デジカメぶらりぶらり

デジカメのほやほやの写真をご覧下さい。

歓迎会

2008-03-31 07:02:08 | Weblog
とかく歓迎会が多くなるシーズンを迎えた、入社、異動などのたびに、この種の会が催される。

いつも思うのだが幹事さんはご苦労なことである。勘定に気を配り酔っぱらいの世話までしなければならない。

酒は飲め飲め・・・で始まる黒田節は福岡藩の母里太兵衛(ぼりたへえ)がモデルという。福島正則と飲み比べをして豊臣秀吉拝領の日本一の槍を手に入れた。

わが国ではどうも酒豪がもてはやされる。酒に強いのをよしとする。世の中には酒を受けつけない人もいる。

先輩はそのあたりの配慮もすべきだろう。一気飲みを強要するなどもってのほか。だれもが母里太兵衛や福島正則ではない。

第一、暴飲したところで何の得にもならぬ。

結核

2008-03-29 06:58:23 | Weblog
昔、結核にかかったら、“結核患者は肺がんにならない”などと言われたりした。医者に聞いたら一言のもとに否定されたという。

24日は「世界結核デー」。ドイツの細菌学者R・ゴッホが結核菌の発見を報告した1882(明治15)年3月24日にちなんだ。

博士はコレラ菌も見つけている。いかに多くの人の人命が救われたことか。明治41年6月、ゴッホは来日、大歓迎を受けた。

弟子の北里柴三郎と日本を楽しんだという。ところで最近になってまた結核が脅威になっている。

不気味なことに闘いはまだまだ長引きそうな気配である。

げっぷ

2008-03-27 08:14:25 | Weblog
ウシがげっぷを出すそうだが、そのげっぷが地球を温暖化させる、ばかにできない量のメタンを吐き出していることは、困った問題である。

環境省によれば、わが国の温室効果ガス排泄量は二酸化炭素(CO2)に換算して年間13億4千トン。

メタンの温室効果はCO2 21倍なので、日本で飼われているウシのげっぷの分だけでも、CO2換算すると680万トンに達する。

温室効果ガス全体のざっと0.5%を占めているわけだが、出光興産と北海道大が、ウシのげっぷとして吐き出されるメタンを、90%程度抑える天然素材を発見した。

カシューナッツの殻からつくった植物油など2種に効果があるのだという。本来はウシの病気の治療薬開発が目的で、メタン抑制効果は、たまたまの発見。

ひょうたんから駒、いやウシだったらしい。

B級戦犯

2008-03-25 07:42:17 | Weblog
前大戦の末期、名古屋も他の都市同様大空襲にあった。撃墜された米軍機から脱出した搭乗員はすぐに処刑された。

近く上映される映画「明への遺言」はその全責任をとったB級戦犯、岡田資中将を描く、原作は大岡昇平さんの「ながい旅」。

横浜での裁判の状況が膨大な資料とともに記されている。岡田中将は米軍の無差別爆撃を明白な犯罪と主張する。

藤田まことさんが演じて見事であるという。審理中、岡田中将は「みな(司令官)私の責任です」と断言する。ことが起きて「みんな私の責任」と言いきれる人は少ない。

枯渇

2008-03-23 07:07:50 | Weblog
あくまで見通しなのだが世界の石油が尽きるのは、あと68年後という。さきに石油鉱業連盟が発表した予測で2005(平成17)年の評価である。

したがって現段階ではもっと短くなっている。当然、石油にも限りがある。中国やインドの需要が急増すれば枯渇するスピードも早くなる。

さて、そんな時代になったらわが国はどうなるか。学者、作家の鹿島茂さんが推測している(オール読物2号)衣食住の衣は天然繊維に戻り、ひどく高いものになる。

6割以上が輸入の食べ物は自給で、住となるとほとんどが木造建築。60数年などはあっという間である。

私たちの子孫はそんな生活に耐えられるのか。大変なことになるのだが。

ナポレオン

2008-03-21 06:47:12 | Weblog
1日は24時間と決まっている。仕事も勉強も、趣味も人との付き合いも思うままにと欲張れはば、睡眠時間を削るしかないのかもしれない。

