デジカメぶらりぶらり

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尊敬

2008-11-30 08:18:10 | Weblog
尊敬する人物の名前を、わが子につけることは珍しいことではない。今は77歳の父親が命名したのは「毅」「憲政の神様」と称される犬養毅にあやかってのだろう。「正しく強く生きてくれることを願った」のだという。

人生とは皮肉である。願いもむなしく46歳になった子どもは「事務次官を殺した」と、血のついたナイフなどを持って警察に出頭。

銃刀法違反の疑いで逮捕された。それは、小泉毅容疑者である。まだ断言できないが、連続殺傷事件の犯人とすると「年金テロ」というよりも、社会への漠然とした不満が引き金になったように思える。

犬養毅の言葉としてよく知られている「話せば分る」にあやかれなかったのか・・・。何であれ、かけがえのない人の命を奪うことが許されないことを、何度も訴えながら。

笑い

2008-11-27 08:22:25 | Weblog
笑いの効用は幅広い。がん細胞を攻撃するナチュラル・キラー細胞を増やすとか、老化原因になる体の酸化を抑えるようだとか。

脳のミラーニューロンなるものの働きで、笑顔の人を見ると自分までほほ笑んでしまう現象もあるというから、人づきあいにもプラスのはずだ。

テレビで脳科学者の茂木健一郎さんが言っていたが、「つくり笑い」でさえ、脳を活性化させる効果があるのだそうな。

まったく昔の人はよく言ったもので「笑って損した者なし」なのである。このごろはどうも、暗いニュースが多い。気がめいることもある。それでも、いや、そんな時こそ笑うべきなのだろう。

夫婦

2008-11-25 07:29:13 | Weblog
11月とは、いい月、と言ってもよさそうだ。いいお産の日(3日)、いい歯の日(8日)、いいパックの日(8・9)、いい文の日(23日)、その手の本をみれば十一(11)を「いい」と見立てた記念日がやたらにある。

そして、二十二日も、その一つ。いい夫婦の日。希望ナンバー制で抽選になるような申請の多い番号は、「777」など数字のそろったものがほとんどだが、「1122」もそれに伍す人気とか、何か、ちょっとほほ笑まし意話だ。

もっとも、互いへの感謝の言葉となるとなかなか口に出せないのが、また夫婦である。それを募る住友信託銀行の「60歳のラブレター」も今年で9回目。

難病で足が不自由になった63歳に女性が、夫にしたためた手紙を紹介したい<・・・夫である貴方の名を私は日に何度呼ぶことでしょう。

ベッドから車椅子に移る時「お父さん」、車椅子から便座に移る時「お父さん」。ベッドの上で着替えをさせてもらったまま、立ち上がれない私に、「おまえが逝ったら、おれもなるべく早く行って着替えをさせないといけないな」。

連れ添う、のが夫婦。頼り、頼られ、人生の旅路の同行二人である。

元事務次官

2008-11-23 07:50:40 | Weblog
さいたま市で起きた元厚生省事務次官夫婦の殺害事件。衝撃的で許し難い犯罪であることは言うまでもない。

そこに続いて東京都中野区で別の元厚生省事務次官の妻が刺される事件があった。おぞましいことだ。

その発するメッセージとは、テロの疑い、である。2人の次官経験者がともに深く関与した年金がともに深く関与した年金がらみか、とも見られている。

政府やることに泣かされている人がいないとは言わない。だが、仮にそれが動機でも、暴力をもって、しかも個人を狙うなど卑劣の極みだ、

しかし、本当に年金のことで、ここまでの犯罪に走るものか。なぜ事務方が標的に。そうでないとすれば、なぜ・・・。訳の分らない不気味さがまた恐怖を増す。

千手さき

2008-11-21 07:20:30 | Weblog
一体、何手読めるのか。これは、プロの囲碁将棋が最もよく聞かれる質問の一つである。
「ひと目、千手です」。

24世本因坊の石田芳夫さんはかつて、そう語ったそうだ。津市の榊原温泉で行われた天元戦第一局の折、河野臨天元が言っていたのはこう。

「まず、手が『見える』ことが大事です」。ひらめきと、それを裏打ちする読み。あいまってプロの力なのだろう。

さて、到底プロの仕事とは思えないのが「定額給付金」なる施策だ。そもそも政府とは、国民個々からお金を集め、そのまとまったお金で国全体のために何をすべきかに智恵を絞るのが仕事のはず。

