怖いもの、と、言えば、昔は相場が決まっていた。<地震、雷、火事、親父>である。最近、この言葉をあまり耳にしない理由があるとするなら、要因は<父親>にあろう。
「父親の権威は常に尊重されるべきか」との問いに、中国、韓国、台湾では80%超が「賛成」と答えたのに、日本は53%と最低だったらしい。
そこへいくと、ほか3つの怖さは増すばかりだ。地震は今年も大被害をもたらした、火事はさらに身近な脅威である。
そして、この夏はとりわけ雷の被害が目立つ気がする。怖いのは落雷より、むしろ局地的な豪雨。雷雨で急増水した川に流されるといった被害が相次いだ。
それにしても、あの光と音だ。正体が分らぬころはよほど恐ろしい現象だったに違いないB・フランクリンが凧を使った実験で雷は電気だと突き止めてから3世紀ほど、科学の進歩だろう。
「父親の権威は常に尊重されるべきか」との問いに、中国、韓国、台湾では80%超が「賛成」と答えたのに、日本は53%と最低だったらしい。
そこへいくと、ほか3つの怖さは増すばかりだ。地震は今年も大被害をもたらした、火事はさらに身近な脅威である。
そして、この夏はとりわけ雷の被害が目立つ気がする。怖いのは落雷より、むしろ局地的な豪雨。雷雨で急増水した川に流されるといった被害が相次いだ。
それにしても、あの光と音だ。正体が分らぬころはよほど恐ろしい現象だったに違いないB・フランクリンが凧を使った実験で雷は電気だと突き止めてから3世紀ほど、科学の進歩だろう。