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子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

ブログのお引っ越し

2025-07-09 12:42:44 | 雑記
gooblogサービスの終了(2025/11/18予定)のため、以下にブログを引っ越します。

HatenaBlog「kodomo-i’s blog」

ぼちぼち更新しますので、宜しくお願いします。
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お好み焼きと平和

2025-04-09 21:32:12 | 雑記
関税や戦争など、世界各国の分断(争い)の話題が毎日取り上げられています。

そのような中でテレビを観ていたら、
お好み焼きのソースは、トマトなどの野菜についでデーツ(ナツメ椰子)や香辛料が欠かせない原料と目にしました。

デーツや香辛料はそれぞれの原産国からの輸入品なので、
原料が調達できない世の中になったら、
「美味しいお好み焼きが食べられなくなるのでは」
という思いがまず頭をよぎりました。

原産国の生産者と日本の企業や輸入業者との取引(信頼関係)があって原料が調達されていますが、
それ以前に、国家どうしが良い関係を構築できなければ民間の取引自体が困難になります。

すぐ直接的に何かできる訳ではありませんが、
「平和で皆が困らず生活できるような世界」を思いを続けることを忘れないようにしたいと思いました。

だいぶ前ににも投稿しましたが、
ジョンレノンがイマジンを歌った時代から
世界の状況はあまりよくなっていないのでしょうか。
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17年目のぼやき

2025-03-08 22:43:21 | 雑記
特に区切りのよい年数ではありませんが、
新型コロナのパンデミック〜今までの流行パターンとは違った各種感染症も落ち着き、
やっと通常の状態に戻ってきたところで、
色々と考える時間も出来てきました。

開業後、「新型インフルエンザ」「東日本大震災」「新型コロナのパンデミック」
といった大きな出来事をスタッフと一緒に乗り切ってきました。

気が付いたら17年の年月が経っていました。

今現在は、当たり前のことになっていますが、
2008年(平成20年)開業当時、
「インターネットのホームページ」「ブログ」「電子カルテ」「ネットの予約システム」などは、
まだ導入過渡期の状態でした。

今となっては、当院のホームページは時代遅れになってしまいました。
ブログも過去のもので、今はSNSなのでしょうか。

私がインターネットを始めた頃は、
データの送信がアナログモデムを利用したもので、
通信量(今で言うならギガ)は56kbpsで、
今当たり前のギガは、kbpsの1000倍がメガ(mbps)で更にその1000倍がギガ(gbps)となります。
通信量が限られていたので、利用マナーとして必要ないデータ送信は出来るだけ行わないようにしていました。

当院開業当時のインターネット環境では、写真などの画像の送信には時間を要する可能性を考え、
情報を伝えるだけなら、テキスト(文字)ベースで十分ではないかとの考えでホームページを自作しました。

ここ数年は、
必要最小限の更新しか出来ていない状態で、ブログの投稿もほとんど出来ていませんでした。

ホームページについては、
見にくいといった指摘は承知しています。
いっそ業者に頼んで一新するか、、

一方、テキスト(文字)ベースのメリットは、ここまでくると今流行りのエコではないかとも少し思っています。

”通信量の削減=電力消費の削減”

独り善がりの考えかもしれませんが、もう少し考えたいと思っているところです。

何はともあれ、
安心していただける診療・予防接種・乳児健診といった本業の提供と共に、
皆さんに気持ち良くクリニックを利用してもらえるよう心掛けていきたいと思います。




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高校1年生でヒトピローマウイルス(HPV)ワクチン(子宮頸がんワクチン)を接種してない方へ

2025-01-13 16:44:47 | 雑記
HPVワクチンの定期接種の対象者「小学6年生から高校1年生相当の女子」となっています。

平成25年6月より接種の「積極的勧奨を差し控え」となっていましたが、
令和4年度から接種の「積極的勧奨」が再開されいます。

この期間に接種の機会を逃した方も定期接種として接種出来るように、
平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女子(過去に子宮頸がんワクチンを合計3回接種していない方)を対象にキャッチアップ接種が行われ、その期限が本年令和7年3月31日までとなっています。

