「ドン・ガバチョの未来を信じる歌」がある。1964(昭和39)年放送開始の人形劇「ひょっこりひょうたん島」の中でガバチョ大統領が歌っている。
<今日がダメなら明日にしまチョ/ 明日がダメならあさってにしまチョ/ あさってがダメならしあさってにしまチョ/ どこまでいっても明日がある>。「ひょうたん島」の原作者、井上ひさしさんと山本護久さんが作詞した。
なんとかなる。人生は楽しい。そう聞こえる。歌を聴いて一家心中を思いとどまった家族がいたと井上さんが語っている。がっかりするかもしれないが、実は井上さん、そんなつもりで歌詞を書いていない。
嫌なことは「どんどん先延ばしにしちゃえとガバチョが言い訳している歌」(井上さん)だったという。オバマ米大統領の一般教書演説に日本人として初めて招待された後藤浩之さん(47)と話した人が言う。
米国で医療機器メーカーを起業し、成功を収めた。「道なき道を行け」(小学館)でその苦心を語っている。幼い時、お母さんに「やれることは、今すぐやれ」と教えられ、現在もやり残したことが気持ち悪くて、眠れないという。
見習いたい、見習いたいが、あの歌が離れない。先延ばしを勧めているのではない。でも、それぞれのベースで進めばいい。井上さんの意図は別として人生の応援歌に聞こえる。
<今日がダメなら明日にしまチョ/ 明日がダメならあさってにしまチョ/ あさってがダメならしあさってにしまチョ/ どこまでいっても明日がある>。「ひょうたん島」の原作者、井上ひさしさんと山本護久さんが作詞した。
なんとかなる。人生は楽しい。そう聞こえる。歌を聴いて一家心中を思いとどまった家族がいたと井上さんが語っている。がっかりするかもしれないが、実は井上さん、そんなつもりで歌詞を書いていない。
嫌なことは「どんどん先延ばしにしちゃえとガバチョが言い訳している歌」(井上さん)だったという。オバマ米大統領の一般教書演説に日本人として初めて招待された後藤浩之さん(47)と話した人が言う。
米国で医療機器メーカーを起業し、成功を収めた。「道なき道を行け」(小学館)でその苦心を語っている。幼い時、お母さんに「やれることは、今すぐやれ」と教えられ、現在もやり残したことが気持ち悪くて、眠れないという。
見習いたい、見習いたいが、あの歌が離れない。先延ばしを勧めているのではない。でも、それぞれのベースで進めばいい。井上さんの意図は別として人生の応援歌に聞こえる。