「配る」の答えは、どうもアマチュアっぽい。経緯もしかり。麻生首相が給付は全世帯対象と言った先から、いや所得制限が必要だとなり。

それは難しいからと今度は高額所得者に辞退を促す、という話に、そして、ついに落ち着いた結論は前代未聞、国の施策なのに、制限するも辞退を促すも、面倒な部分は自治体に任せるというのである。

自治体で差が出たらどうするのか。とんでもない“地方分権”だ。当事者たちが怒るのは当然である。



ママ宇宙

2008-11-19 06:38:33 | Weblog
2010年に打ち上げ予定のスペースシャトルへの搭乗が決まった宇宙飛行士・山崎直子さん(37)。

日本で始めて宇宙に向かうママさん飛行士は11日の会見で「育児や家庭と仕事の両立で大変だったこともあるが、試行錯誤でやってきた」という。

「励ましてもらった皆さん思いを宇宙でかなえたい」と抱負を語った。山崎さんは2000年に結婚し、6歳の長女がいる。

「長女はこれまでに3度、スペースシャトルの打ち上げをじかに見ている。『次はあれにママが乗るだね。うれしい』と喜んでいた」と明かした。

「宇宙戦艦ヤマト」にあこがれて航空宇宙工学を学び、宇宙飛行士に選ばれたのは9年前。その間コロンビア号の事故などでシャトルが飛ばない時期も。

「9年という長かったという印象だが、一日一日を乗り越えることに一生懸命だったので、ある意味あっという間だった」と振り返った。

小学生のころからの夢が、いよいよ秒読みに入っる。

犯罪白書

2008-11-17 06:54:34 | Weblog
一昨日公表した犯罪白書に65歳以上の高齢者の犯罪がきになる。昨年は、交通人身事故を除く「一般刑法犯」の検挙数が4万8千6百5人と、20年前に比べて約5倍になった。

同じ間に、高齢者の人口は約2倍。その差が示す深刻な事態に、がくぜんとする。どんな犯罪が多いのかといえば、断トツで万引き。検挙者全体の約半数を占めた。

白書はこのうち75歳の女性の犯行を「典型例」の一つとして紹介している。夫と死別し、年金頼みの独り暮らし、「お金を使うのがもったいない」と、コンビニでおにぎりやサンドイッチをしばしば万引するようになった。

孤独や困窮、不安を抜きには語れない事件である。同じ日に公表した就業形態に関する調査の結果も衝撃的だった。

パートや派遣など正社員以外の労働者の割合が昨年は37.8%と、4割間近になった。そのうち3割ほどの人、特に若い人が「安定」や「より多くの収入」を理由に、正社員になることを望んでいる。このままではやりきれない。ゆがみを正す時である。

マンモス

2008-11-15 06:45:35 | Weblog
最近、理化学研究所のチームが、長年冷凍保存されていた死んだマウスの脳組織から、クローンマウスをつくることに成功したそうだ。

冷凍死骸から世界初の偉業だが、永久凍土で発掘される死骸から、絶滅したマンモスの復活も可能になるかも、というから驚く。

3年前の愛・地球博では、死骸の展示だけで、あれだけの人気を博したのだ。もしや、生きたマンモスが見られるなどということになれば大騒ぎは必定だ。

何の日

2008-11-13 07:24:34 | Weblog
今日は何の日と聞かれると、えーとと考え込む。大切な人の誕生日を忘れていたら、大変だろう。

世の中には記念日があふれており、覚えきれない。11月11日は何の日かを調べてみると「ピーナッツの日」「電池の日」「チーズの日」「めんの日」「ジュエリーデー」「くつしたの日」など、たくさんある。

「ピーナッツの日」は落花生の一つの殻に2粒の豆が入っていることから、11が重なる今日がふさわしいと、業界団体が制定した。

今年からは「介護の日」が加わった。制定したのは厚生労働省。「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に置いて「いい日、いい日」と語呂合わせできる日にしたのだという。

たまご

2008-11-11 06:44:29 | Weblog
卵の中からまた卵・・・。滋賀県東近江市の県立八日市南高で飼育されているニワトリが産んだギネス級の巨大卵を割ったところ、中から普通サイズの卵が出てきたことが分った。

卵は高さ8.1センチ、重さ158グラム。10月27日にニワトリが産んだ」話題になった。しばらく校内で展示する予定だったが、ひびが入ったため急きょ31日にメスやピンセットで殻を取り除いた。

すると中からは黄身と白身に加え、Mサイズの卵が1個出てきた。目下の話題は、この卵の中にもう一つ卵があるかどうか。「来週には割ってみるつもりです」と話された。