元々、令和7年3月31日までの接種を対象としていましたが、
昨年ワクチンの供給不足があり、
令和7年3月31日までに1回でも接種していれば、残りの2回も令和7年度中まで定期接種(無料)で接種できるようになりました。

*参照(松戸市ホームページ):HPVワクチン接種について【平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの方で、令和4年4月から令和7年3月末までの間に1回以上接種した方は、令和7年度も2・3回目接種が無料となります】

現在高校1年生で接種をしていない場合も、令和7年3月31日までに1回でも接種すれば、令和7年度まで残りの2回の接種も定期接種(無料)として接種ができます。

是非、接種を考えてみて下さい。

当院では、高校1年生の接種も受け付けています。
(高校2年生以上のキャッチアップ接種は受け付けていませんのでご了承下さい)

*参照(厚生労働省ホームページ):ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
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ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの現状(Apr.2023)の現状

2023-04-09 21:12:43 | 雑記
2023年4月から9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの現状(シルガード9)が定期ワクチンとして接種可能となりました。

定期接種の対象者は、小学6年生から高校1年生相当の女子と今までと変わりません。

今まで接種回数は3回(初回接種後2ヶ月後と6ヶ月後)でしたが、
今回15歳未満に初回接種をした場合は2回接種(初回後6ヶ月)で完了できることとなりました。
ただし、2回目の接種を初会から5ヶ月未満でで受けた場合は3回目の接種が必要となります。

今までの3回の接種を完了していない平成9年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた女子に対するキャッチアップ接種も継続中です。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症についてお子さんと一緒に調べて、接種について考えてみて下さい。

参照:
「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン(厚生労働省)」
「ヒトパピローマウイルス感染症とは(厚生労働省)」
「ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種(松戸市)」
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ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの現状(Dec.2022)

2022-12-11 16:30:44 | 雑記
本年4月からHPVワクチン定期予防接種の積極的勧奨が再開されました。
また、積極的勧奨が行われていなかった期間に接種を逃してしまった方(平成9年度生まれ〜平成17年度生まれの女性)に対しても、令和4年4月〜令和7年3月の3年間の間に定期接種として接種できるようになしました。

ただ、積極的接種勧奨後も思った程接種率が上がっていません。

現在定期接種として使用されているワクチンは、HPVウイルスの中の2種類(2価)に対応したサーバリックスと4種類(4価)に対応したガーダシルが使用されています(子宮頚がんに関連する2種類はどちらも同じで、4価のものには尖形コンジュローマの原因となる2種類が追加されています)。

海外では9種類(9価)ワクチン(シルガード)が使用されており、日本でも発売はされていますが定期接種のワクチンとしては認めれれていませんでしたが、来年令和5年4月から定期接種として承認され接種できるようになる見込です。

詳細な通知はまだありませんので、通知が出たら詳細を投稿します。
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どうして、

2022-03-20 21:10:48 | 雑記
理由はどうあれ、
問題の解決(自国の主張)方法として暴力行為(戦争)は論外です。

いくつかの戦争や紛争が今も世界のどこかで起きています。

人類は過去の歴史から何を学んできたのでしょうか。

何回同じ過ちを繰り返すのでしょうか。

直接関係ないからと済まさないで、思いをめぐらせてください。

もし身近に起きたことなら、

これからの子供たちにどう伝えるのか考えてください、

みんなが平和に暮らせる世界がくるように。
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小児(5〜11歳)の新型コロナワクチン接種について

2022-02-23 18:44:43 | 雑記
小児(5〜11歳)の新型コロナワクチン接種が始まります。

接種はどうしたらよいのか迷っている方は多いと思います。

小児科医の間でも接種に対する姿勢に温度差がありますが、
おおむね共通した見解としては、
重症化リスクのある基礎疾患がある場合は接種が推奨されています。

参照:厚生労働省新型コロナワクチンQ&A「なぜ、小児(5~11歳)の接種が必要なのですか。」

どのような基礎疾患の方が対象と考えられているかは、以下を参照して下さい。

参照:日本小児科学会「新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方」

では、それ以外の小児に対しての接種はどうしたらよいのでしょうか?

