尊敬する人物の名前を、わが子につけることは珍しいことではない。今は77歳の父親が命名したのは「毅」「憲政の神様」と称される犬養毅にあやかってのだろう。「正しく強く生きてくれることを願った」のだという。
人生とは皮肉である。願いもむなしく46歳になった子どもは「事務次官を殺した」と、血のついたナイフなどを持って警察に出頭。
銃刀法違反の疑いで逮捕された。それは、小泉毅容疑者である。まだ断言できないが、連続殺傷事件の犯人とすると「年金テロ」というよりも、社会への漠然とした不満が引き金になったように思える。
犬養毅の言葉としてよく知られている「話せば分る」にあやかれなかったのか・・・。何であれ、かけがえのない人の命を奪うことが許されないことを、何度も訴えながら。
人生とは皮肉である。願いもむなしく46歳になった子どもは「事務次官を殺した」と、血のついたナイフなどを持って警察に出頭。
銃刀法違反の疑いで逮捕された。それは、小泉毅容疑者である。まだ断言できないが、連続殺傷事件の犯人とすると「年金テロ」というよりも、社会への漠然とした不満が引き金になったように思える。
犬養毅の言葉としてよく知られている「話せば分る」にあやかれなかったのか・・・。何であれ、かけがえのない人の命を奪うことが許されないことを、何度も訴えながら。