子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

豚インフルエンザ

2009-04-27 08:02:04 | 雑記
先週からメキシコなどの豚インフルエンザの発生が報告されています。

今の所は、過度の心配をする必要はないと思いますが、
国内で発生した場合には、
各個人の冷静な行動が必要となります。

自分のことだけではなく、社会に対する責任で行動することが要求されます。
自分都合で行動するを自粛しなければなりません。

通常のインフルエンザ流行時のように、多分大丈夫や多少のことは良いのではといった行動は絶対に許されません。

便利になって失われたもの

2009-04-22 15:28:11 | 雑記
僕が子どもの頃と比べると、大変に便利な世の中になりました。

ただ、以前の状態を知っているからこそ便利さも実感できることで、
今の子ども達は、便利なのが当たり前のことで、その有り難さが分らないのだと思います。

今の子ども達は便利さのために、辛抱する・自分で何か工夫をするといったことが苦手になってしまっているように感じます。

とりあえずは、我々大人がしっかりして、子ども達の手本となる様にならないといけにのかなと思います。

水ぼうそう・おたふくかぜ

2009-04-12 22:55:27 | 雑記
水ぼうそう・おたふくかぜの発生が増えてきました、
これらの感染症になってしまうと、本人が元気でも1週間前後は学校・幼稚園・保育園など休まなくてはなりません。

水ぼうそう・おたふくかぜの予防接種も定期接種としてみんなが受けられるようになれば、今のような流行はなくなると思われますが、
任意接種である現状では、接種している割合が低いため、どうしても流行が発生してしまい、そうなると予防接種をしていても2~3割の確率で発症してしまうことになってしまいます。
ただ、それでも予防接種をしていた方が症状が軽症化することが多いので、できるならワクチン接種をしておいた方が良いと思います。

その他、まだインフルエンザ(多くはB型)の発生が少ないながら見受けられます。

スギ花粉症は一段落したようですが、ヒノキ花粉症の症状がひどくなってきているようです。

新入園や入学など、新しい環境での生活が始まり子ども達も緊張している時期だと思いますが、
無理をせず体調管理に気を配ってあげて下さい。

これから

2009-04-08 19:18:59 | 雑記
昨年12月に開業して、診療以外にやらなければならない慣れない業務とインフルエンザの流行で診療も忙しく、スタッフの協力とクリニックを利用して下さる皆さんのご理解や応援もあり、なんとか新年度を迎えることができました。

いろいろな業務にも慣れてきて、少し周りを見渡す余裕もでてきました。

今までは、とにかくやらなければならないことを消化するのでいっぱいいっぱいでしたが、これからは、自分の志す診療スタイルで、利用して下さる皆さんに信頼して満足してもらえるよう、スタッフ一同努めていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

新年度になり

2009-04-02 00:54:31 | 雑記
桜が例年より早く開花しましたが、その後寒い日が続き、松戸の桜の見頃は今週末~来週いっぱいといったところでしょうか。

春休みに入ってからも、まだインフルエンザB型の発生が散発的に続いています。
また、水ぼうそうが増えてきています。

スギ花粉症は一段落した感がありますが、ヒノキ花粉のある方はこれからもう少し辛抱が必要かと思います。

今春に「幼稚園・保育園の年長になる年齢のお子さん」「新中学1年生」「高校3年生になる年齢の方」は、今年度「麻しん・風しん(MR)ワクチン」接種の時期となりますので、通知などが来たら忘れないよう早い時期に接種するようにしましょう。

幼稚園・学校等、新しい環境での生活が始まるお子さんも多いと思いますが、その前に体調など崩さないよう規則正しい生活を心掛けてあげて下さい。