ワクチンを2回接種することで、新型コロナに感染した時の重症化を予防する効果が確認されています。

今回の年齢層での新型コロナウイルス感染症は、総じて軽症で重症化のリスクも低いとされていますので、
子どもたちが感染した時のリスクだけを個別に考えたら、必ずワクチンを受けるよう積極的に推奨するような状況にはないとは思います。

一方でワクチンのリスクが高いかと言われれば、
治験〜実際の接種が多く行われ安全性も確認されてきています。

ワクチンの長期的な影響を問われれば、正直なところだれも分かりません。

ただ、ファイザーやモデルの成分であるmRNAは比較的すみやかに分解されてしまうため長期的な問題は起こりにくいと考えられています。

新型コロナ感染症により子どもたちは色々な制限の中で生活しています。
子どもの感染が多くなると家族が感染したりすることで、間接的な社会的影響が考えられます。

各家庭で家族構成(高齢者・基礎疾患のある方・妊婦さんなど同居)や親の仕事など色々と状況が異なります。

焦って接種することはないと思いますが、
個別に子どもたちの置かれている状況と正確な情報を元に接種を考えて下さい。

今は健康な小児(5〜12歳)の接種より、
18歳以上方が3回目接種をすることが大切だと思います。

参照:日本小児科学会「5~11歳小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」

参照:厚生労働省「新型コロナワクチンについて」

参照:日本RNA学会「mRNAワクチン:新型コロナウイルス感染を抑える切り札となるか?」

参照:日本RNA学会「新型コロナウイルス mRNAワクチンのデルタ株への効果」
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インフルエンザワクチン接種予約について

2021-09-15 15:32:30 | 雑記
今シーズンのインフルエンザワクチン接種の予約は、インターネット(スマホ・PC)での受付となります。
電話での予約は受付ませんのでご了承下さい。

予約開始は10月2日(土)を予定しています。

詳細は「当院ホームページ」をご覧下さい。
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ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの現状(May.2021)

2021-05-12 09:09:02 | 雑記
世の中は新型コロナワクチンの話題で持ちきりですが、
HPVワクチン接種への意識は薄れてきているように感じます。

厚生労働省の「積極的な接種勧奨を差し控え」の通知が出てもうすぐ8年になります。

HPVワクチン接種は廃止になった訳ではなく、
希望があれば定期接種として対象者は無料で接種を受けることが出来ます。

2019年に書いた記事「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの現状」の時と接種希望者の状況は大きく変らず低迷しています。

この間に、ガーダシル(4価ワクチン)が2020年に9歳以上の男性への接種適応を取得しました。

また、2021年4月に9価ワクチン(シルガード9)がやっと日本でも発売されました。

子宮頸がんワクチンなのに男性への接種?と思うのではないでしょうか。
このHPVウイルスは、中咽頭がん・肛門がん・陰茎がんなど男性のがんの原因にもなります。
トパピローマウイルス(HPV)は性的な行為で感染することが分かっているので、
男女問わず予防することが重要と考えられます。

男性への接種は、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど海外では公費接種になっている国もありますが、
今のところ日本では任意(自費)での接種となります。

9価ワクチン(シルガード9)も発売にはなりましたが、
定期接種のワクチンになっていませんので任意(自費)での接種となります。
いずれ定期接種ワクチンになると思われますが、時期は未定です。

定期接種の対象は小6〜高校1年で、半年かけて3回接種となります。
接種期間に余裕のある場合はしばらく状況をみてもよいのかもしれませんが、
(ただし初めての性行為前に接種する事をお勧めします)
接種期限に余裕のない場合(現在高校1年)は、今出来るガーダシル(4価ワクチン)での接種を考えて下さい。
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