小児科外来終了

昨日２９日（土）をもって、新八柱台病院小児科の外来は終了しました。

私自身は平成６年より診療をしてきましたが、諸事情により小児科外来継続が難しくなり、病院近くの新京成線八柱駅北口駅前で小児科クリニックを開設することになりました。

心機一転、皆様の信頼を裏切らないよう今まで以上によい診療をできるように努めてまいりますので、宜しくお願い致します。

完全な診療業務は１２月８日からとなりますが、今まで新八柱台病院小児科を利用して下さっていた方で、具合が悪い場合には電話にてお問い合わせ下さい。
２９日まで新八柱台病院で診療をしていたので、そちらのかたずけやクリニックの準備の両方ともしながらの状態ですが、出来る範囲で対応いたします。

インフルエンザ

当院診療圏で集団発生していたＡ型インフルエンザも少し落ち着いてようです。

今年は出だしが早いかなと思っていたら、過去の集計を見てみると、去年の方が発生数の立ち上がり早く、局地的な流行が自分の診療圏で発生しただけのようです。

ただ、去年は結局流行のピークは、１２月に小さな山ができたあと一旦減少して年明け２月になってからで、それからだらだらと３月いっぱい続きました。

今シーズンはどんな流行になるのか、今後の動向に注意していきたいと思います。

スキンケアー

寒さを感じる季節になり、肌の乾燥が気になる時期になってきました。

空気の乾燥だけではなく、皮膚自体の天然保湿成分の減少や皮膚のバリアー機能障害が、乾燥肌の重要な要因と考えられています。

とりわけ、皮膚のバリヤー機能障害はアトピー性皮膚炎の発症要因としても注目されており、空気の乾燥するこれからの時期は特に皮膚のバリアー機能を保つ為のスキンケアーが、乾燥肌やアトピー性皮膚炎を良い状態に保つために重要になってきます。

スキンケアーというと保湿とひとくくりされてしまうことが多いと思うのですが、単に水分を保持するような保湿成分だけを補っているだけでは不十分で、皮膚を保護するような（バリアー機能を保つための）ケアーを行うことを欠かす訳にはいきません。

そのためには、セラミドなど脂質成分によるケアーが必要となります。

保湿（スキンケアー）に関しては、病院で処方される外用薬（ヒルドイドやワセリンなど）だけでなく市販のものの方が有用な場合もあるので、病院で相談してみたり、いろいろ試してみて自分に合ったものを見つけられると良いと思います。

毎日のことなので根気がいりますが、入浴や歯磨きといったことと同じ様に毎日の週間として身につけて行えるとよいのではないでしょうか。

文化の日

毎年くどいようですが、

１１月３日は、「国民の祝日に関する法律（祝日法）」で「自由と平和を愛し、文化をすすめる。」祝日として定められています。

１９４６年に「民主主義」「国際平和」「主権在民」を柱とする日本国憲法が公布された日に由来します。

衆議院解散総選挙、政権交代など話題になり、社会福祉政策、消費税の引き上げ、などなど我々の生活に直接関わる問題が取り上げられますが、それだけではなく国際社会の中で我々大人がどのような日本社会を目指し、これからの子ども達に引き継いでいくのか、よくよく考えなければならないと思います。