デジカメぶらりぶらり

デジカメのほやほやの写真をご覧下さい。

天変地変

2007-08-30 08:29:36 | Weblog
先週は天変地変が続いた。岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市では国内観測史上最高の40.9度を記録した。その前日にペルーの太平洋ではマグニチュード(M)8.0の地震が発生、津波は日本にもおよんだ。

北極海で海氷面積が観測史上最小になったという。これまた先週、海洋研究開発機構と宇宙航空研究開発機構が発表した。

早い話が北極海から氷が少なくなっている。だれしも地球温暖化を考えたことだろう。そんな北極点の海底にロシアの潜水艇が国旗を立てた。

豊富な資源目当てに領土を主張したつもりらしいが、帝政ロシアの時代じゃあるまいし、いかに地球を守るか・・・今やみんなが考えねばならぬ時代である。

馬インフルエンザ

2007-08-28 08:39:07 | Weblog
先週、やきもきした競馬ファンは多かっただろう。とんだ馬インフルエンザ騒ぎである。人間のそれとさほど変わらないらしい。

熱が出て、鼻水、咳などの症状もある。推測だが馬だって気だるいのではないか。馬インフルエンザは1971(昭和46)年暮れにも関東で大流行し、その後、ワクチン接種が義務付けられた。

今回の発生はそれ以来になる。人間や他の動物に感染することはないが業界は大損害である。

ファンが心配しているのは騒ぎが長びくことだろう。これから秋の競馬シーズンを控えている。

馬が全国各地はもとより海外まで移動する昨今、ウィルスが広まる可能性は強い。このあたりも人間に似ている。

白い恋人

2007-08-26 08:08:46 | Weblog
賞味期限改ざんが発覚した北海道のチョコ菓子「白い恋人」はネーミングにも恵まれた。だが、いいかげんな品質表示がたたり、商品名候補の一つだった、「ブリザード」に見舞われる事態、甘い判断のつけは苦かろう。

防衛次官人事の混乱劇が一応の幕を閉じた。次官が大臣に公然と反旗を翻す異常に、大臣から次官の携帯電話に電話が通じない異常が重なった。

防衛首脳内紛のワイドショー化も情けない。政府は危機管理は大丈夫か、暑さも異常でない。16日に埼玉県熊谷市とともに40,9度と最高気温を更新した岐阜県多治見市などではなお猛暑が続く、市民はもう、うんざり、げんなり、ぐったり。

変な病による列島発熱でなければいいが。

佐賀北

2007-08-24 07:26:14 | Weblog
佐賀北に始まり、佐賀北に終わった夏の甲子園である。今は白球を追うのではなく、受験勉強に追われている球児も多いのでは。

彼らは格別な思いで佐賀北お躍進を見ていたのではないだろうか、特待生問題で高校野球が揺れる中、迎えた甲子園。

いの一番で開幕試合に登場してきたのが、この県立の進学校、各県代表には野球留学でエリート選手が集まった私立の強豪もひしめいている。

まさかこのチームが最後まで甲子園にとどまっていられるなど誰が思っただろう。ナインは全員が、地元出身。

小中学校時代に硬球を扱うリトルリーグを経験した者さえ一人もいない。「甲子園入り後は、試合の合間を縫って宿舎で学習時間を確保。

教諭でもある百崎監督が特別授業も行い、夏休みのプリントも大量に持ち込んで」いたそうだ。

今、名古屋・中日劇場で上演中の「佐賀のがばいばあちゃん」。くしくも広陵出身で、両校に思い入れがあるという島田洋七さんの原作には、1と2が並ぶ通知表を、ばあちゃんが「足したら5になる」と励ます話が出てくる。

そんなもの足していいのと聞くと、きっぱり「人生は総合力」と、最後のゲームではあの奇跡のような逆転満塁弾が勝負を決めたけれど、実は、佐賀北は地方大会5試合で本塁打は一本もない。

飛び抜けた選手がいないチームは、むしろ「全員野球」を持ち味にして、頂点に上り詰めたのである。


ヘレンケラー

2007-08-22 07:43:14 | Weblog
どうしても、自分の思いが伝えられずもどかしい。そんな経験はだれにもあろう。親と子の間でも友人同士でも、ここまで言葉を尽くして話しているのに、なぜ、と映画「ヘレンケラーを知っていますか」。

