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子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

着せ過ぎ

2014-06-11 23:41:45 | 雑記
梅雨入りして、どちらかというと湿度が高く蒸し暑い日が続いています。

この蒸し暑い季節、診療をしていて乳幼児の服装が厚着のことが多く気になってしまいます。

以前にも「薄着の勧め」を投稿したことがあります。

特に、オムツをしている乳幼児で、「ロンパース2枚重ね」や「ロンパースの上にズボン」などは、オムツ部が蒸れてしまい、それだけで暑くて汗だくになってしまいます。
抱っこで出かけるときには、更に親に密着して厚手のベビーキャリアに包まれるので、更に暑さは倍増です。

気温が高いときは、ロンパースは止めてもよいと思います。
特に、歩行が出来るぐらいになったら気温の高い時期ロンパースは止めて方がよいでしょう。
気温の高い中、レッグウォーマーも止めて下さい。
子どもが汗をかいているようなら、薄着にしてあげて下さい。

お母さん達は、お腹が出てしまうのが心配なようですが、多少お腹がでていても問題はありません。
汗をすわせるのに下着をと言う方もいますが、厚着して汗をかいてしまったうようなら本末転倒です。
汗で服が濡れたら着替えればよいだけです(下着だって、汗で濡れたら着替えさせる必要があるので手間は一緒だと思います)。

室内など冷房で肌寒いようなら、上に何か着せてあげる必要はあると思います。

また、熱のある時は基本は薄着にしてあげて下さい。
以前の投稿「発熱したら、暖かくする、冷やす?」も参考にしてみて下さい。

乳幼児は、自分で服装の調整ができないので、親がしっかり子どもの状態を見て服装を調節してあげて下さい。
自分(親)が暑いと思うような状況では、子どもはもっと暑いと思って服装を考えてあげて下さい。





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何をしてきたのか、

2014-05-11 17:21:16 | 雑記
5月10日(土)は休診をいただき、日本アレルギー学会に行ってきました。

今回の学会参加主目的は、「舌下免疫療法講習会」を受けることでした。

舌下免疫療法って何ですかと言うと、
アレルギー性鼻炎などの治療法として、減感作療法というスギ花粉やダニなどいった原因が特定されている場合に、原因となっているスギ花粉やダニなどの抗原物質を持続的に投与することで原因物質に対する体の過剰な反応を起こさなくする治療法があります。
今までは皮下注射しか投与方法がありませんでしたが、今回スギ花粉に対して舌下投与(舌の裏に2分ほど溜めてから飲み込む)での薬が承認され保険適応されることになり、この舌下投与法の減感作療法のこを舌下免疫療法と言います。

この治療法で効果が得られれば、花粉症の症状が軽減し抗アレルギー薬の減量や中止といったことが期待できます。
一方、花粉の飛散時期以外でも持続して治療を続ける必要があり、より良い効果を得るためには出来るだけ長い期間(最低でも2年)治療を継続する必要があり、口のかゆみや腫れといった比較的軽度なものから希ですがアナフィラキシーといった副反応の可能性などいろいろと注意しなれければならない点もあります。

当院でも実施経験がありますが、皮下注射法は初期の段階で頻回の通院して注射する必要があり簡単に行なえるものではありませんでしたが、舌下投与は最初の投与時以外は原則自宅で可能なため注射法よりは敷居が低くなったと思います。

今後ダニなどのスギ花粉以外の薬もでてくると思われますが、この舌下免疫療法の薬を処方できる医師には条件があり、講習会の受講がその一つでした。

実際に保険で治療が出来るようになるのは秋以降になる見込みです。
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麻しん

2014-04-20 19:40:33 | 雑記
松戸管内の麻しんの流行は、とりあえず終息しました。
だからといって安心せずに、何もない時にこそ予防接種をして備える必要があります。

4月に年長さんになったお子さんは、麻しん風しん(MR)2期の接種を忘れないうちに早く接種を済ませましょう。

今は、これといった流行もなく比較的落ち着いていますが、
4月から保育所に行き始めた子どもたちが、風邪などの感染症で調子を崩している印象です。

4月になってから、肌寒い日があったり気温差が激しくなっているので、規則正しい生活など体調管理に気をつけて下さい。
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子どもに見えているもの、

2014-04-13 02:07:09 | 雑記
子どもと向き合って診察していると、子どもが今何を考えているのかなと思うことがよくあります。

人は歳をとり、色々な経験や知識を経て、子どもの頃には見えていなかった世の中の色々なことが見えるようになる反面、子どものころに見えていたものが見えなくなってしまってはいないでしょうか。

子どもは子どもなりに、子どもの頃にしかない感性で世の中をみて行動しています。
そんな子どもを、大人は間違った方向に行かないように見守っていく責任があります。

ただ、子どもが何をみていて何を感じているのか、大人はあまり考えずに子どもに干渉してはいないでしょうか。

いつのまにか自分が子どものころに見ていた世界や感じていたことの記憶は薄れてしい、子どもの立場で考えることが出来なくなってしまっているのではないかと思います。

何とは言いませんが今の世の中、利害にまみれた大人の勝手な考えや思い込みより、子どもの感性の方が正しいと思えることもあります。

子どもたちは身近な大人をみて成長していきます。
子どもたちを見守っていくために、まず大人が自分自身どうあるか見つめ直すことも大切ではないかと思います。
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新年度

2014-04-06 18:28:45 | 雑記
明日からの週は新学期や、入園入学など新年度の生活が始まります。

松戸管内の麻しんの発生は前回以降3月30日の集計までに1例報告がありました、直近1週間での発生はありませんでした。
とりあえず終息に近づいているように思いますが、東京など近隣での発生はあるので注意は必要です。