「皇帝ナポレオンは、一日3時間の睡眠で十分だった」こんな逸話がある。確かに、わずかな睡眠しか必要としないと、評判だったらしい。

実際は眠るのが大好きで、許される状況なら1日7,8時間は眠っていた。それが無理な場合は、うたた寝により不足分を補ったという。

身の回りで銃声がとどろいても、眠れるコツを心得ていたのである。では発明王エジソンの話は、不眠不休で発明に取り組んだことで知られている。

ただし、実験室のそばに折りたたみ式ベッドを広げており、よくうたた寝をしていたという。

成功した人たちの「睡眠時間を削って・・・」という逸話を、うのみにはできない。睡眠でも適度が大事なのだろう。

ギョーザ

2008-03-19 07:37:20 | Weblog
一連の中国製ギョーザ事件はまさに不可解。ギョーザは日本人好みの食べ物である。中国料理の店で手早く肉や野菜を皮に包んでいる料理人を見れば安心して食べられる。

ギョーザには季節感を感じない。だがいよいよ春たけなわと思わせる食べ物がある。たとえばタラの芽、フキノトウなど。

味わったことはないのだがタンポポの根はキンピラにするとすこぶる美味という。

スペースシャトル

2008-03-17 06:44:22 | Weblog
高度4百キロを飛行中のスペースシャトル「エンデバー」が昨日、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングに成功した。

そこには、焼きとり、そば、うどんなど、湯で戻して食べる日本風宇宙食を携えた宇宙飛行士、土井隆雄さんもいる。

任務は宇宙に日本の「家」をつくること。ISSに増築する格好で設ける実験棟「きぼう」。土井さんは、保管室を取り付ける。

「家」は、今後2度のミッションを経て来春、完成予定だが、実は「きぼう」に満ちあふれた話ばかりではない。

スペースシャトルの打ち上げが2010年で終わるため、日本は以後、人はロシアの宇宙船で、物は独自の輸送船HTVで運ぶ計画だが、この船打ち上げロケットも含め、まだ開発中だそうだ。

さらに、主導権を握る米国が消極的になっていて、ISS自体の運用が2015年以降は未定のままなのである。

日本としては最終的に1兆円もつぎ込むわけで、それに見合う成果が出るかどうか不安も残る。

ISSは肉眼で見える。宇宙開発機構のサイトなどで観測可能な時間が分るそうだ。

もう後が

2008-03-14 07:02:35 | Weblog
ボクサーの拳は時に凶器になる。リングではグローブを着けルールの下に闘う。ところが時津風部屋の事件だが。

ビール瓶や金属バットまで使い若い力士の命を奪った。暴行を指示し、実行したとして前親方と兄弟子が逮捕された。

この部屋は、最初、双葉山道場と名付けられた。開祖の名横綱がけいこに励み、人格的鍛錬の場としてからだ。

だが、その思いは遠く、道場はリンチ場と化した。いつまで大相撲の不祥事が続くのか。八百長疑惑、朝青龍騒動ときてこの事件である。

伝統ある国技の存立にかかわる事態だが。日本相撲協会「もう後がないぞ」。


停止位置

2008-03-12 06:41:29 | Weblog
F15戦闘機のパイロットは肝をつぶしただろう。これから着陸しょうとしている滑走路の上で、えたいの知れない赤い光が点滅していたのだから。

石川県小松市の小松空港で、4日夜におきた滑走路誤進入トラブル。「何であんなところにランプがあるのだろうと思った」と、この空自機の操縦士が語ったそうだ。

許可前だが、もう着陸体勢には入っていて、さらに光は近づく、そして、正体が分った。それは「日航機の垂直尾翼だった」。

これから飛行機の降りてくる滑走路を200人を乗せた旅客機が“直前横断”した格好である。

もし、ブレーキがあれば急ブレーキをかけるところだろう。その代わりに、F15は着陸を回避して、急上昇して、ことなきを得た。

管制官は先に空自機を着陸させるため、日航機に停止を指示していたが、停止位置を越えて滑走路上に進入してしまったため、横切った。

どうしてこんなことが起きたのか。日航機側の話は、どうも田舎道の一時停止で警官にするいい訳みたいだけど「暗くて停止位置がよく見えなかった」と話した。

ともかく、空港でのこの種の離着陸トラブルが、このごろ頻発している。