目が見えず耳も聞こえない盲ろうの女性が主人公。山口県に実在する女性の話に基づいた壮絶な物語が胸を打つが、同時にコミュニケーションについて考えさせられる作品だ。

映画はリストカットを繰り返す不登校の男子中学生と老いた彼女の強さと明るさ惹かれ、手のひらに指で文字を書く「手書き」でやりとりを始める。

やがて、手話を指で触れる「触手話」なども覚え、それにこたえて20歳前後で光も音も失った彼女の生涯が回想されていく。

平均寿命

2007-08-19 06:09:18 | Weblog
先月末、厚生労働省が昨年の統計による日本人の平均寿命を発表した。男性79歳、女性は85.81歳。過去最長である。2年連続トップ。

男性は前年の4位から2位になった。女性のトップは驚かぬが男性は2位のアイスランドが日本の上をゆく1位である。

北大西洋のこの島国は人口30万人ほど、火山と温泉が多い。軍隊のない国でかってデンマークの支配下にあった。

アイスランドの人はいう。「私たちの国の自慢は空気がきれいなこと。それと魚が新鮮です。魚は重要な産業で日本にシシャモも輸出してますよ」。

魚はともかくきれいな空気がうらやましい。


結果責任

2007-08-17 06:57:23 | Weblog
野球の醍醐味は選手の起用である。例えば、いつ投手を交代させるか、続投か。その采配が勝負を決める。

人ごとではない。監督もそのシーズン終了後、チームの成績いかんによって自らの進退を問われる。

巨人の長嶋茂雄さんが日経新聞連載の「私の履歴書」で監督解任劇に触れている。3年連続で優勝を逃がした1980年。

不本意ながら「この世界は結果がすべてだ」と考え、会見で「ここで男のけじめをつけたい」。

「チーム安倍」の監督は結果責任への考えが違うらしい。安倍内閣メルマが最新号では「国民の怒りや不信」が参院選惨敗の原因と認めつつ、新たな国づくりこそが「私の使命だ」とある。

奇妙な責任論ではないか。

結果責任

2007-08-17 06:57:22 | Weblog
野球の醍醐味は選手の起用である。例えば、いつ投手を交代させるか、続投か。その采配が勝負を決める。

人ごとではない。監督もそのシーズン終了後、チームの成績いかんによって自らの進退を問われる。

巨人の長嶋茂雄さんが日経新聞連載の「私の履歴書」で監督解任劇に触れている。3年連続で優勝を逃がした1980年。

不本意ながら「この世界は結果がすべてだ」と考え、会見で「ここで男のけじめをつけたい」。

「チーム安倍」の監督は結果責任への考えが違うらしい。安倍内閣メルマが最新号では「国民の怒りや不信」が参院選惨敗の原因と認めつつ、新たな国づくりこそが「私の使命だ」とある。

奇妙な責任論ではないか。

代替エネルギー

2007-08-15 06:08:54 | Weblog
中東が主要な供給源である石油の値段であるが、ついにレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均が145円を超えた。

1987年の調査開始以来、最高値というから穏やかではない。原油高に加え、円安による調達コスト増も効いたようだ。

夏休みでしかも、お盆も近い。帰省や行楽など、クルマで出かけようという人も多いだろう。

運輸業など産業全般に響くのは当然だが、家計にも痛い。かつて石油を掘るのは、ランプ用の灯油をとるためだった。

その精製過程で出るガソリンは始末に困る代物で、米国では一時、ひそかに海や川に捨てられていたという。

それが1885年前後のダイムラーやベンツによるガソリンエンジンが主役となり石油は世界に君臨することになる。

以来ざっと120年、代替エネルギーの開発は進んでいて、環境面からも要請は強いが、石油に取って代わるものはいまだ現れていない。

日本が進んでいる印象もないが、数年前にクウェートで現地記者がらいわれたそうだが、「クウェート人が一番恐れているのは何だと思いますか」答えは「日本の技術力、いつか、代替エネルギーをつくってしまうんじゃないかと」。

買いかぶりでないよう祈りたい。

観光週間

2007-08-13 06:31:05 | Weblog
7日まで観光週間だった。国土交通省は今年の統一標語は「休みをとって出かけよう!一人で、家族で、大勢」。

それも結構だかやはり安全第一、このところ天変異変が続いている。国際観光振興機構(JNTO)によれば日本を訪れる観光客は増えている。

トップは韓国で中国から団体も多くなってきた。政府は2010年には7百万人を目標にしているが最大のライバルは中国という。

観光客も含め訪日する外国人は年間6百万人余り。その3倍近い日本人が海外に出て行く。もともと観光とは国の威光を観察するといった意味からきたものらしい。

現代もさして変わりがなさそうな気がする。