4月から年長(来年小学生)のお子さんは、麻しん風しん混合(MR)ワクチン第2期の接種対象者となりますので、早めに接種するようにしましょう。
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流行状況

2014-03-19 18:17:45 | 雑記
松戸管内の麻しんの発生は、前回(2週間前)以降成人1例が増えて計17例となりましたが、先週1週間は報告がありませんでした。
このまま終息することを願います。

インフルエンザは、だらだらと発生が続いていますが減少傾向です。

溶連菌がまた少し増えてきた印象があります。

その他、聞き慣れないと思いますが「hMPV=ヒトメタニューモウイルス」による感染症が潜在的に増えてきている印象です。
3~5月が流行期で、高熱(4~5日)と咳嗽が主症状で、気管支炎や肺炎の原因になる感染症です。インフルエンザやRSウイルスに類似した症状で、1~3歳が好発年齢ですが、成人を含めどの年齢でもかかる可能性があります。
このウイルスに対する薬はありませんので、症状に対する投薬などの対応のみで、ゆっくり休養して自然に治癒するのを待つ必要があります。
軽い症状であれば、通常の風邪として扱われますが、インフルエンザやRSウイルスと同様に迅速検査で確認することが出来ます。
保険適応に制限があるため(*参照)、当院では熱の経過が長いなどでこの感染症が疑われる場合にのみ検査をしていますが、インフルエンザではなく熱が長引き咳のひどいなどの場合に陽性の患者さんが増えています。

*検査でこの感染症と判ることで、不必要なレントゲン検査や抗生剤の使用を避けることができると考えていますが、保険適応にはレントゲン検査実施が必要なので当院では保険請求していません(当院の費用負担で実施)。
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麻しんのその後

2014-03-09 19:20:58 | 雑記
3月2日までの集計で、松戸保健所管内の麻しん発生は16例(1週間で3例増えました)となりました。
千葉県の累計は20例で昨年1年間の報告数に並びました。

当クリニックで麻しんの患者さんは今のところいませんので、
このまま終息することを願っています。

そろそろ卒園・卒業のシーズンになりますが、
今春小学校に入学予定のお子さんで、
麻しん風しん(MR)ワクチン第2期の接種が未接種の場合は、接種期限が3月31日までですので忘れずに接種して下さい。

インフルエンザの発生はピークは過ぎていますが、B型の流行が続いています。

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麻しん(はしか)

2014-02-26 19:06:00 | 雑記
その後も麻しんの報告が増えています、
今年に入って2月23日までの集計で、松戸保健所管内13例の報告がありました。
前回投稿から2週間経過して7例増えました。

前回も書きましたが、MR(麻しん風しん)接種対象年齢になって接種がまだの場合は出来るだけ早く接種を済ませるよう心掛けて下さい。

2期接種(就学前)対象未満のお子さんで、
1期接種(1歳以上2歳未満)を接種が出来なくて未接種のままになっているようなお子さんも
任意の接種で費用がかかってしまいますが、ぜひワクチン接種を考えて下さい。

その他成人を含め、ワクチン接種歴や罹患歴が不明な場合、麻しんの接種歴が1回しかないなどの場合もワクチン接種を考えて下さい。

保育所等に通園の1歳未満のお子さんでも、身近で麻しんの発生があった場合は、やはり任意の接種で費用がかかりますが生後6ヶ月以上であれば麻しん単独ワクチンまたはMRワクチン接種が可能ですので、接種を検討して下さい。
1歳未満で接種した場合も、定期接種の1期/2期接種は通常通り受けるようにして下さい。

麻しんはかかってしまうと治療薬もなく、麻しん自体の症状も重症感がありますが、肺炎や脳炎などの合併症(時に致命的)も他の感染症に比べると多く、また希ではありますが非常に予後の悪い麻しんに罹患後何年もしてから発症する亜急性硬化性全脳炎(SSPE)といった合併症もあるので、予防することが非常に大切です。
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忘れたころにやってくる感染症

2014-02-12 19:14:12 | 雑記
昨年末から全国的に麻疹(はしか)の報告が増えています。
松戸保健所管内でも今年に入ってから7例報告があるようです。
海外渡航中の感染が多いようですが、麻疹は春~夏にかけてが流行期のため現在の発生が拡大してこないか注意が必要です。

昨年4~9月の就学前の第2期麻しん風しん(MR)ワクチン接種率の集計が出ていますが、全国平均59.1%(千葉県は61.7%で接種率の高い順の全国18位)で低迷している印象です。

1歳の誕生日を過ぎて接種していないお子さん、2期の接種がまだのお子さんは出来るだけ早い時期に麻しん風しん(MR)ワクチンを済ませるようにしましょう。

それ以外の方も麻疹の罹患歴やワクチン接種歴が不明の場合には接種を考えて下さい。
成人の方でもワクチン接種歴が1回しかない場合は2回目の接種が推奨されます。
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インフルエンザ流行がピーク

2014-02-02 14:46:42 | 雑記
ここ1週間でインフルエンザの発生が急増しました。
A型とB型が混在して発生しています。
当院でのインフルエンザの受診数としては例年のピーク時程度に達しています。

インフルエンザ以外では、年末から溶連菌感染症が多く、インフルエンザと同時に検査で陽性になる場合も少なくありません。
少し前にも書きましたが、胃腸炎症状で溶連菌の場合もあります。
また、乳児で首などのくびれの湿潤した発赤が治りが悪い場合も、溶連菌が原因の皮膚感染の可能性があり、今年に入って既に3例診療しています(例年は年間に数人程度です)。

もうしばらくはインフルエンザの流行が続くのかなと思います。
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