デジカメぶらりぶらり

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不眠症

2007-09-06 06:49:37 | Weblog
「不眠症」という前代未聞の理由で本場所を休場。ところが直後、ハワイはワイキキの浜辺で美女とくつろぐ姿が写真付きで日本に伝えられた・・・。

横綱北の富士(現在は相撲解説者)、昭和47年の逸話。帰国して記者団に語った、横綱の言葉が「痛快だった」という。

「東京で入院生活送るより、ハワイの浜辺を走ったり波乗りした方が再起できますよ」。モンゴルとハワイ、サッカーと美女は違うけれど、朝青龍のケースとどこか重なる話である。

もっともこちらは痛快とは正反対のこじれ方。本人は、不眠症どころか「解離性障害」なる心の病と診断され、ついに、先日帰国した。

北の富士が、病に倒れたライバルの横綱玉の海の巡業先にかけつけ、自分の雲竜型でなく玉の海の不知火型で土俵入りをやってのけたエピソードがある。「男の中の男」とたたえる。

やがて玉の海、死去。北の富士は人目かまわず泣いたという。横綱としての器量あらばこそ、不祥事さえ時に、「痛快」で収まり得る。

残念だが、朝青龍にそれがあったとは言えない。今回の騒ぎでも、むくれずにせめて自分の口でファンや相撲協会にひと言、釈明なりしていれば、ここまでもめてはいまい。