デジカメぶらりぶらり

デジカメのほやほやの写真をご覧下さい。

就職難

2007-12-31 07:58:23 | Weblog
就職難だけが理由でもなそうなのが英国の秘密情報機関(MI6)の新人募集に応募が殺到したという。

先月下旬、英BBCラジオは“実際は地味な仕事”と解説までした。どうやら映画や小説でおなじみの007、ジェームス・ボンドにあこがれる若者がまだ多いらしい。

MI6も「殺人許可証などはないし派手な職場でない」とPR。秘密機関のPRというのも妙なものである。

原作者イアン・フレミングには「チキ・チキ・バン・バン」など楽しいお話もあり映画にもなった。

やたら人を殺すスパイの活動などはもはや時代遅れなのではないか。(2)007年も終わろうとしている。


禁酒

2007-12-29 07:30:14 | Weblog
1933(昭和8)年の12月、アメリカで禁酒法が撤廃された。それを知った財務省特別調査官が「さて、どうしょう?」「一杯、飲みに行くか」と相棒が答える。

それが締めくくりになる映画があった。禁酒法が米合衆国で発効したのは1920年1月である。

製造、販売、輸出入が禁止された。全米から酒がなくなったのかといえば、これが裏目に出た。ギャングなど裏社会にとっては絶好の稼ぎ場になった。

現代日本では、“禁酒運転法”が厳しく施行されている。それでも飲酒運転者がいるのに驚く。

忘年会シーズンである。つい気が大きくなり「この程度なら・・・」などはもってのほか。最悪の年末を迎えるだろう。

お歳暮

2007-12-27 08:10:11 | Weblog
お歳暮商戦がピークを終えたが。名古屋市内の百貨店によると、今年の売れ筋は4千円前後。

東京都内での豪華な食事と宿泊に、夜景を楽しむヘリコプター飛行を組み込んだ新商品も登場した。25万円余と高額でなかなか売れてないとか。

主婦対象の意識調査では、贈りたい商品は「ビール」がトップで、もらいたい商品は「商品券」を挙げた人が半数いたそうだ。


ママ、遅いよ

2007-12-25 07:40:09 | Weblog
父親が束になっても一人の母親にはかなわない。それは小学校4年生の女の子が書いた、こんな詩。

お母さんもし大じしんがきてにげるとしたら何を持って行く?私はお母さんを持ってゆくよ。

それなのに、やりけれないこの子たちの悲劇。北海道苫小牧市で母親が4歳の長男と1歳の三男を長期間、自宅に置き去りにし、3男が餓死する事件が起きたのは昨年の今ごろ。

今春、殺人容疑などで逮捕され母親に先日、懲役15年の判決が下った。母子3人の暮らしは夫との離別後から。やがて、交際男性との関係がもつれてふさぎ込む母。

そんな時に長男は「ママー、なしたの(どうしたの)」と気遣ったそうだ。が、この母親はそういうことが疎ましくなり、二人を邪魔に思うようになる。

玄関を施錠して放置し、1カ月以上もしてから二人とも餓死しているだろうと自宅に戻る。果たして三男はもうこときれていた。

だが、長男は生のコメや冷蔵庫のマヨネーズなどを食べて生きのびていた。衰弱し、やせ細った体で、この母親に「ママ、遅いよ」とすがりついたという。

まさか、ただ一人の母が「直接手をかける代わりに置き去りにした」(判決)などとは知らず、ひたすらに帰りを待っていた小さな心を思うと、胸がはり裂ける。

水冷式

2007-12-23 08:29:56 | Weblog
現代の日本人は異常に冷たい液体類を飲んでいるという話をラジオでお医者さんがしていた。

それもここ数十年のこと。おおむね清涼飲料水、ビール、水割りのたぐいである。これは日本史上かってなかった。

良しあしはともかくこの傾向はいずれ私たちの体に影響をおよぼすのではないか。かってはフーテンの寅さんのように夏でもハラマキをしてお腹を温めている人もいた。

そんな人類が今や“水冷式”になった。「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」は若山牧水の知られた歌。

