春の運動会シーズン真っ只中、外来診療は落ち着いています。
今回は睡眠の大切さについて少し考えてみたいと思います。
睡眠は人が健康に生き・質の高い活動をするために欠かせない生物学的な現象です。
寝ている間は何もしていない無駄な時間ではなく、心身の状態を整える活動が寝ている間に行なわれています。
睡眠不足は、高血圧・糖尿病・肥満・免疫能力の低下や活動中の注意力低下などのとの関連性が証明されています。
また、成長過程における小児期に睡眠が疎かになることで、発達や情緒などへの影響も懸念されます。
現代日本は、世界的にみても子どもの就寝時間が遅く、睡眠時間も短く、もっとも睡眠を疎かにしている国の代表格となっています。
しかし、ただ寝れば良いかと言うのではなく、良い睡眠を取ることが大切です。
人間は生来昼行性の生き物なので、夜睡眠を十分とり、明るくなったら活動をするのが自然の姿です。
人に備わっている体内時計は24時間より少し長いのですが、朝に日光の光を浴びることで24時間に同調させています。
生まれたばかりの頃にはまだ昼夜の区別がありませんが、朝に日光の光を浴びながら、昼行性の心身のリズムを形成していきます。
朝日光の光を浴びて、早起きをして、日中(特に午前中)しっかり活動をし、夜は早く寝るという習慣を乳児期から身につけることが健やかな子どもの発達を促すのに非常に大切なことだと考えられています。
大人の生活様式(夜型)に子どもを巻き込まないように、今一度子どもの生活リズムを見直してみて下さい。
今回は睡眠の大切さについて少し考えてみたいと思います。
睡眠は人が健康に生き・質の高い活動をするために欠かせない生物学的な現象です。
寝ている間は何もしていない無駄な時間ではなく、心身の状態を整える活動が寝ている間に行なわれています。
睡眠不足は、高血圧・糖尿病・肥満・免疫能力の低下や活動中の注意力低下などのとの関連性が証明されています。
また、成長過程における小児期に睡眠が疎かになることで、発達や情緒などへの影響も懸念されます。
現代日本は、世界的にみても子どもの就寝時間が遅く、睡眠時間も短く、もっとも睡眠を疎かにしている国の代表格となっています。
しかし、ただ寝れば良いかと言うのではなく、良い睡眠を取ることが大切です。
人間は生来昼行性の生き物なので、夜睡眠を十分とり、明るくなったら活動をするのが自然の姿です。
人に備わっている体内時計は24時間より少し長いのですが、朝に日光の光を浴びることで24時間に同調させています。
生まれたばかりの頃にはまだ昼夜の区別がありませんが、朝に日光の光を浴びながら、昼行性の心身のリズムを形成していきます。
朝日光の光を浴びて、早起きをして、日中(特に午前中)しっかり活動をし、夜は早く寝るという習慣を乳児期から身につけることが健やかな子どもの発達を促すのに非常に大切なことだと考えられています。
大人の生活様式(夜型)に子どもを巻き込まないように、今一度子どもの生活リズムを見直してみて下さい。