デジカメぶらりぶらり

デジカメのほやほやの写真をご覧下さい。

歌麿

2007-10-30 07:30:57 | Weblog
シーズンに合わせたわけでもあるまいが、このところ美術の話題が目につく。いいニュースと悪いニュースがあって、いいほうは栃木市で見つかった喜多川歌麿の「女達磨図」わくわくする発見といえよう。

歌麿の肉筆画は30点ほどしかないらしい。フェルメールといったところである。一方、英国ではダビンチの「糸車の聖女」が戻った。

4年前に盗まれ世界中に手配されていた、犯人を逮捕した警察はお手柄。その価値は数10億円とか。なにより無事でよかった。

かと思えばフランス・パリではオルセー美術館でモネの「アルジャントゥイの橋」が傷つけられた。

犯人は若者5人という。これは最悪のニュースである。

読書の秋

2007-10-28 06:45:35 | Weblog
読書の秋だ。子どもたちにはたくさんの本を読んでほしい。だが、忙しい競争社会に住むなか、それで何か得でもあるのかと問うだろう。

答えは難しい。知らないことを教えてくれる。生きるヒントがみつかるかも、と言ったって、どうも具体性に欠けるなぁ。と首をかしげるだけかもしれない。

24日全国学力テストの結果が公表された、読書の時間が長いほど国語の正答率が高いという傾向が出た。

当然とも思えるが、大規模調査の数字となれば説得力が違う。テストの点や順位アップに得だから本を読む。

そんな子が増えることも考えられる。それでもいい。読まないよりましだ。



パキスタン

2007-10-26 06:55:50 | Weblog
よそさまのことをあれこれいえた義理ではないがパキスタンの大統領選がよくわからない。選挙戦では圧倒的な強さで現職のムシャラフ氏が当選した。

ところが、どうもそれで「バンザイ」とはゆかぬらしい。ムシャラフ氏は陸軍参謀長を兼任している。

一部野党議員によればこれは公職者の立候補を禁止した憲法に違反する。その通りなら明らかに正論と言うべきだろう。

といったわけで最高裁の判決に委ねられた。したがって現段階でパキスタン大統領の当選は確定していない。

わが国なら政治空白と大騒ぎになるのだがそれを何とか収めていくのが日本の良いところかな?

孫の日

2007-10-24 07:09:22 | Weblog
何でこんなに可愛いのかよ孫という名の宝物・・・。初孫誕生の喜びを歌った57歳の新人演歌歌手、大泉逸郎さんの「孫」が全国発売となったのは1999年のことだった。

5歳の孫のため作詞を知人に依頼し、曲を自分で付けた。大ヒットして、口ずさんだことのあるおじいちゃん、おばあちゃんも多いだろう。

同じ年に日本百貨店協会は毎年10月の第3日曜日、「孫の日」制定したそうだ。「母の日」と「父の日」などの間隔にならい、「敬老の日」の約1ケ月後になる。

おじいちゃん、おばあちゃんの財布のひもを緩める狙いがあったのだろう。


赤、白

2007-10-22 06:40:16 | Weblog
今盛りの運動会ではないが「白」組に続いて「赤」組も反則が明らかになった。北海道銘菓の「白い恋人」は賞味期限改ざん。

製造日を偽装して「伊勢の名物、赤福餅はええじゃないか」とはいかない。偽装は「まき直し」と呼んだ。

いったん製造・包装した商品を冷凍保存し、注文に応じ解凍・再包装した日を製造日、その数日後を消費期限として出荷していた。

30年以上も続いていたというからあきれる。それにしてもどうしてこれほど食品トラブルが相次ぐのだろうか。

不二家にミートホープに名古屋コーチン、どんな商売でも消費者の信用を失ったら立ちゆかない。

赤福には本来の意味の「まき直し」が必要だろう。

産声

2007-10-20 07:22:41 | Weblog
産声を聞いてみたかったようなきがする。響き渡るテノール声。世界三大テノールとされたパバロッテイ三は1935(昭和10)年の10月12日、生まれた。

イタリア北部のモデナ、父はパン職人だった。その父親のテノールもすばらしかったという。貧しかったが一家は歌が好きだった。

もっとも父上は最初、息子の歌手志望に反対した。失敗を恐れた。ところがママは息子の歌声に感動したという。ママは強かったようだ。

さまざまなエピソードに包まれた歌手だった。“ドタキャン癖”はあまりに有名。だが人々に愛された。

うまいというより偉大という言葉が似合ったバパロッティさん。世を去ったのは今年の9月6日だった。

年齢

2007-10-18 07:29:38 | Weblog
年齢のこともあるのだろう。1日をひどく短く感じるようになった。1週間、一月があっという間に過ぎてゆく。

子どものころは一日はずいぶん長かったものだが。今年も3ケ月足らず、カレンダーが薄くなった。

気づいたら「日本郵政グループ」発足している。まだ先のことと思っていたのがとうとう現実になった。

社員24万人、資産340兆円のすごい会社である。この会社本当にサービスがよくなるのだろうか、国民が不安を抱いての船出である。

土俵際

2007-10-16 07:14:42 | Weblog
通信社の世論調査で福田内閣の支持率が58%とでた。安倍前首相の突然の退陣表明による混乱劇終演への安心感の表れだろうか。

福田首相は前任者に恵まれたか。それにしても、発足しただけで6割近い支持率とは。なるほどと思うのが非政府組織(NGO)発表の「汚職指数」。政治家らの「清潔度」順では、日本は180ケ国のうちで17位だったそうだ。

最下位は情勢緊迫のミャンマーで軍事政権は汚職まみれらしい。不祥事まみれは大相撲だ。朝青龍問題に続き、力士急死事件である。

角界では「3年先の稽古」という、激しい稽古も3年先には実るから努力をと教える言葉だが、むなしく響く。日本相撲協会は今や土俵際だのこれるか。


バーゲン

2007-10-14 06:45:45 | Weblog
“さすが商売の街、大阪”と妙な感心をした。1967(昭和42)年10月1日、大阪の阪急百貨店がパ・リーグ初優勝記念バーゲンを始めたのである。

最初にアイデアを出したのはどなただったのだろう。このシーズンの阪急は2位西鉄に9ゲームの差をつけ優勝した。

それまではやや地味なチームだったが足立、米田、梶本ら投手陣ががんばった。セ・リーグは王、長嶋時代の巨人。独走して日本一にもなった。

優勝による地域の経済効果が言われたのはこのころからだろう。おりしも高度成長期のまっただ中だった。

ところで同年のパ・リーグは3位以下が東映、南海、東京、近鉄。今や1チームも名を残していない。

学力

2007-10-12 07:20:40 | Weblog
下火になったと思ったら最熱するのが学力低下論議である。おそらく何十年にもわたって続けられてきたのではないか。

確かに「旧制中学入試問題集」を見ると昔の算術などはかなり手ごわい。関係者の中には「この何年かの学力は横ばいか上向き傾向」という人もいる。

子どものたちの図書室利用や読書力もさほど変わらず生き物にすこぶる詳しい子がいたりするとも。

だからといって安心できない。もとより基礎的な国語力はあったほうがいい。その昔、年上のお姉さんから恋文をもらった俳優がいる「青年よ故郷に綿を飾れ」と文中にあったので驚いた。

どうやら錦と書くところを綿と間違えたらしい。