とても20代半ばの作とは思えない。この酒どんなだったのだろう。もっとも牧水は酒乱だったともいう。

燃費

2007-12-21 07:09:47 | Weblog
ガソリン価格が毎週のように史上最高値を更新する中、ドライバーの注目が自動車の燃費効果に集まっている。

新車市場では、燃費がよい小型車や軽自動車の販売が好調だそうだ。メーカーが顧客向けに燃費をよくする運転法の指導を始めたところもある。

省エネ運転5カ条

1. 発進時はエンジン回転数を一気に上げない。
2. 走行中はエンジン回転数を2000~3000以内に押さえる。
3. 停車中はギアをニュートラル(N)に入れる。
4. 下り坂の時はアクセルを離し、燃料供給を断つ。
5. 常に一定のスピード走行を心がける。

この5カ条を守りこのガソリン高騰時代をエコ意識を持って少しでも経費削減を進めましょう。

演説

2007-12-19 07:45:42 | Weblog
今始まったことではないが日本人はよく演説がうまくないという。確かに国会での演説や質疑応答、たとえば給油新法案についてがっぷり四つの大取り組みはない。

その間会期がただ過ぎてゆく。英文学者、評論家、小説家の吉田健一さんによれば演説ほど日本語と縁遠い行為はないらしい。

古来こうした風習が日本になかったこともある。これが欧米人の言語にもともとそういう構造がある。とは“吉田説”である。

チャーチルの演説などはシェークスピアばりだったという。ただしあまりの調子のよさに聞きほれてしまうのも危険なのかもしれない。


食事

2007-12-16 07:18:34 | Weblog
食事の前に「いただきます」、後で「ごちそうさま」とあいさつできる中学生が男女とも半数以下だという。2007年版「食育白書」にある。

食べ物への感謝の言葉が消えつつあるのではとさみしい気がする。生き物の命をいただくから「いただきます」「ごちそうさま」はもてなしのお礼の心の表れだ。

ゴルフや飲食の接待漬けだった守屋防衛事務次官は、料亭でごちそうされた際、あいさつをしたのだろうか。

前次官の証言では、宴席には2人の防衛庁官経験者も同席した。出入り業者が役人や政治家をもてなすのは、お返しを期待する下心があるからだ。

「国防を食い物にしたのでは」。だれもがそう勘ぐっている。

漢字一文字

2007-12-14 07:57:18 | Weblog
2007年の世相を漢字一文字で表す恒例の「今年の漢字」が「偽」に決まり、12日、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が墨痕鮮やかに書いた。

31日まで、本堂で一般公開される。食品や耐火建材などの偽装が次々発覚し、年金問題やゴルフ接待といった政官の国民に対する偽りも相変わらず。

たっぷりの墨で一気に書き上げた森貫主は「己の利ばかり望む人が増え、こうした字が選ばれたのは実に嘆かわしい。来年は良い字が書けますように」。

日本漢字能力検定協会(京都市)が全国公募。9万816通の応募があり「偽」は断トツの1万6550通だった。2位は「食」、3位は「嘘(うそ)」だったそうだ

アンケート

2007-12-11 07:58:58 | Weblog
親は子供にあれもこれもと望む。もっと勉強しろ。本をたくさん読まないと。それから家族との会話も大事だよ。

無論だが、子供を思ってことである。でも、言われるほうは大変だ。小学5年から中学3年を対象に博報堂生活総合研究所が今年行ったアンケート結果。

65%の子供がこう答えている。日々の生活で「もっと増やしたい時間」は「睡眠時間」だと、まるで、忙しい営業マンにでも聞いたみたいだが「時間にゆとりがない」と言う子供も41%に。前回(1997年)調査と比べて11%も増えた。

ゆとり教育世代にしては全然ゆとりがないようだが、一番気になったのは実はそのことではない。

10年前からの変化をいくつかみてみる。くだんの「増やしたい時間」に「テレビを見る時間」や「テレビゲームをする時間」を挙げた子供はそれぞれ10%ほども減り、逆に「勉強する時間」や「家族とすごす時間」の回答は増えている。

「もっと知りたいこと」では、「タレントやテレビ番組の話」は減って「塾や勉強の話」は増えて、「友達のことをよく父母に話す方だ」とか「将来は親と同じような人になりたい」は増える一方で「家族にいっていない秘密がある」は、減少とある。