にもA(香港)型の報告が多いようです。
インフルエンザが流行りだすと、インフルエンザかどうかが心配で、熱がでてすぐに受診される方が増えてきます。発熱してすぐの検査では、検査でのインフルエンザの検出率が低いので、陰性でもインフルエンザを否定することは出来ないため、その後の経過で再度診察検査が必要になってしまうことが少なくありません。
熱で辛いとは思いますが、熱で辛い以外に特別な症状がなければ、少し様子をみてから受診することをお勧めします(午後や夜間からの発熱であれば翌日、朝からであれば夕方など)。
熱で辛い状態で、繰り返し受診すること自体も辛いと思います。
インフルエンザ自体は、多くの場合は薬を使わずとも自然に治癒する感染症なので、過度に心配する必要ありません。
インフルエンザの迅速検査が保険適応になり診療現場に導入されたのは1999年、タミフルが登場したのが2001年のことで、それ以前はインフルエンザを通常の診療で確定することはできず、当然のことながら薬もありませんでした。
10年以上もたつと、インフルエンザの検査や薬は当たり前のことになってしまい、親や医師もそれがない時にはどうしていたか知らない世代が多くなってきています。
インフルエンザかどうかよりも、本人の状態がどうなのかをよく見てあげて、受診のタイミングを考えるよう心がけて下さい。