明治に入って政府が、西洋の風をまねる文明開化の中で、牛肉食を奨励して以降。
つきあいは、もう150年にもなる、われわれは、すっかり牛肉のとりこだ。
もはや輸入肉ないしでは、その食欲も満たせないわけだが、またしても米国産に問題がある。
輸入が禁止されている牛海綿状脳症(BSE)の原因物質がたまりやすい危険部位の混入した牛肉が、牛丼大手チェーン・吉野家の工場で見つかった。
前に危険部位が発見され前面禁輸になった後、米国が安全を確約して輸入が再開されたはずだが、2年もしないうちに、これである。
混入は単純ミスだとしても、ウィリアムズ米農務省報道官の発言が気になる。曰く、「7百箱中の1箱にすぎず、こうしたことは時々起こる」。
言外に「大騒ぎすることか」のニュアンスが漂う。違和感は否めない。
つきあいは、もう150年にもなる、われわれは、すっかり牛肉のとりこだ。
もはや輸入肉ないしでは、その食欲も満たせないわけだが、またしても米国産に問題がある。
輸入が禁止されている牛海綿状脳症(BSE)の原因物質がたまりやすい危険部位の混入した牛肉が、牛丼大手チェーン・吉野家の工場で見つかった。
前に危険部位が発見され前面禁輸になった後、米国が安全を確約して輸入が再開されたはずだが、2年もしないうちに、これである。
混入は単純ミスだとしても、ウィリアムズ米農務省報道官の発言が気になる。曰く、「7百箱中の1箱にすぎず、こうしたことは時々起こる」。
言外に「大騒ぎすることか」のニュアンスが漂う。違和感は否めない。