日本脳炎第1期に接種対象者は6か月から7歳6か月未満ですが、
標準的な接種開始年齢は3歳からとなっており現在多くの市町村では3歳に通知をしています。
松戸市も今までは3歳児に対して予診票を送付していましたが、
2019年度より1ヶ月頃に送付される予防接種ガイドブックに日本脳炎ワクチン予診票が一緒に送付されるようになりました。
2016年2月に日本小児科学会が
「日本脳炎罹患リスクの高い者に対する生後6か月からの日本脳炎ワクチンの推奨について」
のコメントを出しました。
日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、
最近日本脳炎患者が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児に対しては、
生後6か月から日本脳炎ワクチンの接種を開始することが推奨されるとしています。
千葉県は2015年に生後11か月児の日本脳炎症例が報告(県内で25年ぶり)されており、
ブタの日本脳炎抗体保有率も比較的高い地域となっています。
ただし、
日本脳炎は日本脳炎ウイルスに感染したブタから蚊(多くはコガタアカイエカ)を介して感染します。
養豚ファームのいない松戸市(千葉県北西部)は、感染のリスクが高い地域ではありません。
一方で小さい頃から色々な所に出かけることも多くなってきており、
単純に地域だけでリスクを評価することはできないとも思います。
標準3歳から接種開始には医学的根拠はなく、生後6ヶ月から接種しても安全性・効果に問題はないので
3歳まで待つ理由もないかと思います。
以上のことから、
当院では2019年度以降予診票の送られているお子さんは生後6ヶ月からの接種をお勧めすることにしました。
それ以前のお子さんは、3歳の通知を待ってからの接種で良いと思いますが、
接種希望がある方は、
松戸市では中央保健福祉センター(電話:047-366-7485)に予診票を請求して接種することができます。
標準的な接種開始年齢は3歳からとなっており現在多くの市町村では3歳に通知をしています。
松戸市も今までは3歳児に対して予診票を送付していましたが、
2019年度より1ヶ月頃に送付される予防接種ガイドブックに日本脳炎ワクチン予診票が一緒に送付されるようになりました。
2016年2月に日本小児科学会が
「日本脳炎罹患リスクの高い者に対する生後6か月からの日本脳炎ワクチンの推奨について」
のコメントを出しました。
日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、
最近日本脳炎患者が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児に対しては、
生後6か月から日本脳炎ワクチンの接種を開始することが推奨されるとしています。
千葉県は2015年に生後11か月児の日本脳炎症例が報告(県内で25年ぶり)されており、
ブタの日本脳炎抗体保有率も比較的高い地域となっています。
ただし、
日本脳炎は日本脳炎ウイルスに感染したブタから蚊(多くはコガタアカイエカ)を介して感染します。
養豚ファームのいない松戸市(千葉県北西部)は、感染のリスクが高い地域ではありません。
一方で小さい頃から色々な所に出かけることも多くなってきており、
単純に地域だけでリスクを評価することはできないとも思います。
標準3歳から接種開始には医学的根拠はなく、生後6ヶ月から接種しても安全性・効果に問題はないので
3歳まで待つ理由もないかと思います。
以上のことから、
当院では2019年度以降予診票の送られているお子さんは生後6ヶ月からの接種をお勧めすることにしました。
それ以前のお子さんは、3歳の通知を待ってからの接種で良いと思いますが、
接種希望がある方は、
松戸市では中央保健福祉センター(電話:047-366-7485)に予診票を請求して接種することができます。