少子化により今後日本の人口は減少していき、2050年には8833万人になるという推計もだされました。
これに伴い社会を支える働く世代の人口比率も減少してしまうため、女性の安定した社会進出がどうしても必要と考えられています。そこで「働く女性のための子育て支援」が考えられ、社会での整備が課題となっています。
当院でも松戸市の委託事業として病(後)児保育を行っていますが、社会の要望に十分対応できるような運営はなかなか困難な状況です。
いずれにしろ実際の状況はまだまだといったところですが、それとは別に「働く女性のための子育て支援」という発想に小児科医として以前から違和感を感じています。
何に違和感があるかというと、働く女性(大人)の視点からの発想であり、子どものための子もの立場を考えての発想でないように思えるからです。屁理屈のように思われるかもしれませんが、「子どものための働く女性支援」という発想も必要なのではないでしょうか?子どもが社会に訴えることは通常は出来ないのですから、大人が子どもの立場に立って考えてあげる必要があるのではないかと思います。大人の都合ばかりで子ども自身が置き去りにされてはいないでしょうか?
これに伴い社会を支える働く世代の人口比率も減少してしまうため、女性の安定した社会進出がどうしても必要と考えられています。そこで「働く女性のための子育て支援」が考えられ、社会での整備が課題となっています。
当院でも松戸市の委託事業として病(後)児保育を行っていますが、社会の要望に十分対応できるような運営はなかなか困難な状況です。
いずれにしろ実際の状況はまだまだといったところですが、それとは別に「働く女性のための子育て支援」という発想に小児科医として以前から違和感を感じています。
何に違和感があるかというと、働く女性(大人)の視点からの発想であり、子どものための子もの立場を考えての発想でないように思えるからです。屁理屈のように思われるかもしれませんが、「子どものための働く女性支援」という発想も必要なのではないでしょうか?子どもが社会に訴えることは通常は出来ないのですから、大人が子どもの立場に立って考えてあげる必要があるのではないかと思います。大人の都合ばかりで子ども自身が置き去りにされてはいないでしょうか?