デジカメぶらりぶらり

デジカメのほやほやの写真をご覧下さい。

積雪

2012-02-09 07:53:39 | Weblog
橋が雪の重みで崩壊した。長野県栄村の出来事が大きく報道されている。昨年3月の震度6強の地震で破損したところに3メートル近い雪が積もったためだという。

地震は時を選ばない。阪神大震災のように酷寒期のやみの中でおきることもある。東日本大震災が夜間に発生していたらと思うとぞっとする。津波から逃げる道は分からず、被害は何倍にもなったに違いない。

防災訓練は、地域の最悪条件を想定して行うほうが現実的だ。日本海なら、大雪で屋根に雪が積もった状況を想定して行う。屋根雪の重さによる破壊力は想像以上だろう。避難路もふさがれている。消火栓は確保できるか。

これまで積雪時の大地震がなかったのは不思議なほどだ。季節も時間も同じ全国共通の避難法などあろうはずがない。防災訓練はその土地固有の気象や時間帯を考えてほしい。

政府や自治体の防災教育ではまれに指摘されているが、いまだ大雪の中での震災対策や訓練は具体化していない。きょうは積雪のピークという。柔らかな雪も一夜で凶器になる。